入部免除の拡大ではなく全校任意入部化を,大東地域統合中学校は特に…

開会中の一関市議会,8/20の一般質問で、小菅教育長先生が岩渕のりひさ市議の質問に対して「部活動に入部していない生徒が(市内で)40人いる」と答弁していた。入部していない生徒が40人もいるとだけ答弁しておけば当市の部活動が強制ではなくなったと思ってもらえるかもしれないと期待した答弁なのだろうが,昨年度までに関中と花中が学校外のスポーツ団体に所属している生徒を部活免除していて(ちなみに関中では数名程度だった…),市全体で今年度40人にまで増えているということは両校で入部免除された生徒が激増したか2校の他にも入部免除を始めた中学が複数有るかだと思われる。おそらく,入部の強制をやめた中学は一校も無いだろうし,部活免除にしても全校が取り入れたわけではなかろう。

ここまでお読みになって,どう思われただろうか,一関市民の皆さん,特に大東地域統合中学校推進委員会に関わっておられる皆さん…

中学生になったら部活でスボーツしねぇぱねぇべっちゃ?俺だぢもそうだったぺっちゃ?部活さ入るど父母会練習だのスポーツ少年団だのって言われで毎晩8時9時までやってだぺっちゃ?土日も弁当持ってこさせられで朝がら夕方までやらせらったべっちゃ?なんだがガイドラインだがっつのが始まってナンダガクラブだがって名前にさせらってんけんどもひっくるめで部活だべ?なんで免除なんてすんのや?わらすども少なくなって部も減らされっべし連合チーム組まされっぺしだ,今まで通り全員部活やらせろ,他のことをやってても練習も練習試合も大会も部活優先にすろっちゃ!…こう思われている人も多かろうと思う。

部活を免除されてクラブ団体の活動に専念できている中学生が増えてきたのだが,一部の中学校がこういう免除制度を始めているとはいえ一関市の中学校全16校が「全員強制入部」であり続けていることそのものは変わらないでいる。果たして何世代にも渡って我々が経験してきている全員強制入部というものは許されるものなのだろうか?都会ならともかく田舎では全員にやらせねぇば部活はなりだたねえんだがら良いンだべっちゃ!と言われてしまいそうだが…

各中学校で「部活動の在り方に関する方針」とか「学校の部活動に関する活動方針」とかで父母会やらスポ少やらを含めて平日は週四日、一日2時間、土曜日は3時間、日曜日は必ず休みにすると説明されてて、父母会でもスポ少でもないナンダガクラブをでっち上げて昔と変わり無く無休日長時間練習&練習試合をしている部か大半だろう。有る中学校では全ての運動部に外部コーチがいる一方で父母会やスポ少が無くなっている運動部が多くナンダガクラブて好き放題やっている疑いが…

その部活動の在り方に関する方針には岩手県版が有って、「参加を義務付けたり活動を強制することが無いよう留意しなければならない」と「学校外のスポーツ文化活動に取り組む生徒に配慮する取組の推進」が謳われている。前者は「入部を強制するな」であり後者は「スポーツでも文化活動でも学校外の活動を優先させろ」である。一関市では一関市教育委員会の小菅教育長先生が頑なに割愛させ続けている。昨年時点でも県内33市町村中22市町村では県方針同様の市町村方針になっていたし、残りの11市町村でも県方針に追随する検討が進んでいたようなので今年度に至っては一関市が取り残されているような状況に陥っている可能性が高い。ちなみに高校は県内全ての公立高校で昨年度中に強制入部が取りやめられている。岩手県ではさらに中学生のスポーツ文化活動に関する有識者会議を立ち上げられて今年5月にまとめた提言で今年度内に全ての中学校が生徒に入部を強制しなくなるように求めている。小菅教育長はこの提言も無視し続けるとともに大東地域統合推進委員会に隠し通そうとしているだろうからリンクを貼っておく。ぜひともご覧いただきたい。

いわての中学生のスポーツ・ 文化活動のこれから

そもそも、岩手県が「参加を義務付けたり活動を強制しないように…」という部活動の在り方に関する方針を策定しているのかだが、県独自のものでは無い。文化庁が策定した文化部ガイドラインの本文に同様の文言が有り、それに先だってスポーツ庁が公開していた運動部ガイドラインFAQで

Q8 部活動は生徒全員が参加しないといけないのですか。
 中学校、高等学校の学習指導要領の総則においては、部活動は、「生徒の自主的、自発的な参加により行われる」とあるように、同好の生徒の自主的・自発的な参加により行われるものです。 
 
こうした学習指導要領の趣旨を踏まえ、各学校においては、生徒の自主性を尊重し、部活動への参加を強いることがないよう、留意しなければなりません。

ここまで読んでいただいて、入部の強制って学習指導要領違反なんじゃね?ってお分かりいただけたと思う。統合まであと1年半、大原・興田・大東の3校で維持しきった部は統合校に引き継がれるだろうけど、大東にだけ有った総合文化部は昨年時点で極少人数だったので既に消滅しているかもしれないし、吹奏楽部も3校とも少人数なようだったから今年はともかく来年は厳しい気がする、そもそもサッカー部は3校とも無くなってるし、音楽部なんて立ち上がったことすら無いんでしょ、部活が強制されたままではスポーツやりたくない生徒やサッカーやりたい生徒は統合校になっても他学区に「虚偽転居越境通学」されちまうってば!一関市方針はこれまでどおり年度数字を入れ替えるだけの年度更新を続け市としては部活を強制し続けようとするでしょう、小菅教育長先生が。だから、統合中学校は強制入部を撤廃して任意入部制でスタートさせることを推進委員会の決定事項にしましょうよ。大東地域から中学生を減らさないための統合でもあるはずなのですから。

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