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2013年3月29日 (金)

鳥栖市中学生いじめ、やはり学校の対応が・・・死なないで中高生⑬

テレビ報道は先週末だけだったらしく、続報が無い。ネット報道をいろいろ検索してみたところ佐賀新聞が数回UPしていて、暴行・恐喝の内容や発覚後5ヶ月を経て被害生徒の両親が記者会見に打って出た経緯がやっと分かった。各記事を紹介する。括弧内は私のコメントである。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2422546.article.html
『佐賀県鳥栖市立中学1年の男子生徒(13)が日常的に同級生らに脅され金を取られるなどのいじめを受けたとして、生徒の両親が21日、市役所で記者会見し「学校にいじめをなくしたいとの姿勢が見えない。息子が戻れる環境をつくってほしい」と訴えた。父親によると昨年4~10月、男子生徒が同級生ら13人から教室などでカッターの刃を突きつけられたり、エアガンで撃たれたりしけがを負った。脅し取られた金は約70万円に上るという。昨年10月23日に別の生徒が担任教諭に申告し発覚。男子生徒は翌日から現在まで学校を休んでおり、心療内科の治療を受けている。両親が鳥栖署に相談している。市教育委員会は取材に、いじめを認めた上で「重大な事案と認識しており、約半年間いじめに気付けず反省している」と話している。学校側は21日夜、保護者に経緯や対応を説明する。』

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2422909.article.html
『鳥栖市内の中学校で、1年生の男子生徒(13)が、昨年4月から半年以上にわたっていじめを受け、十数人の同級生からカッターナイフで脅されたり、エアガンで撃たれたりした上、ゲーム代などとして総額約70万円を脅し取られていたことが、分かった。男子生徒は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、10月末から学校を休んでいる。鳥栖署は暴行、恐喝容疑で捜査している。いじめの実態は21日午前、両親が鳥栖市で記者会見して明らかにした。 両親や学校、鳥栖市教委によると、昨年4月の入学後から10月下旬まで、13~14人の男子生徒が、校内や通学途中で、日常的に殴る蹴るの暴行を加えた。さらに、現金も要求。被害生徒は自宅から現金を持ち出し、1回につき2000円~7万円を渡した。受け取った金は分配し、最も多い生徒で総額約20万円を取っていたという。 このほかにも、校内でカッターナイフの刃を手首に当てられたり、プロレス技をかけられたりした。校外でも、自転車で追い回してエアガンで撃たれることも度々あり、夜遅くまで連れ回されることもあったという。昨年10月23日、同級生から担任教諭に相談があり発覚。学校からの連絡でいじめを知った保護者は翌24日、鳥栖署に被害届を出した。同署は暴行や恐喝の疑いで、関係者から事情を聴いている。 学校は、関与した男子生徒に順次聞き取り調査し、13人が認めたため、被害者宅を訪れ謝罪させた。脅し取った金はゲームセンターで遊ぶ金に使ったと話しているという。 被害を受けた生徒は、10月24日から学校を休んでいる。いじめを思いだすと、呼吸が乱れるなどの症状があり、11月上旬にPTSDと診断された。現在は、母親の実家から塾に通っている。会見で両親は「発覚当初、学校は親身な対応で信じていた。しかし、時間がたつにつれ配慮がないと感じた。息子が命を絶っていたらどうなっていたか考えてほしい」と訴えた。 学校は21日夜、保護者説明会を開き、いじめの概要やこれまでの経緯、今後の対応などを説明した。』
(ことを荒立てると被害生徒の登校再開に悪影響が出るだろうからと他の在校生や保護者に分からないようにしていたらしいが、加害生徒への対処が足りないと感じ、この時期に記者会見に打って出たということだろう。)

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2422931.article.html
『鳥栖市内で中学1年の男子生徒(13)が、複数の同級生から恐喝や暴行を受けていたことが21日、発覚した。鳥栖市で記者会見した被害生徒の両親は、息子が命の危険すら感じていた凄惨(せいさん)な“いじめ”の実態を訴えた。「息子が同級生からいじめを受けていたことを報告させていただきます」。父親はいじめの実態をまとめたメモに目を落としながら、神妙な面持ちで話し始めた。 いじめのきっかけは昨年4月、同じクラスの男子生徒がエアガンで女子生徒を撃っていたのを、被害生徒が注意したことだった。標的が代わり、3人から暴行を受けた。そして「ほかの生徒からお前を守ってやる代わりにお金をよこせ」とする取り決めを一方的に言い渡された。「平和条約」-3人は取り決めを、そう呼んだ。だが、この取り決めは3人以外にも広がる。クラスの半数以上の男子生徒らが被害生徒に暴行したり、授業中にも現金を要求したりするなどエスカレート。帰宅後も、男子生徒らは入れ代わり立ち代わり被害生徒宅を訪れては「例のブツは」と現金などを脅し取った。総額は約70万円。母親は「額の大きさと子どもたちの年齢が結びつかなくて…」と言葉を詰まらせた。 暴行も悪質だった。加害生徒は、自転車で被害生徒を逃げさせて「ウサギ狩り」と称して追いかけてエアガンで撃ったり、殺虫剤を顔に吹きかけたりした。カッターナイフを手首に突きつけ「逃げられると思うなよ」と脅したり、家族への危害をほのめかすような言葉もあったという。学校にも両親にも、助けを求めることはなく、通学を続けていた被害生徒。「学校に行かなければ、もっとひどいことをされる」「長男の自分が、家族を守らないといけない」。エアガンで撃たれた跡や暴行でできたあざを隠すため、夏も長袖を着た。 いじめが発覚した昨年10月23日も暴行を受けた。「親に連絡しないように先生に頼め。後でどうなるか分からんぞ」と脅された。被害生徒は帰宅後、事情を尋ねる親に「言えることと言えないことがある」と口をつぐんだ。発覚まで毎日のように続いていた恐喝や暴行。被害生徒は「クリスマスまでに殺されると思った」と親に明かした。そして「死のうと思った。死んだ金(保険金)で、お母さんや妹からとった金を返そうと思った」とも漏らしたという。 その後の診察で、被害生徒は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。「ドクターストップで息子は学校に通うこともできなくなった。まだ、いじめの全容を聞くことすらできていないんです」。約2時間続いた記者会見で、両親は悔しさをにじませた。 』
(自宅まで金を奪いに来るなんて大津と同じだ。学校や親にばれたらもっとひどい目に遭うから誰にも言えない、耐えきれなくなったら黙って死ぬしかない、そんな心境だったのだろう。発覚したのだから安心して学校に行けそうなものであるが発覚したことがきっかけで学校に行けなくなっている側面もある。加害生徒たちがどんな指導をされるとしても被害生徒の彼に報復するに決まっている。)

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2423541.article.html
『「被害に遭った生徒、家族の苦しみを思うと、本当に大変なこと、あってはならないことが起こってしまった」。中学1年の男子生徒(13)が十数人の同級生から恐喝や暴行を受けていた、鳥栖市の中学校で22日にあった修了式。校長は400人を超える1、2年生に、約7カ月も続いていた凄惨ないじめの内容を伝えた。前日夜、保護者説明会の後に開かれた記者会見。鳥栖市の天野昌明教育長は「いじめではなく犯罪行為に等しい」とし、「早期発見、早期解決、いかにして気づくかが大切だが、長期にわたって確認できなかったのは残念」と苦渋の表情を見せた。 中学校の校長は「10月に生徒の通報で知るまで全く気づけなかった」という。毎月1回の全校生活アンケートや個人面談で、いじめは把握できなかった。発覚後のアンケートでも「いじめを見た」「うわさを聞いた」という内容はなかったという。 21日に記者会見した被害生徒の保護者は、記者団に一冊のアルバムを見せた。学校内のスナップ写真に写る息子は、いつも一人だけ遠くを見ていた。「ガンをつけたといわれて金を要求されるから、人の顔を見られなくなっていた」。母親はそう説明した。加害生徒はクラスの男子15人中9人。クラス外にも5人程度いたとされる。現金の要求は授業中にも及んでいる。「学校は気づいてくれなかったのか」という思いがにじんだ。 7月まで半年近く入院していた被害生徒の母親は、帰宅後に息子の様子に変化を感じ始めた。自宅の防犯カメラに、友達からエアガンで撃たれる息子の姿が映っていた。息子の上着にひそかにボイスレコーダーを縫い込んだ。いじめの言葉が録音された。夫と学校に相談しようとしていたころ、同級生の1人が先生にいじめのことを告げた。 発覚後の学校の対応を疑問視する声は多い。学校は調査などでいじめた子を把握。被害生徒の家に校長や保護者同伴で謝りにいった。反省文を書かせ、部活動を休ませたり奉仕活動をさせたりした。被害生徒は発覚翌日から学校を休んでいたが、保護者の「学校に戻りたがっている。できるだけ知られない形で対応を」という意向を受け、全生徒や保護者に周知する形での対応は取らなかった。 だが、発覚後の調査は不十分だった。加害生徒が被害者宅で謝罪して話すいじめの内容や脅し取った金の額が、被害生徒の保護者が得ていた情報と再三食い違った。「(加害生徒は)ほかの生徒のことを話すので、それをつなぎあわせて被害実態を調べていった」と保護者。学校への不信が募っていった。 校長は「これが全部ですか」と何度も確認し、最後は「これ以上はしていません」とまで書かせて被害者宅に謝罪に行ったという。だが、問い詰められて新たに行為を認めることがあったとも。「本当にがっかりした。こんなことが何度もあった」とする。 天野教育長は修了式の日、いじめを伝える新聞などを手に同校を訪れ、加害生徒13人と約40分、面談した。「自分がどれだけのことをしてきたのか分かり、反省している」「少年が戻ってきたら謝りたい」「勉強を一緒に教えたい」。一様に反省を口にしたという。 ただ、校長は「全員が反省している」と話す一方で「変わったと思う子と、本当に真剣に考えているだろうかと思える子がいるのは事実」とも。 被害生徒は事件発覚から5カ月たった今も、通学できない状況が続いている。』
(アンケートなんて正直に書く奴なんかいない。無記名だとしても連中は「魔女狩り」して報復する。他社報道によると部活休ませたのは2週間だけらしい。そんなんで反省になんかならない!それから教育長、新聞持って学校に来るなんてまるで「私は今まで知らなかった」って言ってるようなもんじゃん!まさか去年の発覚時には学校から報告がなかったなんてことじゃ・・・)

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2425272.article.html
『鳥栖市内の市立中学1年の男子生徒(13)が同級生十数人から長期間いじめられ、恐喝や暴行を受けた問題で、被害に遭った生徒の保護者が26日、市教委に対し、いじめた生徒の出席停止などを求め、文書で申し入れた。申し入れ書によると、昨年10月のいじめ発覚後も、加害生徒数人が被害者宅のそばで何度も遊ぶなど反省している様子もなく、学校の指導効果も見えないとして、出席停止か、児童相談所を通じ更生させるよう訴えている。学校や市教委に対しても、深刻な事態を見逃し、詳しく調べなかったとして、責任の明確化や厳しい処分を求めた。 母親は「ひどいことをしたら相応の措置があるということを分かってもらいたいし、息子が一日でも早く学校へ通える環境を整えてほしい」と話した。市教委は来月5日までに文書で回答する予定。』
(加害生徒が十数人もいたのであれば卒業するまで別クラスにして他生徒と隔離、学校行事も教室待機、部活なんかやめさせる、被害生徒を含めて他の生徒が安心できる学校にするためにはそれぐらいやってほしかったし、別クラスにすれば授業時間の中で反省を促す講話や対話、警察の事情調査ができただろうに。そういえば警察の捜査はどうなっていたんだろう。被害届が取り下げられない限り、粛々と捜査し処置を進めるべきだと思うのだが、時間の経過を考えると学校や加害生徒家庭の対応に任せて様子見していたのではないかと思えてしまう。)

 佐賀新聞さん、どうか最後までこの学校と関係した生徒を追っかけてください。学校名や加害生徒・被害生徒の氏名は知らなくて良いです。ただ、この学校と関係した生徒が立ち直れたかどうかを知りたいんです。ここまで来るとマスコミが注目していることが一番のクスリになるはずです。マスコミが来なくなったら学校も加害生徒の家庭も対応が中途半端で終わります。
 皆さん、どう思われましたか?子供は残酷な生き物です。大人の目が届かないところで(または見えないようにして)とんでもないことを平気でやっているんです。そして正義の行動は必ず報復を受けます。だから誰も声を上げないんです。見て見ぬふりをするんです。だからアンケートで何も上がってこないんです。再三、述べてますが鋭い目で子供たちの行動を見つめ、非違行為には厳しく指導できる「実力集団」を学校に配置すべきです。警官・自衛官・体育教師の OB が適任。 授業中もいつの間にか教室に来て後ろで見てたりとか、休み時間や掃除時間もあちこち巡回して、イタズラ・悪ふざけすら許さない空気を学校に作らないと、安心できません!学級崩壊の防止にもなります。今のままだと教師のなり手もいなくなります。決断願いたい、文科大臣殿。

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