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2013年6月25日 (火)

学校のあり方考・・・あれこれ

 先週末、あらためて学校のあり方を考えさせられる報道や放送を目にした。
ローカルメディア情報ばかりなので縁もゆかりも無い方には地域事情的な部分に共感頂けないことと思うがおつきあいただきたい。

まず気仙沼の学校統廃合。

 来春の統廃合を計画していた小原木中・白山小・落合小で13日から17日にかけて地域懇が開かれ、各日ごとに三陸新報の一面で報じられた。このうち小原木中・白山小は保護者・地域住民の理解を十分には得られていないため統合を1年繰り延べることが市教委から発表されたそうだ。ともに通学路や統合先校が津波浸水地域にあることから抵抗感が強い。白山小の統合先である鹿折小は1階が水没した事実は大きく、防潮堤等の防災対策が整うまでは絶対反対という声も上がっていた。小原木中では唐桑中ではなく距離的にさほど変わらない鹿折中に統合してほしいという意見もあるようだ。落合小は保護者からは概ね理解を得られているので来春統合の方針は変えないというが一般住民からは絶対反対論もあったそうだ。

 3月に募集していたこの統廃合計画に対するパブリックコメントが6/18にweb掲載されていた。http://www.city.kesennuma.lg.jp/www/contents/1297053467671/files/seibigoikenn1.pdf
3ヶ月も何やってたの~の気分だが、年度末に教員異動がらみで事務局スタッフも変わったし、教育委員長も先月に変わったばかり(この新任委員長は校長OBで言わばプロ、実質は教育長2人体制)でとりまとめよりも理論武装に時間がかかったのかな。
 地域の核だからとか過疎化に拍車がかかるからとかでの反対はもちろんあったが、地域懇と同様に統合先の学校や通学路が3.11津波浸水地であることからその対策完了までは反対だという意見も目立った。市教委の回答は「過小規模校は解消せざる得ないのでご理解を」を繰り返していたが、私の「街場の学校から手をつけろ」という意見に対しては「過去の経緯を踏まえた結論だ」としてつっぱねている。 寄せられた意見は統合されそうな学校の学区住民がほとんど。やっぱり自分とこの学校が当面残る地域の人たちからの意見は無かったようだ。被災していてそれどころではないんだろうなぁ。

 いずれにせよ、実質的には落合小を26年春に、小原木中・白山小を27年春に統合廃止することと27年度に統合計画自体を再検討することが議会に提案され、淡々と了承されるのだろうけど、賢明な市議会議員の皆さんには将来の子供たちのことまで考え、市教委の提案を了承するにしても、さらに踏み込んだ統廃合が必要なことや近接する街場の学校だけが残っていくことへの懸念などを、声を大きくしてご発言いただきたいところである。そして老朽化した図書館や気小プール・気小体育館も、27年度の統廃合計画再検討までリプレイスが実施されないようにプレッシャーをかけてほしい。

さて、話題は代わって、一関の中総体、ケーブルテレビなどの報道でこちらでも少子化が顕著だなぁとあらためて感じさせられた。一関市内の全中学校にある部活は「野球」だけ、他の種目は学校によって有ったり無かったりのようだ。

 中学の部活って、どんなものがあって当前なのだろう。野球・サッカー・ソフト・男女バレー・男女バスケ・男女テニス・男女パドミントンぐらいは有るのが「普通」であってほしいのだが、当地では難しいようだ。それでいて全生徒に参加を強いている。文化部も含めて多様な選択肢が有るならまだしも。(部活全入の是否についてはあらためて論じますが私は反対論者です)文化部だとブラスバンドとコーラスはあるものだと思いたいが、どちらも無くて運動が苦手な子の受け皿として学校のホームページ作りをさせられてるッぽい(違ったらゴメンナサイ)「総合文化部」しかない学校が増えている様子だ。これが地方の現実である。
 中学の授業は「教科担任制」である。最低でも9学級ないと全教科の先生はそろわない。そのことにこそ危惧を感じる。部活の問題はオマケではあるが、良くも悪くも格好のバロメーターでもある。部活全入を強いたり推奨したりということであれば、なおさら多種目の活動が維持できるようにすべきだと思う。そしてそのためには、ある程度以上の生徒数は必要になるはずだ。一学年2学級以下の学校では無理だろう。一関市の学校統廃合は小学校が先行してきてほぼ完了したと言われていて、そろそろ中学校の統廃合の検討に入る模様だ。
 21世紀枠ではあるが県立の一関一高が甲子園に行っている、小学校・中学校のソフトボールでは全国大会の常連校が複数ある、旧大東町はバレーが町技と呼ばれたほど盛んだ、桜町中のコーラスも全国大会常連、ブラスも譜文館までの話は聞かないが東北大会まではコマを進める中学・高校も複数あり、旧藤沢町はマーチングのメッカだ。部活で好成績を残すことが中学時代の全てである必要はないが、どこで生まれ育ったとしても大きな学校の学区になっていて、やりがいのある部活動が選択できるようでなければ「もったいない」と私は思う。ちなみに私の現住所は萩荘小・萩荘中の小中一貫学区で一学年2クラ。しかも、毎年、数名単位で県立一関一高付属中へ行ってしまう。教科の先生はそろっていないだろうし、部活の種目も限られている。我が子は小4、できることなら学区の再編を急いでほしいところだ。
 ちなみに付属中が中総体の優勝を全種目かっさらているわけではないが、各種目とも「強豪」ではあるようだ。ブラスもコーラスも聞き応えのある演奏をしている。行ける子がうらやましく思えてきますなぁ・・・。

 同じことは気仙沼市でも言える。一学年3学級化を目指していたはずの統廃合計画なのに、近年の出生児童数を当てはめると近々に一学年1~2学級になる学校ばっかりだし、平成52年の人口推計を勘案すれば中学校は3校程度に集約すべきだと思う。

 一関・気仙沼両市の行政・教育関係者と議会議員の皆さん、是非とも、大胆な統廃合を考えてください。 お願いします。

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