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2014年1月31日 (金)

何かがおかしい山田線地元譲渡計画2

岩手の地元紙でも報道されました。文中にも困惑・反発の文字が。何かがおかしいんです、絶対。

JRが山田線無償譲渡 宮古-釜石、三鉄へ移管検討(2014/01/31 岩手日報)

  東日本大震災で被災し休止中のJR山田線一部区間(宮古―釜石間、55・4キロ)について、JR東日本は鉄道施設を復旧させて沿線4市町に無償譲渡し、第三セクター・三陸鉄道(本社宮古市)への運行事業移管を検討していることが30日、分かった。山田線は利用者の減少が続く赤字路線で、復旧後10年程度の赤字補填(ほてん)についても検討。三セク経営方式による鉄路復旧案が浮上し、一貫して鉄路での復旧を求めてきた地元からは困惑や反発も出ている。
  関係者によると、JRは鉄路や駅舎を復旧した上で宮古市、山田町、大槌町、釜石市に無償譲渡し、三陸鉄道への運行事業移管を検討。自治体が鉄道施設を保有し、三セクなど民間が運行する「上下分離方式」を採用した三陸鉄道と同じ経営形態となる。
  ただ、山田線はJR東日本の在来線67路線中、1日1キロ当たりの利用者数(2010年度)が377人と少ない方から3番目の赤字路線。同社は運行事業移管後も10年程度、赤字を穴埋めすることも検討し31日に盛岡市で開かれる復興調整会議で提案する見通しだ。
  4月に全線再開する三陸鉄道南北リアス線に挟まれた山田線。復旧・無償譲渡、三セク化が具現化すれば鉄路が1本につながるが、県や沿線市町村の保線費用負担増加が見込まれ、協議の曲折も予想される。

 30年前の久慈線・宮古線・盛線は延伸工事がほぼ終わっていた状態だったので、旧国鉄が完成させてくれた上で地元に譲渡したのが三陸鉄道だった。壊滅状態で全線新設並みの工事をする山田海線とは状況が違う。ただし、この機会に廃線したいJR東と地元負担なしで鉄路復旧をして欲しい地元自治体との利害(というより「思惑」というべきかな)が一致するスキームではある。地元からすれば「JR東が線路を引き直してくれる」というメリットだけはある。住民の期待もある。結局、県と地元自治体は受け入れることだろうけれど、やっぱり「何かがおかしい」と思うのはアタイだけ?

  気が早い話だが、これは大船渡海線の鉄路復旧問題にも波及するだろう。大船渡海線で壊滅状態なのは気仙沼~盛間の約半分、陸前矢作~盛間なのだ。気仙沼~陸前矢作間は鹿折唐桑駅周辺こそ津波で冠水はしたが路床・線路とも残っている。劣化した付帯設備の整備だけで列車が走れるのだ。鉄路復旧への期待は山田線よりも大きいかもしれない。この山田海線スキームを地元が受け入れれば、次は大船渡海線を同様のスキームで経営分離しようとしてくる。両手を挙げて賛成する気にはなれないんだけどさ、アタイは。
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JRは、常磐線復旧に力入れてるからね

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