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2014年1月16日 (木)

小中学校統廃合 一関の場合

 一関市でも小中学校統廃合が順次進められているのだが、もうちょっと馬力を上げて進めないといけない状況に見える。今年度の定例市議会での教育長答弁にこういうくだりがある。
「平成19年度の調整審議会の答申を受けて、現在、教育委員会が再編計画を進めているわけでありますが、その中でご提言いただいたのは複式学級の解消とともに各地域単位でまず再編を進めるようにということでございます。各地域単位といいますのは旧市町村単位でございます。それで、平成19年度のこの各地域単位の統合が完結した時点で、その以降についてはあるいは旧町村を飛び越える再編の必要性が出てくる可能性もあるわけでありますが、それは、この後の推移を待ちたいとそのように思ってございます。」
 計画なり検討されているのは平成の大合併での旧町村単位だけであるし、せめて複式学級は解消しようということにとどまっている模様だ。「複式学級になるぐらい児童生徒が少なくなっているのならしょうがねえなぁ。」「旧町村単位ならまあいいがァ」と市民からまあまあ諦めてもらえる範疇に過ぎない。そんなもんで良いわけがない。同じ日に教育長は次のような答弁もしている。
「平成24年度の出生数、平成24年度に出生した子供さんは平成31年に入学するわけでありますが、773人でございます。それで、現在の小学校1年生は1,002人でございますので、現在の小学校1年生よりも6年後の小学校1年生は229人減少すると、そういう数値でございます。」
 よく言われる学校の適正規模は小学校で学年2クラ、中学校は学年3クラである。229人は6学級相当。適正規模の小学校で3校、適正規模の中学校が2校、不要になるほどの数字なのである。学校統廃合には検討だけでなく、市民への説明に時間がかかるものだ。年間出生数という結果が出ている彼らに合わせた適正規模にするための統廃合の準備をしておくべきではないのだろうか。
 市民説明やその準備に入っているのは旧大東町の中学1校化、旧千厩町と旧室根村の各々小学校1校化、本寺中→厳美中、舞川中→桜町中だという。大東・千厩・室根のベクトルはまあしょうがねえべなぁなのだが、本寺中→厳美中、舞川中→桜町中には思うところがある。1クラ学年校の厳美に複式校の本寺を統合しても1クラ学年校のままだ。学区の広い舞川を単純に桜町に吸収するのは無理がある、一関東中や萩荘中も既に学年1~2クラになっていて今のまま存続させるのは厳しいだろう。ほっといても適正規模でいられそうな中学校は近々誕生する磐井中と一関中・桜町中だけだろう。あまりにもほっとけなくなった学校は順次統合されていって最終的にこの3校に集約するというのが神様のシナリオ(自然に任せるとそうなるということです)だろうし、街場の住人からは文句は出ないだろう。だけど、全市的には大問題になってしまうことと思う。
 磐井中は今時にしては珍しいマンモス校になるが学区も広い。しかもいびつだ。中里エリアでも桜町の方が近い生徒もいそうである。そういう生徒には桜町への通学を認めていただけるであろうが、より問題にして欲しいのは磐井中学区に隣接して厳美・萩荘という適正規模を割り込んでいる中学があることである(舞川もだけど)。ちなみに一関ってコーラスやブラスの盛んなところだというイメージがおありだろうが、それは山中・桜中・関中と付属のことであって萩中にはコーラスもブラスも無い。部活のこととか教科の先生が揃ってないとか一関市の中学校は言いだしたらキリがないはず。ちなみに萩小・萩中学区から南小・関小、山小・山中へ越境通学している児童生徒は少なくない。表向きは通学距離が近くなるからという理由からだろうが、学校規模による負の側面を回避している向きもあるだろうと思う。赤萩小への越境通学者もいるかもしれない。
 本寺中の厳美中統合の際に萩荘中との統合にも踏み込み、さらに磐井中のうち赤萩小学区を移管してバランスをとったら良いのではないか。勝手なネーミングだが仮称一関西中構想である。校地・校舎は赤荻地区と厳美地区の境界付近に新築されれば文句が出ないだろうが、どうすべきか。手狭だろうけど赤萩小校舎という手もあろうかと思われる。
 じゃあ赤萩小はどうなるの?萩荘小への統合すれば良いじゃん!なのである。この両校、直線距離では2キロ弱と近接している。川と橋の関係で3.5キロの道のりになってしまうが、磐井川に橋をもう一本作れば直線的に移動できるはずだ。両校の学区境になっている磐井川は二高清水校舎付近で大きく南に蛇行している。その南端にでも歩行者用・自転車用のいわば通学橋があればさらに南にちょっと行けば萩荘小なのだ。校舎もできてまだ10年だ。両校ともに2クラ学年校。ちなみに現在の萩小一年生は58人なので必ずしもそうではないとしても31年度の新入生は50人を割り込みかねない。今でこそ35人学級だから学年2クラだが、2世代前なら50人学級だったので1クラ学年規模だ。萩小校舎は3クラ学年にあわせた作りになっている。橋さえ作れば抵抗は少ないだろうと思う。赤荻小校舎・校庭の手狭さは部活動と運動会だけの問題のはず。二高清水校舎や清明支援学校の校庭を使わせてもらうとか、部活を二高生と合同でやるとかで解決するだけでなく副産物も出てきそうなものだ。現萩中・現厳中のグランドに野球・サッカーを振り分けるという手もある。こうでもしないと近い将来、厳中も本中ごと磐中に編入され、萩中は旧清明支援学校(体育館だけは耐震工事してあるのでそのまま使えるらしい)に関中が移転してきて編入されてしまう。スクールバスは出すんだろうけど須川の麓から4号線バイパス沿いの南北に近い2校に通わせるのは理不尽だ。萩荘のバイパス周辺在住で山小・山中に越境している子は少なくない。チャリで10分かそんなもんだ。萩中も関中も南側にも学区が広がっている。学区の北境である磐井川の近くに学校を持ってくるのも理不尽極まりない。旧清明支援学校の体育館を地元住民に開放せよといういろいろ動きはあって行政もリードしている側面は見えるのだが、それはポーズだけで統合中にしてしまおうという魂胆があるような気もする。
 さて舞中。一関の街場の生徒が歩いて通う桜町中に単純編入は無理だと思う。現舞中エリアでも東山、川崎、磐中への通学を認めるというよりも積極的に学区を分割することも必要だろう。そういえば真滝の東中って桜町に近いけど弥栄中を統合した時に新築したばかりの校舎、近々に川崎中を編入する魂胆もあるような気がする。
 個人的な思いつきをいろいろ述べてきましたが、市教委や市議さんたちは何か頭の体操ぐらいはやっているんでしょうかねぇ、やってなかったりして・・・。 (2014/2/6・2/10 一部改訂しました)

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