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2014年1月21日 (火)

アンケートではいじめも自殺も止められない

 山形県天童市で中1の女生徒が新幹線に飛び込んで自殺した原因はやはり「いじめ」のようだ。

 女子生徒は昨年9月に友達関係で強い不安を訴え、担任と面談していた。不安を訴えたのは学校が月1回実施する調査。友達、勉強、生活、部活動など6項目について、不安度を1~5の5段階で自己評価する。女子生徒は友達の項目に、不安度が高く面談が必要と判断される4を付けた。担任に対し女子生徒は「自分で解決します」と話したという。
 女子生徒をめぐっては、1学期に母親から担任に「ひとりぼっちになっていないか」などと相談があったことが明らかになっている。この際には担任が本人や友人、教師らに話を聞いたが、問題ないと判断し、母親も納得したという。(2014年01月18日土曜日 河北新報)

 全校生徒532人を対象にしたアンケートに対し、13人が直接いじめを見聞きしたと記入、100人以上がいじめに関して回答したことも報告した。アンケート結果を受けた教職員約40人への調査では「女子生徒について心配な様子があった」と複数の回答があったものの、いじめについての記載はなかったという。(2014年01月21日火曜日 河北新報)

 いじめの解決に親や教師が介入すれば、「チクった」としてイジメはエスカレートする。それを避けるために「自分で解決します」と言ったに違いない。学校が月に一回実施する調査というのも「いじめ」の未然防止や早期発見を目的にはしているものだと思うが、「チクればどうなるか」わからない生徒はいない。誰も積極的には本当のことを書かないものなのだ。そんなこと、「荒れた中学時代」を身を持って体験したアラフォー・アラフィフの親も教員もわかってんだろうが。

 改めて思う。親や教員とは違う目線で、生徒と関わりつつ鋭い感覚で「監視」し必要な時には一喝の声を上げ身を持って制止できる実力集団が学校に必要だ。いじめとそれによる自殺にこんなにも関心が高くなっているのに、いじめは無くならず、自殺する生徒も絶えない。教育委員会の姿勢が云々言われているが、魔女狩り裁判はもういい。そんなことよりも、今の学校組織や先生方の努力ではどうにもならなくなっていることに目を向けて、必要な人員をすべての学校に配置すべきだ。いじめが顕在化するとカウンセラーの配置もよく言われるが、イジメで追い詰められている子が教員であれカウンセラーであれ学校にいる人に相談するわけがない。大人が見つけてあげなければいじめは終わらないのだ。カウンセラーよりも「現場を察知して抑えることができる人たち」を学校に配置しないといじめで苦しみ今にも自分に最後の引き金をひこうとしている子供たちは救えない。

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