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2014年4月30日 (水)

まだ着工してなかったの?古町災害公営。やっぱ浜見山にも作っペシ!

 正直まだ着工してなかったの?である。かさ上げ区画整理をせずに着工できるからである。いろんな意味で仮設住まいは限界を超えている。浜見山の気小・気中の存続を諦め、気小校庭・気中校庭・気仙沼公園に災害公営住宅を建設してはどうなのだろう。今年度末で両校を閉校すれば気小校庭には来年春に着工できるはず。気小プールは完工したのかもしれないが、閉校後は市営プール化して一般開放すればいいだけである。高層ビルに住みたい人は少ないだろう。欲をいえば3階建てぐらいに抑えて欲しいがせめて5階建てに抑えて欲しい。浜見山も古町も工期短縮ができるのではないか。

入居最大で1年遅れ 気仙沼駅前災害公営住宅 (4/30付三陸新報)
写真 気仙沼駅前公営住宅の建設予定地
 27年度内の完成・入居を目指していた気仙沼駅前地区災害公営住宅の入居時期が、最大で1年以上遅れることが分かった。事業所などの移転先決定に時間を要したためで、菅原茂市長は28日「入居予定者に心よりおわび申し上げたい」と陳謝した。
 気仙沼駅前地区災害公営住宅は、28年3月までに約200戸を整備する計画だった。事業所の移転用地が決まったことを受けて、UR都市機構が市の建設要請を受託。今後は先工区と後工区の2回に分けて整備を進める。先工区の完成は12階建て64戸で28年10月ごろ、後工区は13階建て131戸で29年5月ごろを予定している。
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2014年4月25日 (金)

学校プールのリプレイスよりも災害公営住宅ではないのか気仙沼

 気仙沼市は学校プールのリプレイスが続くようだ。気仙沼小のプールがまもなく竣工し今年の授業や市内小学校水泳大会で使われるそうだが、今度は新城小に取り掛かるらしい。新城小は昭和57年に現地に移転新築したのだがプールは旧校地のものをそのまま使っていたということで40年近く不便だったということは認識している。震災前から課題だったであろうことは容易に想像できる。落合小学校吸収統合の際、住民説明会でもこのプールの不便さを指摘されてもいた。でも学校施設のリプレイスって災害公営住宅の建設をさしおいて優先されることなのだろうか。

 新城小学校の学区には気仙沼市で最大規模の五右衛門が原運動場仮設住宅団地等があり、また、集団移転宅地の整備を待たずに自力で土地を購入し自宅を再建する等して浸水エリアから転入してきた世帯も多い。そういう方々が行事などで学校を訪れ、記事で触れていた伐採作業やプール本体の建設工事を目にすることも多いだろう。神経を逆なでするようではないか。

 予算の出処も違い、行政の部署も違うのではあるが、予算になる前のお金の出処は「復興増税」までして捻出した復興予算なのではないか。それぞれ紐付き予算なので被災地の子供たちの学習環境を整えることの必要性は認めたい。が、.学校そのものが多少不便であることより、子供たちの生活環境の改善が遅々として進んでいないことの方が優先課題なのではないか。百歩譲ってカネの問題はいい。住まいの再建や産業再生のための工事が建設業界の人手不足や資材不足もあって遅れているのだ。不急の工事は復興の足かせになるのだ。

 気中校庭や気仙沼公園の仮設住民がどんな思いで同じ浜見山の気小プールの工事を見ていたんだろう。これが災害公営住宅の工事だったらと苦々しかったに違いない。気小プールは新しくなった、新城小も新しくなる、九条小も立派なプールがある、この近接する3校とも次世代まで存続させられるとはとても思えない。気仙沼市の学校統廃合計画はこれから何度か見直される予定になっている。プールを作り直したのに閉校なんてことになったら「あの工事はなんだったの」ということになってしまう。新城小の子供たちには不便をかけるが、待って欲しい。子供たちだってプールが新しくなるよりも仮設を出て自分の部屋がある家になることを待ち望んでいるのではないだろうか?

思い出、心に刻んで 新城小学校で伐採予定のサクラ満開 (4/24付三陸新報)
写真 見納めとなる新城小学校のサクラ

 気仙沼市立新城小学校(熊谷聖校長)で校庭のサクラが満開だ。校庭東側にプールが建設されるため、今秋から半数以上が伐採される予定で、子供たちは名残おしそうに眺め、思い出を心に刻んでいる。
 同校のサクラは、現在地への校舎新築移転を記念して昭和57年ごろに植えられたソメイヨシノ。校庭を囲むように10本以上が植えられ、長年子供たちを見守ってきた。
 サクラは先週から少しずつ開花。満開となった23日には、児童が授業の合間に花を観賞し、美しい姿を目に焼き付けた。青木文乃さん(1年)らは「サクラがなくなってしまうのは残念。このきれいな花をいつまでも忘れない」と話した。

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2014年4月18日 (金)

鹿折小児童数激減?学校再編も急務だ!

 あの新しく津波に耐え子供たちを守った校舎に200人しかいなくなっている。震災前、全学年2学級だった鹿折小。これでは教室が半分空いている。いつかは鹿折に戻りたいと思いながらも学区外の仮設住宅で我が子の学齢期を迎え、不本意ながら仮設から最寄りの学校へ入学させた家庭も多かろうが、そればかりではないだろう。子育て世代が鹿折を気仙沼を離れていることの表れなのではないだろうか。
 白山小を近々に統合する予定になってはいるがそれだけでは一時的には各学年2学級になるかもしれないが1学級20人そこそこであっという間に全学年1学級に戻ってしまうことと思う。震災を挟んで検討された気仙沼市の小中学校再編計画では鹿折小の学区はこれ以上増えないことになっている。この再編計画は27年度に見直し再検討される予定である。この鹿折小の児童数がここまで減少してしまっているのだから統合なり被統合なりの対象として検討されるべきだと私は考える。
 この校舎は震災の直前に竣工したばかりでもあり、学校として使用しなくなるのは税金の無駄遣い以外の何者でもない。学区を拡大してより多くの子供たちに通ってもらうしかないだろう。ではその望ましいマッチングは・・・。
 八日町の市役所から見た「街場目線」では旧唐桑町内の3小学校を吸収しようということになるだろうが唐桑小校舎もまたできてまだ5年でもあり、また、旧市町境を超えた統廃合には抵抗が強かろうと思う。もっと近いところにも小学校があっぺよ!合理的なのは気仙沼小学校の閉校・学区分割し、鹿折・新城・九条・松岩に吸収なのではないだろうか。八日町は悩ましいけど太田・入沢・魚町・南町は鹿折、館山・古町・新町・福見町・三日町・化粧坂は新城といったところだろうか。でも新城・九条も九条・松岩も学校間距離が近いということでバランスが・・・ということで閉校が決まっている条南中校舎で小学校を新設、気小・九条・松小の閉校・学区再編、新設小・鹿折・新城・面瀬の4校に吸収と刹ブログで何度も提唱してきたところを再度押したい。旧南小学区・松岩学区の北半分・九条学区の南半分が新設小学区になり、九条の北半分は新城へ、松岩の南半分は面瀬へ再編すればバランスが取れ、この4校は2世代程度適正規模が維持できるのではないだろうか。
 とにかく、図書館の建て替えなんかより学校再編の方が急務で、図書館の蔵書は空き校舎に持ってけである。もちろん図書館建て替えの労力は官民とも災害公営住宅に振り向けるべきであることは言うまでもない。

上級生が温かく歓迎 1年生を迎える会盛ん (4/18付三陸新報)
写真 6年生に手を引かれて入場する新入生
 気仙沼・本吉地方の小学校で、1年生を迎える会が盛んに開かれている。期待と不安を胸に入学した新1年生を上級生が温かく迎え、楽しいレクリエーションなどを通して楽しませている。
 17日にあった気仙沼市立鹿折小学校(藤村俊美校長、217人)では、新入生32人が6年生に手を引かれながら体育館に入場。上級生が大きな手拍子で迎えた。
 小野寺花純さん(1年)は「お兄さん、お姉さんの大縄跳びやこま回しなどがすごかった。上級生を手本に勉強も運動も頑張りたい」と目を輝かせた。

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2014年4月10日 (木)

小学校統合のお手本になるか?統合前沢小700人規模でスタート!

 私の住む一関市の北隣、奥州市で大規模な小学校統合が実行された。児童数700人ということで学年あたり3~4クラス。加速度を増して進んでいる少子化を考え合わせればベターな規模だと思う。統合後の学校は可能であればこれぐらいの規模であってほしい。これでもあっという間に2クラ学年ばっかりになるのだから。
 小学校を集落ごとに存続させておくことはこれからますます厳しくなる。当面、平成の大合併前の旧町村単位での統廃合が多くの市町村で進んでいくものと思われるが、街場の学区を分区して2~3校に再編するか街場の一校に集約するかしか選択肢はないのだろう。
 一関市でも旧千厩町と旧花泉町が街場の一校に集約する方向で検討し始められている。中学校はともかく小学校が旧町でひとつというのは子供たちの通学エリアとしては広すぎる感はあるが、ここまで児童数が減ってきていてそのペースがこれからも加速度を増してくることだし、街場の比較上大きい(児動が多くいる)学校を核にしないと適正規模の学校への再編にならないので仕方ないところだと思う。
 こういう旧町村単位の小学校再編の落としどころが見えてくると、今度は中学校が気になってくる。中学校はほぼ旧町村各一校状態であるが、自然体で学年3クラでいられるのは一関・磐井・桜町の3校だけだろう。舞川を桜町へ統合する方向で検討されているということだが、磐井中と東山中の校舎が新築工事中であることを考えると①本寺・厳美を磐井へ②萩荘を一関へ③大原・興田・大東を東山へ④室根を千厩へ⑤川崎を一関東へ⑥藤沢を花泉へ というベクトルが見えてきてしまう。反対の声も上がるだろうがやれるものならやってほしい。(小5の我が子には間に合わないけど)専門教科の先生が揃えられず、限られた種目の運動部しか無くなっている中学校ばかりなのだ。今でさえ教育環境や部活事情での越境通学生が潜在(こういう理由では越境通学は認められないので市当局は「いない」と言っている)しており、今後ますます増えていくに違いない。少子化に輪をかけて小規模校化を進める要因にもなる。
 一関中の校舎はそろそろ耐用年数なので萩荘と統合して旧清明支援学校の校舎を耐震強化して使おうなんていうのが一関市当局の魂胆なのだろうとアタイは睨んでいる。でも、本寺・厳美の磐井統合と萩荘の一関統合はどちらもあまりにも学区が東西に広すぎるので、磐井の赤荻小学区を分離して本寺・厳美・萩荘の統合中(仮称一関西中)を赤荻の西端部に作る(財政事情を考えれば赤荻小を萩荘小に統合して赤荻小校舎を中学校にする)方がベターだというのが以前にも述べた持論である。ご反論があれば、コメントをどうぞ。行政当局や議会関係の方のご意見もお待ちしております。


7校統合で新「前沢小」誕生 奥州、小中一貫へ弾み
 (岩手日報4/9)

 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140409_3

  奥州市前沢区の全7小学校を統合した新「前沢小」(佐藤範久校長、児童714人)の開校式は8日、同区河ノ畑の新校舎で行われた。7校統合は県内過去最多で、学区面積は旧前沢町の全域72・34平方キロメートルに拡大。旧町内の小学校が一つにまとまり、前沢中との小中一貫教育推進に弾みがつきそうだ。一方で、地域と一体となった学校づくりも求められる。
 統合したのは、前沢、白鳥、上野原、白山、古城、母体(もたい)、赤生津(あこうづ)の7校。式典には2~6年生児童と地域住民ら約700人が出席した。小沢昌記市長から前沢の頭文字「M」を7枚の花びらに見立てた深紅の校旗が佐藤校長に授与された。
 佐藤校長は「大規模校ならではのダイナミックな教育活動を展開したい。子どもたちが7色の虹のように輝くため、力を合わせていく」と決意。児童代表の河内勇弥君(6年)が「人数が増えても心を一つにし、新しい学校の歴史と伝統を築いていく」と宣誓した。 旧7校のうち前沢、古城を除く5校は全校児童が約30~70人だったが、統合校は1学年100人以上と規模が膨らむ。旧赤生津小の卒業生で同校PTA副会長だった小野寺秀樹さん(45)は「学年児童だけで赤生津小の全校の倍以上。うまく対応できない子が出ないよう、児童一人一人に目が届く指導をしてほしい」と望む。

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2014年4月 8日 (火)

加害生徒は特定!で更正指導は口頭注意どまりなの天童一中

山形県天童市の中学1年生が山形新幹線に飛び込んで自殺してから3ヶ月たった。地元紙の山形新聞、東北の代表紙河北新報が特集記事を掲載し、地元のNNN系列局山形放送が最新情報を報じた。
 学校では「いじめとみられる行為」をしていた生徒は特定できたということだろう。その行為が「いじめ」かどうかの判断は第3者委員会に委ねるということだが、この加害生徒たちへの更生プロセスが注意指導どまりのまま立ち上がってもいない第3者委員会の調査を待っていていいのだろうか。このまま学校行事にも中総体にも何事もなかったかのようにまるで楽しい中学生活を謳歌するかのように出させていいのだろうか。
 そもそも学校の先生に指導されたぐらいでは「ちょっとオモチャにしていただけ。あんなことで自殺されて犯人呼ばわりされるのは迷惑」ぐらいにしか思ってないだろう。加害生徒やその親たちが墓前に手を合わせ被害生徒の両親に頭を下げたという報道は見聞きしていない、報道されていないだけだったらいいけどさ。いずれにしても今までと同じ人間関係の中では被害生徒の心情はわかるはずがない。今までどおり加害生徒どうしでツルんで過ごしていては、また誰かをターゲットにして「オモチャ」にしてしまう。弱い人間たちはそんな風にしてしか生きていけない。
 この事件に限らず「加害生徒は一人ずつ別々の学校に転校させて『天童一中の加害生徒』のレッテルを貼られるツラい中学生活をおくらせよ」と何度か述べてきた。自分自身が一人ぼっちになってレッテルを貼られ、蔑まれ、罵られないとわからない世界があるのだ。どのみち加害生徒が誰だったのかは広まる。ソフトボールでオリンピックに出させたいがために娘を前科者扱いさせるわけにはいかないとでも思っているかもしれない。やっていた行為は「軽微」で自殺の直接原因ではないという決着を期待しているかもしれない。良識のある親ならば「今までの人間関係をリセットして我が子が更生するため」にも率先して自主転校させるべきだと改めて思う。遅くとも「中総体」の前に。そしてそれが遺族に対する反省なりお詫びの姿勢になると思う。

http://yamagata-np.jp/news/201404/06/kj_2014040600129.php

法は生かされるか~天童・中1死亡と「いじめ防止法」(上) 第三者委設置

2014年04月06日 14:40
死亡した女子生徒が学校でいじめに遭っていたことを記した4冊のノート
死亡した女子生徒が学校でいじめに遭っていたことを記した4冊のノート
 いじめを防ぐため国や自治体、学校の責務を定め、昨年9月に施行された「いじめ防止対策推進法」。いじめの実態を隠蔽(いんぺい)しようとする教育現場の体質改善がその背景にある。学校でのいじめに悩んでいた天童市の中学1年の女子生徒(12)が1月、山形新幹線にはねられて死亡した問題は発生から3カ月を迎える。同法施行後に起きた生徒の死亡といじめとの因果関係の調査は全国初とみられるが、法の趣旨とは裏腹に学校と遺族は信頼関係を築けていない。
 いじめにより生命、心身、財産に重大な被害が生じた疑いがある場合、事実解明に当たる公平、中立な調査組織、いわゆる第三者委員会の設置を同法は規定している。
 この点で市教委の動きは速かった。女子生徒がいじめに遭っていたと記したノートを市教委が確認したのは1月15日。学校は同日放課後に全校生アンケートを実施。16日夜、学校で遺族に示した結果では、100人以上が伝聞を含めいじめの存在に言及、13人が具体的な記述をしていた。動揺する両親に学校は第三者委員会の設置を打診した。「設置の了承は得た」(市教委)と、17日には設置要綱を告示。わずか3日で要綱はまとめられ、設置が決まった。
 しかし、遺族が要綱の内容を知らされたのは告示から数週間後の2月中旬だった。後の市議会で遺族の合意を得ずに策定されたことが明らかになると、市教委は同法(第28条)が速やかな設置を規定していることを根拠にし、「県が示したひな型に従った」と釈明した。
 市教委が遺族に委員会の設置を打診した際、要綱は示さなかったが、4人の委員候補を提案していた。対応の早さに戸惑った遺族は「持ち帰り考えたい」と委員の了承は保留した。委員候補の中には市の法律相談員の弁護士など、遺族にとっては市に近い立場と映る人物もいた。
 2月18日付で市教委から各市議に1枚の報告書が配布された。第三者委員会に関し「委員確定後も(委員名の)公表は当面差し控える」と明記されていた。他県のケースでは委員確定の段階で所属団体、個人名が公表されている。市教委の対応は市民の目で委員会の公平、中立性を担保するという全国の流れに逆行している。
 遺族側は先月28日、要綱に思いが反映されていないことを不服とし、全面的な見直しを市教委にあらためて要望した。
 いじめによっていくつもの命が失われたことを受け、いじめ防止対策推進法は施行された。とりわけ、滋賀県大津市で中2男子が自殺したケースでは教育現場の悪質な隠蔽(いんぺい)が問題となり、保護者の立場、心情を尊重することが基本方針に盛り込まれた。
 「日本の学校はあの時から変わったと実感できるまで行方を見守りたい」。法成立後に大津の中2男子の父親(48)は語った。しかし今、この父親は天童のケースを見てがくぜんとしている。「子どもを失い深く落ち込む遺族が、事実究明や学校との対応でさらに苦悩することがないように法ができた。学校や教育委員会は旧態依然とし、何も変わっていない」。
http://yamagata-np.jp/news/201404/07/kj_2014040700151.php

法は生かされるか~天童・中1死亡と「いじめ防止法」(下) 全校アンケート

2014年04月07日 12:37
女子生徒が山形新幹線にはねられ死亡した事故現場=天童市
女子生徒が山形新幹線にはねられ死亡した事故現場=天童市
 1月15日の放課後、死亡した女子生徒(12)が通っていた中学校で全校生アンケートが行われた。質問は女子生徒に関して▽事実として知っていることがあったら教えてください▽気になることがあったら教えてください―の2項目。いじめについて13人が具体的に記載し、約130人が伝聞として言及した。
 アンケートには「新校舎に来るな」など、心ない言葉を浴びせられていた状況が記されていた。遺族は実施翌日、学校内で回答用紙を閲覧したが、複写や提供は認められなかった。詳細を把握するため再開示を求めた。学校側は「開示はできない」と拒否した。
 非開示の理由について水戸部知之教育長は「(いじめ防止対策推進など)法に従った対応がわれわれの仕事だ」と正当性を強調。その根拠に「適切な情報提供」「個人情報の保護」を挙げた。
 「情報を適切に提供する」(同法第28条2項)。市教委はこの部分を引用し、「多くの伝聞や不確かな情報が含まれたアンケート結果を開示することは『適切』でない」とした。この解釈に遺族側は「不当行為だ」と憤る。
 同法の付帯決議はアンケート結果について「保護者と適切に共有されるよう」と定義する。同法の立案に中心的に関わった小西洋之参院議員は著書「いじめ防止対策推進法の解説と具体策」(WAVE出版)で「『適切に提供する』とは学校側の説明責任が最大限に全うされることを意味する」と指摘している。
 市教委は非開示のもう一つの理由に「個人情報の保護」を挙げた。しかし、文科省が示した同法の基本方針は「情報提供に当たっては、他の生徒のプライバシー保護、関係者の個人情報に十分配慮し、適切に提供する。ただし、いたずらに個人情報保護を盾に説明を怠ってはならない」と明記している。
 さらに、市教委は「アンケートは開示を前提として行っていない」と非開示の理由を補足した。文科省の基本方針には「アンケートについては、いじめられた生徒、その保護者に提供する場合があることを念頭におき、調査に先立ち、その旨を説明するなどの措置が必要であることに留意する」とあり、市教委の主張はこれに則しているとは言い難い。
 アンケート結果は実施後に遺族が一度閲覧しているが、再開示を拒む市教委は「そのこと自体、適切だったかどうか…」と解釈を後退させている。
 高畠町の高畠高で2006年、同校2年の女子生徒=当時(16)=が自殺したのは校内でのいじめが原因として、両親が県に損害賠償を求めた訴訟の判決が先月11日、山形地裁で言い渡された。いじめが自殺の原因とは認定されず請求は棄却されたが、当時、県がアンケートの実施を多角的に検討したとは言えないとし、「調査が尽くされたかは疑問が残る」と指摘した。それでも両親は控訴を断念した。当時の調査は形式的に済まされ、時を経た今では、いじめの立証が困難なためだ。
 滋賀県大津市で中2男子が自殺した問題では、市教委がアンケートに記載された「自殺の練習をさせられていた」との内容を明らかにせず調査を打ち切ったことが問題化した。中2男子の父親(48)は「アンケートには事実を訴える生徒の勇気が込められており、遺族が真実を究明する唯一の手掛かりだ」とし、天童市教委の対応は法の趣旨の曲解だと批判する。
河北新報では自殺から3ヶ月となる4/7の朝刊で

天童・中1女子自殺3ヵ月 第三者委の設置遅れる

 
女子生徒がいじめを受けていたと記したノート
 

 天童一中1年の女子生徒=当時(12)=がいじめを受けていたとのノートを残して自殺した問題は、学校がいじめがあったとの認識は示したものの、実態と自殺との関連を調査する第三者委員会は設置されないままの状況が続いている。7日で生徒が亡くなって3カ月。遺族と学校、市教委との間には、いじめに関して明確に相談し、回答したかどうかで食い違いも浮上した。遺族は学校側の対応に不信感を募らせている。
<事実認定委ねる>
 天童一中は4日、これまでのアンケートと聞き取り調査の結果から「女子生徒へのいじめがあったとみられる」との認識を示した。いじめ行為をした複数の生徒と保護者に対しては既に指導し、今後も継続して指導することを明らかにした。
 一方で学校は、事実関係などについては「今後設置される第三者委員会にいじめの認定を委ねる」と説明する。
 学校と市教委は3月28日、遺族と代理人に対し、生徒と教職員への聞き取り調査の中間報告として文書を提示した。代理人によると、生徒への聞き取りでは「(部活動で練習の)相手がいなかった」「陰口を言われていた」などと書かれていたが、件数や加害生徒の氏名などの記載はなかったという。
<当初は1月にも>
 天童市教委はノートの存在と全校生徒へのアンケート結果を受け、当初は1月中にも第三者委員会を設置する方針を示していた。市教委は遺族の要望を受けて教育関係の県内学識経験者を外し、県弁護士会、県医師会、県PTA連合会、人権擁護団体から推薦を受け、委員候補を提示した。
 代理人によると、遺族は市教委が第三者委員会に関与しないよう要求。委員の増員や事務局を市教委に置かないことなど、設置要綱の全面的な見直しを求めている。
 市教委は「委員会設置を優先して進めてしまい、設置要綱の十分な説明をしなかった。遺族の要望を聞いて対応したい」と前向きに検討する姿勢を示している。
<「全く誠意ない」>
 女子生徒をめぐっては、母親が昨年6月と7月に担任に学校生活に関して相談し、本人も9月、学校が月1回実施する調査に対し、友達関係で不安を示していたことが分かっている。
 遺族はこれまでの取材に対し、6月6日に相談したきっかけが、この日朝に「ママ、いじめ」と告げられたことだったことを明らかにした。担任には「娘がいじめを受けている。部活で仲間外れにされている」などと、「いじめ」を明確に伝えたとしている。
 担任は部活動での実態を認めた上で「クラス内に部員が多くいるので、授業でもグループ活動をするようにしたい」などと回答したという。
 これに対し学校と市教委は「担任に何度か確認しているが、生徒がひとりぼっちになっていないかという相談だった。いじめの認識はなかったようだ」と説明している。
 これまでの学校と市教委の対応について遺族は「自殺するほどのいじめが何だったのか原因を究明してほしい。学校に連絡しても、弁護士を通してほしいと取り合ってもらえない。国の方針や法律は遺族に寄り添うよう求めているが、全く誠意を持った対応ではない」と批判している。

◎幅広く人選を/いじめ問題に詳しい山形大基盤教育院の加納寛子准教授(情報教育)の話
 女子生徒が亡くなって3カ月たっても第三者委員会が設置されないのは遅い。生徒らの記憶が薄くなり、女子生徒のことやいじめに関する証言が取れなくなり、事実解明は難しくなる。委員は県内に限定して人選するのではなく、広くいじめに関して詳しい弁護士や精神科医などの専門家を選任すべきだ。

NNN系列の山形放送(4/7OnAir)より
http://www.news24.jp/nnn/news8875064.html

天童中1女子死亡から3か月

天童市の中学1年の女子生徒が「いじめ」を受けていたと書き留めたノートを残し死亡した問題は、発生から3か月が経った。学校はいじめの存在を明確には認めていないが、女子生徒に“いじめとみられる”行為をしていた複数の生徒とその保護者に対し、口頭で指導を行っていたことが分かった。ことし1月、山形新幹線にはねられて亡くなった天童一中1年の女子生徒の“死”をめぐり、学校ではこれまで、全校生徒へのアンケートや聞き取り調査を行っていた。学校の説明によると調査の結果、女子生徒に対し、複数の生徒が陰で悪口を言うなどの“いじめとみられる行為”をしていたことが分かった。これを踏まえ学校ではこうした行為をしていた生徒とその保護者に学校内で直接、面談し、生徒指導担当の教員らが「自分のやっていた行為を自覚する」ことを求め、「嫌がらせ行為を二度としない」ように口頭で注意・指導したという。YBCの取材に対し天童一中の石山重典教頭は「生徒と保護者に指導を行ったが、その行為がいじめかどうかについては、第三者委員会の判断に委ねる」と話している。その上で「新年度、新たな一歩を踏み出しいじめがないように教職員が一致団結していく」と述べている。Q・学校は先月28日の遺族への説明で▽女子生徒が部活動中にキャッチボールの相手をしてもらえず孤立していた▽キャッチボール相手がいた場合でもわざと遠くにボールを投げるよう別の生徒が指示していた…というような行為があったことを報告している。しかし明確に「いじめ」との認識は示しなかった。遺族側は、説明された内容について「いじめ」と確認できるものと受け止めている。

2014年4月 2日 (水)

気仙沼図書館の建て直しより災害公営住宅と集団移転宅地だと思う

 菅原気仙沼市長殿、図書館のそばで仮設暮らしをしている人がたくさんいるのに災害公営住宅や集団移転宅地が出来上がる前に図書館を建て直そうとしている神経がアタイにはわかりません。 どうしても現図書館が使用に耐えないというなら、気小・気中の空き教室とか閉校した浦島小・落合小の校舎に暫定移転すればいいでしょう。(浜見山の坂を歩いて登って図書館に行く人なんかいません、みんな車のはず、街中にある必要なんか無い!今は非常時ではないのか?)
 役所も建設業界もマンパワー不足だし、資材も高騰している。「余計な工事」が復興の足かせになっているのがわからないんですか?
気小プールは随分と立派なものができそうだけど、あれだって災害公営住宅や集団移転宅地の後で良かったとしか思えない。
 嫌味な言い方になるけれど、復興の足かせになってでも浜見山の教育環境を整えなければ27年度に予定している「統廃合計画の見直し」時に気小・気中が廃止対象にでもなりそうなんでしょうか。ちなみに「小学校のプールも隣の市立図書館も立派になったんだから気小と気中は残しましょう」ってことになったら唐桑も鹿折も近い将来、浜見山まで通わせられることになるとアタイはにらんでいる。唐小も鹿小も校舎が新しいんだけどサ。

開館1年延び28年度 新気仙沼図書館 (4/2付三陸新報)

写真 建て替えられる気仙沼図書館
 気仙沼図書館再建整備検討委員会(委員長・齋藤誠一千葉経済大学短期大学教授)はこのほど、新気仙沼図書館建設基本計画案をまとめた。
 児童室はインドネシア政府の援助で「ユドヨノ友好子ども館」として整備する方針が示された一方、新館オープンは当初予定の27年度から28年度に延びることが分かった。
 建設場所は、現在の気仙沼小学校プール付近。プールは今夏の移転を目指して東校舎前で新設工事が進められている。

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