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2014年4月 8日 (火)

加害生徒は特定!で更正指導は口頭注意どまりなの天童一中

山形県天童市の中学1年生が山形新幹線に飛び込んで自殺してから3ヶ月たった。地元紙の山形新聞、東北の代表紙河北新報が特集記事を掲載し、地元のNNN系列局山形放送が最新情報を報じた。
 学校では「いじめとみられる行為」をしていた生徒は特定できたということだろう。その行為が「いじめ」かどうかの判断は第3者委員会に委ねるということだが、この加害生徒たちへの更生プロセスが注意指導どまりのまま立ち上がってもいない第3者委員会の調査を待っていていいのだろうか。このまま学校行事にも中総体にも何事もなかったかのようにまるで楽しい中学生活を謳歌するかのように出させていいのだろうか。
 そもそも学校の先生に指導されたぐらいでは「ちょっとオモチャにしていただけ。あんなことで自殺されて犯人呼ばわりされるのは迷惑」ぐらいにしか思ってないだろう。加害生徒やその親たちが墓前に手を合わせ被害生徒の両親に頭を下げたという報道は見聞きしていない、報道されていないだけだったらいいけどさ。いずれにしても今までと同じ人間関係の中では被害生徒の心情はわかるはずがない。今までどおり加害生徒どうしでツルんで過ごしていては、また誰かをターゲットにして「オモチャ」にしてしまう。弱い人間たちはそんな風にしてしか生きていけない。
 この事件に限らず「加害生徒は一人ずつ別々の学校に転校させて『天童一中の加害生徒』のレッテルを貼られるツラい中学生活をおくらせよ」と何度か述べてきた。自分自身が一人ぼっちになってレッテルを貼られ、蔑まれ、罵られないとわからない世界があるのだ。どのみち加害生徒が誰だったのかは広まる。ソフトボールでオリンピックに出させたいがために娘を前科者扱いさせるわけにはいかないとでも思っているかもしれない。やっていた行為は「軽微」で自殺の直接原因ではないという決着を期待しているかもしれない。良識のある親ならば「今までの人間関係をリセットして我が子が更生するため」にも率先して自主転校させるべきだと改めて思う。遅くとも「中総体」の前に。そしてそれが遺族に対する反省なりお詫びの姿勢になると思う。

http://yamagata-np.jp/news/201404/06/kj_2014040600129.php

法は生かされるか~天童・中1死亡と「いじめ防止法」(上) 第三者委設置

2014年04月06日 14:40
死亡した女子生徒が学校でいじめに遭っていたことを記した4冊のノート
死亡した女子生徒が学校でいじめに遭っていたことを記した4冊のノート
 いじめを防ぐため国や自治体、学校の責務を定め、昨年9月に施行された「いじめ防止対策推進法」。いじめの実態を隠蔽(いんぺい)しようとする教育現場の体質改善がその背景にある。学校でのいじめに悩んでいた天童市の中学1年の女子生徒(12)が1月、山形新幹線にはねられて死亡した問題は発生から3カ月を迎える。同法施行後に起きた生徒の死亡といじめとの因果関係の調査は全国初とみられるが、法の趣旨とは裏腹に学校と遺族は信頼関係を築けていない。
 いじめにより生命、心身、財産に重大な被害が生じた疑いがある場合、事実解明に当たる公平、中立な調査組織、いわゆる第三者委員会の設置を同法は規定している。
 この点で市教委の動きは速かった。女子生徒がいじめに遭っていたと記したノートを市教委が確認したのは1月15日。学校は同日放課後に全校生アンケートを実施。16日夜、学校で遺族に示した結果では、100人以上が伝聞を含めいじめの存在に言及、13人が具体的な記述をしていた。動揺する両親に学校は第三者委員会の設置を打診した。「設置の了承は得た」(市教委)と、17日には設置要綱を告示。わずか3日で要綱はまとめられ、設置が決まった。
 しかし、遺族が要綱の内容を知らされたのは告示から数週間後の2月中旬だった。後の市議会で遺族の合意を得ずに策定されたことが明らかになると、市教委は同法(第28条)が速やかな設置を規定していることを根拠にし、「県が示したひな型に従った」と釈明した。
 市教委が遺族に委員会の設置を打診した際、要綱は示さなかったが、4人の委員候補を提案していた。対応の早さに戸惑った遺族は「持ち帰り考えたい」と委員の了承は保留した。委員候補の中には市の法律相談員の弁護士など、遺族にとっては市に近い立場と映る人物もいた。
 2月18日付で市教委から各市議に1枚の報告書が配布された。第三者委員会に関し「委員確定後も(委員名の)公表は当面差し控える」と明記されていた。他県のケースでは委員確定の段階で所属団体、個人名が公表されている。市教委の対応は市民の目で委員会の公平、中立性を担保するという全国の流れに逆行している。
 遺族側は先月28日、要綱に思いが反映されていないことを不服とし、全面的な見直しを市教委にあらためて要望した。
 いじめによっていくつもの命が失われたことを受け、いじめ防止対策推進法は施行された。とりわけ、滋賀県大津市で中2男子が自殺したケースでは教育現場の悪質な隠蔽(いんぺい)が問題となり、保護者の立場、心情を尊重することが基本方針に盛り込まれた。
 「日本の学校はあの時から変わったと実感できるまで行方を見守りたい」。法成立後に大津の中2男子の父親(48)は語った。しかし今、この父親は天童のケースを見てがくぜんとしている。「子どもを失い深く落ち込む遺族が、事実究明や学校との対応でさらに苦悩することがないように法ができた。学校や教育委員会は旧態依然とし、何も変わっていない」。
http://yamagata-np.jp/news/201404/07/kj_2014040700151.php

法は生かされるか~天童・中1死亡と「いじめ防止法」(下) 全校アンケート

2014年04月07日 12:37
女子生徒が山形新幹線にはねられ死亡した事故現場=天童市
女子生徒が山形新幹線にはねられ死亡した事故現場=天童市
 1月15日の放課後、死亡した女子生徒(12)が通っていた中学校で全校生アンケートが行われた。質問は女子生徒に関して▽事実として知っていることがあったら教えてください▽気になることがあったら教えてください―の2項目。いじめについて13人が具体的に記載し、約130人が伝聞として言及した。
 アンケートには「新校舎に来るな」など、心ない言葉を浴びせられていた状況が記されていた。遺族は実施翌日、学校内で回答用紙を閲覧したが、複写や提供は認められなかった。詳細を把握するため再開示を求めた。学校側は「開示はできない」と拒否した。
 非開示の理由について水戸部知之教育長は「(いじめ防止対策推進など)法に従った対応がわれわれの仕事だ」と正当性を強調。その根拠に「適切な情報提供」「個人情報の保護」を挙げた。
 「情報を適切に提供する」(同法第28条2項)。市教委はこの部分を引用し、「多くの伝聞や不確かな情報が含まれたアンケート結果を開示することは『適切』でない」とした。この解釈に遺族側は「不当行為だ」と憤る。
 同法の付帯決議はアンケート結果について「保護者と適切に共有されるよう」と定義する。同法の立案に中心的に関わった小西洋之参院議員は著書「いじめ防止対策推進法の解説と具体策」(WAVE出版)で「『適切に提供する』とは学校側の説明責任が最大限に全うされることを意味する」と指摘している。
 市教委は非開示のもう一つの理由に「個人情報の保護」を挙げた。しかし、文科省が示した同法の基本方針は「情報提供に当たっては、他の生徒のプライバシー保護、関係者の個人情報に十分配慮し、適切に提供する。ただし、いたずらに個人情報保護を盾に説明を怠ってはならない」と明記している。
 さらに、市教委は「アンケートは開示を前提として行っていない」と非開示の理由を補足した。文科省の基本方針には「アンケートについては、いじめられた生徒、その保護者に提供する場合があることを念頭におき、調査に先立ち、その旨を説明するなどの措置が必要であることに留意する」とあり、市教委の主張はこれに則しているとは言い難い。
 アンケート結果は実施後に遺族が一度閲覧しているが、再開示を拒む市教委は「そのこと自体、適切だったかどうか…」と解釈を後退させている。
 高畠町の高畠高で2006年、同校2年の女子生徒=当時(16)=が自殺したのは校内でのいじめが原因として、両親が県に損害賠償を求めた訴訟の判決が先月11日、山形地裁で言い渡された。いじめが自殺の原因とは認定されず請求は棄却されたが、当時、県がアンケートの実施を多角的に検討したとは言えないとし、「調査が尽くされたかは疑問が残る」と指摘した。それでも両親は控訴を断念した。当時の調査は形式的に済まされ、時を経た今では、いじめの立証が困難なためだ。
 滋賀県大津市で中2男子が自殺した問題では、市教委がアンケートに記載された「自殺の練習をさせられていた」との内容を明らかにせず調査を打ち切ったことが問題化した。中2男子の父親(48)は「アンケートには事実を訴える生徒の勇気が込められており、遺族が真実を究明する唯一の手掛かりだ」とし、天童市教委の対応は法の趣旨の曲解だと批判する。
河北新報では自殺から3ヶ月となる4/7の朝刊で

天童・中1女子自殺3ヵ月 第三者委の設置遅れる

 
女子生徒がいじめを受けていたと記したノート
 

 天童一中1年の女子生徒=当時(12)=がいじめを受けていたとのノートを残して自殺した問題は、学校がいじめがあったとの認識は示したものの、実態と自殺との関連を調査する第三者委員会は設置されないままの状況が続いている。7日で生徒が亡くなって3カ月。遺族と学校、市教委との間には、いじめに関して明確に相談し、回答したかどうかで食い違いも浮上した。遺族は学校側の対応に不信感を募らせている。
<事実認定委ねる>
 天童一中は4日、これまでのアンケートと聞き取り調査の結果から「女子生徒へのいじめがあったとみられる」との認識を示した。いじめ行為をした複数の生徒と保護者に対しては既に指導し、今後も継続して指導することを明らかにした。
 一方で学校は、事実関係などについては「今後設置される第三者委員会にいじめの認定を委ねる」と説明する。
 学校と市教委は3月28日、遺族と代理人に対し、生徒と教職員への聞き取り調査の中間報告として文書を提示した。代理人によると、生徒への聞き取りでは「(部活動で練習の)相手がいなかった」「陰口を言われていた」などと書かれていたが、件数や加害生徒の氏名などの記載はなかったという。
<当初は1月にも>
 天童市教委はノートの存在と全校生徒へのアンケート結果を受け、当初は1月中にも第三者委員会を設置する方針を示していた。市教委は遺族の要望を受けて教育関係の県内学識経験者を外し、県弁護士会、県医師会、県PTA連合会、人権擁護団体から推薦を受け、委員候補を提示した。
 代理人によると、遺族は市教委が第三者委員会に関与しないよう要求。委員の増員や事務局を市教委に置かないことなど、設置要綱の全面的な見直しを求めている。
 市教委は「委員会設置を優先して進めてしまい、設置要綱の十分な説明をしなかった。遺族の要望を聞いて対応したい」と前向きに検討する姿勢を示している。
<「全く誠意ない」>
 女子生徒をめぐっては、母親が昨年6月と7月に担任に学校生活に関して相談し、本人も9月、学校が月1回実施する調査に対し、友達関係で不安を示していたことが分かっている。
 遺族はこれまでの取材に対し、6月6日に相談したきっかけが、この日朝に「ママ、いじめ」と告げられたことだったことを明らかにした。担任には「娘がいじめを受けている。部活で仲間外れにされている」などと、「いじめ」を明確に伝えたとしている。
 担任は部活動での実態を認めた上で「クラス内に部員が多くいるので、授業でもグループ活動をするようにしたい」などと回答したという。
 これに対し学校と市教委は「担任に何度か確認しているが、生徒がひとりぼっちになっていないかという相談だった。いじめの認識はなかったようだ」と説明している。
 これまでの学校と市教委の対応について遺族は「自殺するほどのいじめが何だったのか原因を究明してほしい。学校に連絡しても、弁護士を通してほしいと取り合ってもらえない。国の方針や法律は遺族に寄り添うよう求めているが、全く誠意を持った対応ではない」と批判している。

◎幅広く人選を/いじめ問題に詳しい山形大基盤教育院の加納寛子准教授(情報教育)の話
 女子生徒が亡くなって3カ月たっても第三者委員会が設置されないのは遅い。生徒らの記憶が薄くなり、女子生徒のことやいじめに関する証言が取れなくなり、事実解明は難しくなる。委員は県内に限定して人選するのではなく、広くいじめに関して詳しい弁護士や精神科医などの専門家を選任すべきだ。

NNN系列の山形放送(4/7OnAir)より
http://www.news24.jp/nnn/news8875064.html

天童中1女子死亡から3か月

天童市の中学1年の女子生徒が「いじめ」を受けていたと書き留めたノートを残し死亡した問題は、発生から3か月が経った。学校はいじめの存在を明確には認めていないが、女子生徒に“いじめとみられる”行為をしていた複数の生徒とその保護者に対し、口頭で指導を行っていたことが分かった。ことし1月、山形新幹線にはねられて亡くなった天童一中1年の女子生徒の“死”をめぐり、学校ではこれまで、全校生徒へのアンケートや聞き取り調査を行っていた。学校の説明によると調査の結果、女子生徒に対し、複数の生徒が陰で悪口を言うなどの“いじめとみられる行為”をしていたことが分かった。これを踏まえ学校ではこうした行為をしていた生徒とその保護者に学校内で直接、面談し、生徒指導担当の教員らが「自分のやっていた行為を自覚する」ことを求め、「嫌がらせ行為を二度としない」ように口頭で注意・指導したという。YBCの取材に対し天童一中の石山重典教頭は「生徒と保護者に指導を行ったが、その行為がいじめかどうかについては、第三者委員会の判断に委ねる」と話している。その上で「新年度、新たな一歩を踏み出しいじめがないように教職員が一致団結していく」と述べている。Q・学校は先月28日の遺族への説明で▽女子生徒が部活動中にキャッチボールの相手をしてもらえず孤立していた▽キャッチボール相手がいた場合でもわざと遠くにボールを投げるよう別の生徒が指示していた…というような行為があったことを報告している。しかし明確に「いじめ」との認識は示しなかった。遺族側は、説明された内容について「いじめ」と確認できるものと受け止めている。

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コメント

天童市教育委員会構成の問題;校長経験者の指定席である。現場の擁護に努めるのが仕事!
天童中学の校長は立派:事件後の開口一番「本校にはいじめはない、報告も受けていない」と、是を聞いた教職員はアンケートに「いじめが有ったとか聞いた」と書けなくなる。書けば、対応のまずさを指摘、糾弾される。職務怠慢のレッテルを貼られる。見事、校長の演出にはまった。ただ、これが、山形県の隠蔽、談合体質で、珍しいことではない、あちこちに転がっている話である。

教育委員長って 元は高校の柔道教師で 肉屋に入ったムコ殿でしょ
テレビでもろくなコメントできず、よくこれでこぉちょぉになって 委員長だっていられるね (笑)

地元では主犯格が割れてる
名前もね

(開業医の子は主犯ではないらしい。主犯扱いを受けてしまい、他県に転校せざるをえなったらしいが)

主犯のきょうだいは障害者とのこと
それ自体は問題ではない

主犯は障害者支援の集会について来て、雰囲気を壊すようなことを繰り返していたらしい
障害者向けの簡単な遊びに対して「何が面白いの?」とか「くだらない」とか
(なんでついてくるんだか)

別の子の親が見かねて注意すると、「○○のお母さんがいじめるぅ〜」
主犯の親も、注意した親に逆ギレ

周囲から良く思われていなかったようで、
「開業医の子ではなくこの子が真犯人」と聞くと、納得する保護者が多いらしい

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