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2015年2月26日 (木)

岩手の中学生部活全入に県教委は知らぬ存ぜぬって…

岩手県教委に県内中学校の部活動強制について投書したら回答が来たので紹介したい。

 まずは、部活動に関わりまして、運動部の担当がスポーツ健康課、文化部の担当が生涯学習文化課と担当がまたがっており、回答に時間がかかりましたことお詫び申し上げます。
 さて、ご指摘の通り、部活動は、生徒の自主的、自発的な参加により行われるもので、県教委として、部活動参加に関して、全員加入を強制した経緯はございません。
 なお、各学校が部活動を実施するにあたっては、学習指導要領に示されているとおり、部活動の意義を踏まえ、生徒が参加しやすいように実施形態などを工夫するとともに、休養日や活動時間を適切に設定するなど生徒のバランスのとれた生活や成長に配慮するよう、市町村教育委員会を通して指導しているところです。

 「県教委は強制していない」けど「参加しやすい部活動になるように指導している」か…意外な回答ではあったけど…

県教委としては強制はしていないけど…中学生がみんな参加する部活動であってほしい…中学生はみんな部活動に参加してほしい…と読めなくもないなぁ

県教委が「強制していない」というならば「部活動強制参加をしている中学校や市町村教委を是正指導します」では無いんだ…

そこで次のように要望メールをしています。ご参考まで…

 だれも疑問に思わないような質問をしまして回答に苦慮された様子がうかがえます。お手数をおかけしました。岩手国体や東京オリンピックに向けて県内小中学生の育成強化を図っているところに水を差すような質問でしたので担当部署の方々には御心外だったこととも思います。再質問ではありませんので回答は求めませんが要望として述べさせていただきます。
 まず「県教委として、部活動参加に関して、全員加入を強制した経緯はございません。」と回答いただきました。
  私の知る限り岩手県で部活動参加を強制していない中学校はありませんでしたから県教委から何らかの指導通達等が有ったものと思っていましたので、意外な回答でありました。「県内全中学校」と断定的に質問していましたが、ひとまずそれは控えます。
  県内のほとんどの中学校で部活動参加を全生徒に強制している実態にあることは、県教委にお勤めの皆さんもご自身やご家族の経験でおわかりになっていることと思います。
 また、学校としては過度な活動とならないように、活動時間や休日の活動日に表向き制限をかけていても、中学生スポ少や保護者・地域による「○○中○○部育成会」なるものが学校部活と表裏一体の組織になっており、学校の部活動に連動して半強制加入で、公然と練習の単純延長、公営グランド等へ移動しての夜間練習、休日の長時間練習等をする方便になっている中学校も少なからず存在しています。部活動に参加することはほぼイコールスポ少等連動参加になっている学校が多いこともおわかりになっていることと思います。

 「各学校が部活動を実施するにあたっては、学習指導要領に示されているとおり、
部活動の意義を踏まえ、生徒が参加しやすいように実施形態などを工夫するとともに、
休養日や活動時間を適切に設定するなど生徒のバランスのとれた生活や成長に
配慮するよう、市町村教育委員会を通して指導しているところです。」
というコメントもいただきましたが、それは強制しているしていないにかかわらず、望ましい部活動のあり方であって「生徒の自主的、自発的な参加により行われるもの」であるはずの部活動にほとんどの中学校の生徒が強制によって参加していることへの是正にはつながらないものと思われます。

 県教委として部活動参加を強制した経緯は無く、各市町村教委や各中学校が独自の判断でやっていることであるにせよ、全県的状況でありますので、県教委で中学校での部活動参加全生徒強制を是正するお取り組みをしていただきますよう要望いたします。

それにしても県教委に中学校の部活動を総括している部署が無いのにも驚かされたが、それよりも何よりも県教委が何もお達しを出してないのに県内のほとんど(たぶん全部)の中学校が部活全入強制しているのはなんなのじゃ?

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2015年2月19日 (木)

鳥栖西中いじめ恐喝事件登校できず損害賠償訴訟

適応指導教室でカウンセリングしたって
被害生徒の恐怖感は払拭できない
被害生徒を登校させたいなら
加害生徒グループをバラバラ転校させるべきだ
それをしないでいたからこんなことに…

 

 鳥栖いじめで中学男子が市などに賠償提訴へ|佐賀新聞LiVE

http://t.co/HDhDhBXK8p?fb_ref=Default

 事件は2年前に起きています。当時、拙ブログに事件経緯をまとめ、学校の手ぬるい対応を叱責しております。↓
http://peki-chan.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-6cee.html

 その後、「いじめの内容や発覚後の態度などに応じて、生徒数人を1学期の4月10日から3日間、所属クラスとは別室で個別指導(たった3日間?)を受けながら、いじめに対する反省など「心の教育」を行う。関与した全員に対しても学校と市教委で個別の更生プログラムを作成。1学期中をめどに、校長や教頭との面談、地域や警察など関係機関を交えた観察、担任との教育相談、勤労体験などを行う(1学期だけ?)とした」追加対応が発表されています。
http://peki-chan.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-ba2f.html

 私はこのブログ記事で「加害生徒が更正したことによって被害生徒が安心して学校に行ける環境になるというのであればこれほど良いことはないのだが、そんなことは無いだろう。たった3日間の別室指導と1学期だけの更正プログラムで加害生徒たちのキバは引っ込むだろうか?反省しているふりをして1学期のあいだだけおとなしくするだけなのではないか」と指摘したのだが、悪い想像が当たっているのだろうか。1年生当時にこんな悪さをしている連中は上級生がいなくなったらヤリタイ放題になる。これほどの事件が起きたのだから俗に言ういじめアンケートを乱発している学校だとは思うが(ほとんどやってなかったりして…)コワ~イ先輩の悪行をアンケートに書く下級生なんかいない!仮に更正していたとしてもやられた側にはPTSDじゃなくてもトラウマが残る。この被害生徒はなおさらだ。加害生徒グループが学校にいたのでは学校に行けるわけがない。適応指導教室に丸投げしてカウンセリングしても本人を追い詰めるだけだったのではないかと思われてならない。

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2015年2月 3日 (火)

このままでは街場の高校しか残せなくなる岩手県、小規模校を進学校に特化させては?

今のままでは旧制中学からの伝統校と街場の総合高しか残せなくなってしまうだろう。大学進学を目指す生徒は街場の進学校を志向するモノだと思う。街場に住んでいれば街場のトップ校に進まなくてはというプライドも働くだろう。であるならば逆転の発想で、街場からは進学校を排除し存続が危ぶまれている山間地等の高校を進学校に特化させて複数の街場から生徒を通わせ、街場に適正規模の再編総合高を1~2校配置するというのはどうだろうか。通学に時間がかかるというなら、始終業時間を繰り下げれば良い。そんなことをしたら部活ができなくなるんじゃないの?とも言われそうだが、物理的に困難な生徒にまで部活動を必須にする(現在各校とも一年生全員加入だと思う)のはこの機会にやめれば良いとも思う。如何だろうか?

小規模校存続について意見 県立高再編で地域説明会

 次期県立高校整備(再編)計画の策定指針となる「今後の高校教育の基本的方向・改訂案」の地域説明会(県教委主催)は2日、一関市赤荻の一関二高で始まった。出席者からは、3学級以下の小規模校の存続や、地域の特色を生かした学科編成を求める声が上がった。意見は3月末をめどにまとめる成案の参考とする。
 同日は両磐ブロックが対象で、市民ら約30人が出席。県教委は、望ましい学級規模を原則として1学年4~6学級とし、小規模校の配置は慎重に検討する―などを柱とする概要を説明した。
 質疑応答では出席者から、小規模校に関し「広い県土の特性から、存続に配慮してほしい」との意見が出た。「原則4~6学級としているのに、小規模校は残るのか」との質問に、県教委の平賀信二教育次長は「なしを前提としてはいない」と答えた。両磐ブロックでは、花泉高が小規模校に該当する。
 地域説明会は18日まで、9会場で開かれる。パブリックコメント(意見公募)も2日から始まり、3月3日まで実施する。改訂案は県ホームページに掲載している。

【写真=小規模校の存続や、地域の特長を生かした学科編成を求める声が上がった地域説明会】

(2015/02/03岩手日報)

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2015年2月 2日 (月)

発達障害児がともに学び不登校児のいない学校

発達障害を抱えた子どもたちの教育を通常校・通常級で広くカバーしていこうという考え方にはそれが彼らの幸せに本当につながるのか(このことについては後述することになる)という点で諸手を挙げて賛成とは言いかねるのだけれど、不登校を出しにくく、また、不登校になってしまった子や他校で不登校になって転校してくる子が学校に来れるようになっていることには、注目したい。
増え続ける不登校児童・不登校生徒を何とかして登校させたいと本人や家族へ様々なアプローチを繰り返し「本人の決心」を促し続けることに疲弊している先生方も多いだろう。そのほとんどは徒労に終わり、環境を変えてみたいと家族が転校を申し出たり、2度と登校しないまま卒業証書を届けるに至ってしまう。不登校のきっかけは周囲の子どもたちからの心ない言動や仕打ちであり、登校を再開してもそれが繰り返されたり不登校になったことでエスカレートなどするようでは登校できるわけがない。この学校は学級や学校の子どもたちの人間関係を改善することで解決・解消してきたのだろう。もしかすると「発達障害児もともに学ぶ」という高い目標を掲げた学校だからこそできたことかもしれない。いじめも不登校も国民的課題になってきてはいるものの、未だに被害児童・不登校児やその家族にも問題があるのだから本人が変わらなければ解決しないという風潮が底流にあるように思う。ましてそういう中で発達障害児が学んでいくのはやはり困難だと思う。学級や学校という集団が「周りの子」が変わらない限り、いじめも不登校もなくならず、発達障害児とともに学ぶことも困難なのではないだろうか。

『不登校がなくなったのは 「周りの子」が変わったから』
 木村校長は、「学校に来られない子がなぜ来られるようになるのか」と言う問いかけに、こう答える。「その子が学校に来れるのは、周りの子が変わったから。その子を見る目が変わったから。だって、彼は何も変わってへん。彼は、彼やから」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150129-00065873-diamond-soci

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