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2015年2月 2日 (月)

発達障害児がともに学び不登校児のいない学校

発達障害を抱えた子どもたちの教育を通常校・通常級で広くカバーしていこうという考え方にはそれが彼らの幸せに本当につながるのか(このことについては後述することになる)という点で諸手を挙げて賛成とは言いかねるのだけれど、不登校を出しにくく、また、不登校になってしまった子や他校で不登校になって転校してくる子が学校に来れるようになっていることには、注目したい。
増え続ける不登校児童・不登校生徒を何とかして登校させたいと本人や家族へ様々なアプローチを繰り返し「本人の決心」を促し続けることに疲弊している先生方も多いだろう。そのほとんどは徒労に終わり、環境を変えてみたいと家族が転校を申し出たり、2度と登校しないまま卒業証書を届けるに至ってしまう。不登校のきっかけは周囲の子どもたちからの心ない言動や仕打ちであり、登校を再開してもそれが繰り返されたり不登校になったことでエスカレートなどするようでは登校できるわけがない。この学校は学級や学校の子どもたちの人間関係を改善することで解決・解消してきたのだろう。もしかすると「発達障害児もともに学ぶ」という高い目標を掲げた学校だからこそできたことかもしれない。いじめも不登校も国民的課題になってきてはいるものの、未だに被害児童・不登校児やその家族にも問題があるのだから本人が変わらなければ解決しないという風潮が底流にあるように思う。ましてそういう中で発達障害児が学んでいくのはやはり困難だと思う。学級や学校という集団が「周りの子」が変わらない限り、いじめも不登校もなくならず、発達障害児とともに学ぶことも困難なのではないだろうか。

『不登校がなくなったのは 「周りの子」が変わったから』
 木村校長は、「学校に来られない子がなぜ来られるようになるのか」と言う問いかけに、こう答える。「その子が学校に来れるのは、周りの子が変わったから。その子を見る目が変わったから。だって、彼は何も変わってへん。彼は、彼やから」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150129-00065873-diamond-soci

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