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2016年1月31日 (日)

部活に休息日を!加入強制性排除を!不登校の記事(1/31朝日新聞)に寄せて

平成28年1月31日(日)の朝日新聞に増え続ける小中学生の不登校が報じられている。http://www.asahi.com/articles/photo/AS20160130002064.html

 小中学生に占める新規不登校の割合は増加傾向にある。14年度の場合、全小中学生は1012万736人。不登校は12万2902人で、「継続」の5万7095人を引くと、6万5807人が「新規」となる。1日180人が新たに不登校になった計算だ。小中学生に占める新規不登校の割合は0・65%で過去最高。93年度は0・25%、04年度は0・55%と上昇してきた…等々と記述されている。

 不登校の原因、要因は様々であろうし、それらが複合的に作用して不登校になるとも聞く。解決策にも防止策にも対応策にも特効薬・即効薬も無いだろうと思う。
 ただ、中学生の不登校が小学生の数倍に上ることを見てしまうと、部活動の影響が否定できないのではないかと思われてならない。

「部活週2休」有名無実化 文科省の指針
http://rdsig.yahoo.co.jp/_ylt=A7dPgtszxq1Wb0MABJUqEv17/RV=1/RE=1454315444/RH=cmRzaWcueWFob28uY28uanA-/RB=gQ5nto2_DXEY5WFQFUUIniSWRDE-/RU=aHR0cDovL2J5bGluZXMubmV3cy55YWhvby5jby5qcC9yeW91Y2hpZGEvMjAxNjAxMTAtMDAwNTMyNzQv/RS=%5EADAuOZXJU_HTHKE.s61hf0t.HveNcM-

 でも、無休日長時間練習をしているのは運動部と吹奏楽部と合唱部だろうからイヤなら違う部に入れば良いのでは?ところが限られたわずかな運動部しかない学校やそういう運動部と吹奏楽部しかないような学校が地方には多い。

 でも、そもそも部活動は任意加入なのだから、はじめから入らないとか、苦しかったら退部すれば良いのでは?ところが…

部活動 「自主的」なのに「全員加入」 全国の学校で長年つづく“制度違反”
http://rdsig.yahoo.co.jp/_ylt=A7dPgtyAxq1W1XAAu5kqEv17/RV=1/RE=1454315521/RH=cmRzaWcueWFob28uY28uanA-/RB=gQ5nto2_DXEY5WFQFUUIniSWRDE-/RU=aHR0cDovL2J5bGluZXMubmV3cy55YWhvby5jby5qcC9yeW91Y2hpZGEvMjAxNTA0MjQtMDAwNDUwOTUv/RS=%5EADAc2WYdtXcO2CWjUsBKO7CdIL8EXE-

 部活は金がかかるモノでもある。就学援助制度には中学生の場合、部活動経費加算があるとはいえ、その加算額だけで賄えるとも思えない。部活の用具が買えない、遠征時などの臨時徴収が払えない…そんなことが引き金で不登校になることは無いだろうか?

 不登校から復学したいがもとの部活には戻りたくない、部が少なくて他に転部してやっていけそうな部も無い…となれば、復学もできないのではないだろうか?(このケースは実例を聞いてもいる。) 

 部活動の功績・教育上の効果は認める。だけれども、それを強いたり過重にすることが要因となって生徒たちに「学校で勉強する」ことをあきらめさせてしまうことの損失は大きくはないだろうか。

 部活動の加入強制性を排除したり週2休などの休息日設定を遵守することだけで不登校の生徒を全員復学させ新たな不登校をゼロにすることはできないだろうけれど、多くの生徒を救うことはできると思う。

 どちらも各学校の運用でやっていることではあろうが地域横並びになりやすいものだ。私の住んでいる岩手県は県全域で全生徒部活加入、県南では社会体育等が全運動部に連動して半強制加入となっていて無休日長時間連習の舞台になっている。都道府県や市区町村の教育委員会が黙認することなく(岩手県下では教育行政の前提にしているとしか思えない状況でもある)是正に動いてほしいし、全国的な状況であるのだから文科省もメスを入れてほしいと切に願う。


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2016年1月 7日 (木)

止めたい!冬休み明け自殺

 昨日、1月6日、愛知県で名古屋市と安城市の中学3年生が電車に飛び込んで自殺したという。3年前の中学生自殺を受けて市独自にOB警官を雇用したスクールポリスを配置し、昨秋の中学生自殺を受けて今度はスクールカウンセラーの常勤雇用と全中学校配置を打ち出した河村名古屋市長をはじめ両市の行政・教育関係者は頭を抱えておられることと思う。名古屋市の生徒は私立中で6日が始業式で本人は通院のため早退、安城市の生徒の中学は7日が始業式だという。  去年の夏休み明け前後、自殺を思いとどまろう、学校がツライなら休もう、そんなムーブメントがおきた。 それに比べて、この冬休み明けはあまりにも静かだ。
 2年前の冬休み明け、山形県天童市で新幹線に飛び込んで絶命した女子中学生の事件。新幹線に飛び込むという行為自体とともに彼女が受けてきたイジメの凄惨さ・非道さはあまりにも大きかった。誰しも長期休み明けや連休明けは重苦しく感じるものだと思う。背景・経緯がそれぞれにあって何とか思いとどまってはいてもそれが引き金になるのかもしれない。彼女は「お前が来るとできたばかりの新校舎が汚れる」とまで言われていたという。玄関は出られても学校に行くことも行かないで自宅に戻ることもできず…
 子どもも親も学校も社会も「休んでもいい」という共通理解があるんだと、彼ら彼女らに思ってもらわないことには、悲劇は繰り返されてしまう。この冬休み明けの悲劇をとどめるために、始業式に学校に行くのがツライならコワイなら休もうと大勢のいろんな立場の人がメッセージして欲しい。  やめられない部活動で罵られ蔑まれ苦しんでいる中学生もいるだろう。天童・仙台・滝沢・矢巾…東北でこの2年に自殺した中学生のイジメの現場は部活だった。部活加入に強制性がある学校ではイヤになっても辛くても部活をやめられず被イジメ生徒は追い詰められている。文科省の2トップには「部活から加入強制性を排除する」というメッセージもしてほしい。
 中高生諸君、今度の週末は3連休だ。1日・2日休むことはたいしたことでは無い。先延ばしすることはツライことが続くだけだと思われるかもしれないが、大人たちに時間とチャンスを与えることにもなる。死ぬのは取るべきでは無い最終手段だ。いろんな相談電話が君たちのSOSを待っている。親に心配をかけまいと我慢して登校し、心を患い自ら死を選んではかえって親を苦しめる。とにかく休もう、そして、とにかく電話だ。

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