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2016年7月25日 (月)

PTAの任意加入化と部活動の任意加入化

 学校に関わって任意加入化を求めるムーブメントがいくつかある。PTAと部活動が2大巨頭だと思うが、性格は違うように思う。どちらも学校や地域によっては完全フリーになっているところもあるだろうがPTAは全員自動加入の学校がほとんどで部活動は全員強制加入の岩手県をはじめとして何らかの加入強制性が存在する地域や学校が多い
(部活動の加入強制性は地方や小規模校で大きかったり多かったりするので児童生徒数や関係する保護者数に対しては大きいパーセンテージではなく実感が無い人が多いかもしれない)
もちろん、双方とも何らかのローカルルールがない限り(そのローカルルールも如何なものかと思うが…)制度上突き詰めていけば個々人の任意によって加入する・加入しないを自由に選択できるものではあるようだ。それらの考察と私見を述べたい。

1 PTAは加入の強制よりも役員・委員就任の強制や活動の強制が問題
 PTAに強制自動加入って言っても年間数千円の会費負担があるぐらいであり、そのことだけで目くじらを立てている人は少なかろうと思う。卒業するまでに最低○回は役員をするか委員会に入らなければならないとか、役員決め・委員決めの保護者会に欠席した人から選出するなんていうような不文律で、家庭事情・仕事事情・身体事情一切無視で役員・委員を押し付けられ、家庭や仕事がとんでもないことになっちゃった人が回り回って「そもそも強制自動加入はオカシイ」を叫び始めて広がりを見せているんだと思う。学校のことだけでも大変な思いをしながら役員・委員のことをやっているだけでなく、行政・地域・P連からのあて職・招請・動員の生贄にされるのはこういった役員・委員の皆さんでもある。
 まずもって、役員・委員の人数をミニマムにすべきだろう。委員会活動はボラ募集に転換しても十分やっていけそうなモノであるし、役員なんて本部・学年・地域(子供会)3役だけで良いと思う。学校によっては学年や地域の役員を再構成して全校委員会のメンバーにしているケースもあるようだが、委員会活動を募集ボラにして学年や地域の役員さんたちは親子行事に特化できるんなら、なり手はなんとかなると思う。また、諸々のあて職・招請・動員があるから本部三役も忌み嫌われるのだから、そういうことをやめていかないと本部三役もなり手がいなくなる。そしてそういったことで辛酸舐めてきた役員委員経験者たちが「そもそも強制自動加入はオカシイ」を叫び始め、また呼応している(私も…)のだろう。
 PTA役員は時間の融通が利くような職業なのだろし、そういう人はほかの保護者さんたちからも信頼されているだろうし、その人の考えはほかの保護者さんたちのコンセンサスを得られるものだろうし…というのは過去の幻想だと思う。行政や地域はPTA役員が青壮年層のリーダーだと思っているのかもしれないが、下手すりゃ、声の大きい保護者たちに押し付けられた都合の良い人(私…)でしかない。そんな人を諸々の検討会やら協議会に招請しても、そこでの決定事項に青壮年層はついてきましぇ~ん!かくいう私も、私を次年度役員にしようとする根回しが始まったら校長室に乗り込んで「PTA脱会届け」を叩き付けて役員就任を回避するつもりでいる。
  
2 部活加入強制性とその解消・解決策
 いくつかの例外的な活動を除けば朝練・放課後練・休日練の加味により無休日長時間練習が課され(部活動に連動して半強制加入の中学生スポ少、育成会活動、父母会練習など様々に呼称される社会体育などが輪をかけている地域もある)、用具等の経済的負担や有形無形の支援が親に求められることや、ユース・リトルシニア・道場・習い事系の校外活動を断念したり両立を図って過負担を招いたりする。
 仮に部活動加入を求められても各種運動部や吹奏楽、合唱など連日の長時間練習や休日練習、大会・コンクール参加が求められない部に加入すれば良いだろうという考えも散見されるが、学校の規模や経緯によってはそういった部が一つも無く各種運動部やブラス、コーラス等に類いする部活しか維持されていないケースもある。
 学校によっては、他には一般的な運動部しか無くて「文化部」と呼称される部があったり、総合文化部、総合運動部、校外活動部、ボランティア部といった部が校外のスポーツサークルに通う生徒たちが籍を置くためだけ、あるいは籍を置くことが主目的で表向きの活動は申し訳程度にやっているケースもある。呼称の文字通りの活動をキチンとやっているケースもあると信じたいけど…
 また父母世代も祖父母世代も当該地域で中高時代を過ごしていれば、部活動が強制されることに違和感が無かったり、違和感があっても「やむを得ないことだ」と自己消化して、我が子には本人が迷うこと無く中学・高校の運動部に入って活躍するように仕向けるべく、幼年期から運動に親しませ、小学校中学年から小学生スポーツ少年団に通わせている側面があるように思う。
 誰しもがスポーツなどの校外活動で芽が出るわけではないが、学校の部活動のためにその芽を摘んでしまうことはいかがなことなのだろう。また、暮らし向きや子どもの適性(学習面や発達の特性も含めて)によっては何らかの部活動を強いることが、学習を阻害したり生きにくさを感じさせたりして、将来の可能性を奪うばかりで無く、不登校や自死などに至らしめているケースまであることを考えれば、部活動に加入強制性が有ることは負の側面が大きいと思われる。都道府県教委が全児童なり全生徒なりに学校部活動を強いていることはない模様だが、各市区町村教委・各小中高校により部活動加入を強いることが可とされていては様々な大人の事情で加入強制性が許され続けていくだろう。部活動に関しては加入強制性を全ての公立学校から排除して名実ともに任意加入化を徹底すべきだと思う。
 部活動に関しては先生方の過負担、無休日長時間勤務やそれに対するあまりにも少ない手当制度の問題も有る。児童生徒の任意加入化がその部分についても幾ばくかの改善に繋がるとは思うが根本解決にはなるまい。また学校の規模や過去の経緯により一般的な種目の部活動を個々の学校では維持しきれなくなっている実情もある。部活動は組成単位を複数校合同化して小規模校の生徒でも多様な活動(少なくとも一般的なものは)から選択できるようにすべきだと思う。始業前や放課後の練習は困難になり、夜間や休日の活動に特化していくことと思う。従来のように先生方に勤務時間を大きく超えて指導監督に当たらせることは既に限界を超えてもいる。市区町村単位で市区町村体協等に有償委託して地域人材を活用した指導体制を構築すべきだろう。先述した部活連動半強制加入型社会体育等が既存しているのなら学区の垣根を超えて大同団結し、市区町村教委から委ねられた市区町村体協の管理下に入って、他校の生徒を受け入れることで即座に転換できるのではないか、いや、転換して欲しいと願いたい。


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2016年7月15日 (金)

条南中が空くのなら小学校にして…気仙沼市学校統廃合あれこれ

 気仙沼市が進めている小中学校の統廃合について本ブログで何度も私見を述べてきたが、市民の理解をなかなか得られずに実施を繰り延べざる得ない学校が生じている一方、計画を立案した震災前後以降も少子化傾向に拍車がかかっていて計画された統廃合だけでは不足感が増していると言わざる得ないようだ。第三段階が計画通り断行されても、小学校は気小と九条だけになり中学校は気中だけになる魔の第四段階が待っているような気がする。
 第三段階で条南中を気仙沼中に統合することにはなっている。この単純統合そのものにも異論を持つところだが、いずれにしても条南校舎は空いてしまう。そこで、持論の繰り返しではあるが、この条南校舎を小学校にし、気仙沼小・九条小・松岩小の閉校、鹿折小・新城小・面瀬小+新設小への分散吸収を提言したい。
 気仙沼小・九条小・松岩小の校舎・施設は部分的にリプレイスや増築されたものもあるが、全体としては必ずしも新しいものとは言えず、減っていく児童数に対して施設が過大でもあろう、特に気仙沼小。今後も大規模な改修が繰り返されていくことと思う。
 また、面瀬小はともかく、鹿折小と新城小は計画された統廃合だけでは早晩全学年が1学級になってしまい、鹿折小は気仙沼小へ、新城小は九条小へ、各々統合することが近い将来検討されてくると思う。街場で近接しあう気小・九条・松小を温存するよりも鹿折小・新城小・面瀬小に街場の子どもたちが通学してある程度以上の人数規模維持を見通せる統廃合であってほしい。児童の移行はざっくり次のようになるだろう。気仙沼小から鹿折小に4分の1、新城小に4分の1、仮称条南小に2分の1。九条小から新城小と仮称条南小に半数ずつ。松岩小からは仮称条南小へ3分の1~2分の1、面瀬小へ2分の1~3分の2。スクールバスは要らないと思われる。これで鹿折・新城・面瀬の3小は当面、適正規模が維持できると思う。
 そしてまた、中学校を含めて唐桑地域や階上以南をどうするのか、新たな知恵を生むことに繋がっても欲しいと思うところである。


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2016年7月 6日 (水)

興田と舞川はPTAとまち協に良い芽が出てるんだろうけど…

いちのせき市民活動センター http://www.center-i.org/情報誌idea-1/二言三言/千田秀明さん-吉田真梨子さん-1/  より
「(まちづくり協議会に)あて職でPTA会長は来ますが、自分が一人だと大変だから、もうちょっと巻き込むという促進になっているというところでは、舞川と興田は参加しやすい雰囲気ができているのかなと思っています。それがPTA会長の役じゃないかなと思いますね。」
悪かったねぇ、2年半もの長期間、萩荘まち協でそういう役割を果たそうとせず、ネガティブスピーカーばっかりやってて…。オイラみたいにヨソモノで、そもそも友だちなんか作れないような人で、押し付けられて渋々引き受けただけのPTA会長には高いハードルなんだよ、そういうことは。学校PTAが私をまち協への生贄にしていた萩荘まち協の2年半は停滞期でしかなかったでしょうよ。
そういう役割りを果たせる人をPTA会長に選出して各地域のまち協に送り込んで欲しいって、一関市まちづくり推進部もいちのせき市民活動センターも市教委を通して各幼保小中にオーダーしないと、なかなか舞川や興田のような芽は出てこないと思うぜ-。
この対談に登場している千田さんと吉田さん、2人とも小学校のPTA会長としてまち協に招集されて、まち協で検討された地域協働推進員のなり手に遡上したわけなんだけど、どちらも学区とまち協のエリアが合致している地域。今度さぁ、学区の中に複数のまち協ができてしまってPTAから会長だけでなく本部役員が散らばって参加している地域のPTA役員の話を聞いてみたらおもしろいかも。東山小と東山中は長坂・松川・田河津の3まち協、大東小は摺沢・渋民・曽慶の3まち協、大東中は大東小の3まち協の他に猿沢まち協にも。この4小中PTAは他の学校PTAとは異質なまち協との関わり方になっている思う。一関東中・花泉中・室根中・室根東小・室根西小とかも複数のまち協があるはず。まち協の会合に参加させられて「役員が関わっているだけ」止まりかもしれないし、逆に般P(一般の保護者)さんたちや児童生徒たちの参画に繋がっているかもしれない、まち協への生贄にされてただただ困惑してんじゃね?って「期待」しているんだけどサ!


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