« 保護者に拒まれないPTAにするために | トップページ | 中教審は部活全員加入制を問題視していた?文科省が何もしてこなかったのは… »

2017年5月 1日 (月)

また東北、また仙台…仙台市青葉区中2イジメ自殺

 また東北、また仙台である。ここ数年、マスコミ沙汰になっただけでも多くの生徒たちが自らに引き金を引いて命を絶っているのに、まわりの大人も、クラスメートも、警戒しないものなのだろうか。
 我が子も中学2年生だ。学校での様子も本人の悩みも本人の口からは聞けないでいる。父親が変わり者なこともあり、学校で追い詰められたりしていないのだろうか?はっきり言って不安だ。
 いじめアンケに何か書いてあったからと先生が別室面談したりカウンセリングに誘導したりすれば、かえって、チクリへの制裁を招きかねないので「様子を見よう」なのかもしれないが、何らかの仕打ちを受けているようなら学校を休ませて周囲の生徒から情報を得て対処して欲しいと思う。
 ケースにもよるが仲間はずれや無視だけならばともかく、明らかな蔑視である嘲笑や罵声、所有物を放り投げて逸失させようとする行為などは人間関係を断絶させてでもやめさせければならないのではないか。東北地方では「なげる」は「投げる・放る」だけでなく「捨てる」意味でも使われる言葉だ。ヤル側には投げる放る以上の思いが無いとしてもヤラレル側には捨てられる壊されるという恐れや劣等感がつきまとうだろう。
 これほどの犠牲者が発生しているのだ。一見軽微に思えるイジメだとしてもひとまず加害生徒たちは時差別室登校させ、場合によっては一人ずつ別々の学校にバラバラ転校させてでも、被害生徒にとって安心な学びの場を提供すべきだ。
 本件はまだどうだか分からないが、東北地方のいじめ自殺はほとんどが部活絡みの模様だ。部活加入が強制される学校が有る(北隣の岩手県は県内全公立中学で強制)など、部活に加入するのが当然視される風土で「入らざる得ずやめられず」のなかでイジメが起きたり助長されたりして死を選んでいるかのようだ。部活の有り方も変わって欲しい。
<仙台中学生自殺>昨年の調査 いじめ訴え (河北新報 2017年04月30日日曜日)
 仙台市教委は29日、青葉区の市立中2年の男子生徒(13)が26日に自殺したと正式に発表した。学校や市教委が昨年実施したいじめに関するアンケートで、男子生徒が「無視される」「物を投げられる」などと訴えていたことも明らかにした。
 いじめと自殺の関連は不明としたが、学校と市教委は他の生徒らへの聞き取りやアンケートを実施し、男子生徒の学校での様子やいじめの有無を詳しく調べる方針。
 大越裕光教育長や校長らが市役所で記者会見した。市教委によると、男子生徒は26日午前10時15分ごろ、自宅近くのマンションから飛び降り、死亡した。1時限目の授業後、上履きのまま校外に出たとみられ、マンション近くのアパート駐車場に制服の上着と生徒手帳が残されていた。遺書は見つかっていない。
 いじめに関するアンケートは、全校生徒を対象に昨年6月と11月の2回実施。当時中1だった男子生徒は「冷やかしや悪口、無視される」「物を投げられる」などと回答した。
 その後、学校による同級生男子6人への聞き取りで「臭い」「ばか」といった男子生徒に対する悪口が確認されたが、校長は会見で「お互いに悪口を言い合う状態で、双方を指導して解消した」と強調した。
 校長によると、男子生徒はほとんど欠席もなく、26日も普段と変わらず登校した。自殺の事実は28日に全校放送で生徒に報告し、保護者向けの説明会を5月1日夜に開く。
 市内の中学校では2014年9月、泉区の館中1年の男子生徒=当時(12)=がいじめを苦に自殺。16年2月にも同区の南中山中で2年の男子生徒=当時(14)=が自殺し、市教委の第三者委員会が「いじめによる精神的苦痛が自殺の一因」と結論付けた。
 大越教育長は相次ぐ自殺に「痛恨で言葉を失っている。自死につながらないよう、さらに対策を打ち出さなければならない」と語った。遺族は市教委を通じて「家族の現在の願いは、大切に育ててきた息子を安らかに見送ること」とのコメントを出した。
 仙台市青葉区の市立中2年の男子生徒(13)が自殺した問題で、遺族関係者が30日、取材に対し「いじめはずっと続いていた。トラブルが解消した事実はない」と証言した。校長は4月29日の記者会見で「生徒間で悪口を言い合うトラブルはあったが解消した」と説明。遺族関係者の認識と大きく異なっている。
 遺族関係者によると、同じクラスの複数の男子生徒からターゲットにされ、集団でからかわれたり、「臭い」「ばか」などと悪口を言われたりした。最近も「同級生にやられる」などと悩んでいたという。
 遺族関係者は「入学した直後から、ずっと同級生による嫌がらせに悩んでいた。トラブルが解消した事実はなく、学校側の説明に憤りを感じる」と話した。
 市教委によると、男子生徒は昨年6月と11月、全校生徒を対象にしたアンケートに「いじめられている」と回答。「無視される」「物を投げられる」などと書き込んでいた。
 校長は会見で「トラブルはその都度指導し、その後解消した。どちらが一方的という話ではない」との見方を示し、「いじめとは判断していない」と述べた。
 3月まで勤務した前校長は30日、取材に「全て市教委に伝えてある。何も話すことはない」と答えた。
 市教委によると、男子生徒は4月26日午前10時15分ごろ、自宅近くのマンションから飛び降り、死亡した。
 市内の中学校では2014年9月、泉区の館中1年の男子生徒=当時(12)=がいじめを苦に自殺。16年2月にも同区の南中山中2年の男子生徒=同(14)=が自殺し、市教委の第三者委が「いじめによる精神的苦痛が自殺の一因」と結論付けた。
 この2年7カ月で市内の中学生3人が自殺するという異常事態に、館中と南中山中生徒の父親2人は「息子の死が何ら教訓になっていない」と憤った。
 学校側は5月1日夜、初めて保護者説明会を開く。

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村

« 保護者に拒まれないPTAにするために | トップページ | 中教審は部活全員加入制を問題視していた?文科省が何もしてこなかったのは… »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/208014/65220398

この記事へのトラックバック一覧です: また東北、また仙台…仙台市青葉区中2イジメ自殺:

« 保護者に拒まれないPTAにするために | トップページ | 中教審は部活全員加入制を問題視していた?文科省が何もしてこなかったのは… »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

にほんブログ村ブログパーツ

  • にほんブログ村ブログパーツ

最近のトラックバック