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2017年11月18日 (土)

休養日設定・全員加入制・育成会活動など部活アレコレ

 今年の初頭、こんなニュースをご覧になった人も多いと思う。3学期から、遅くとも新年度からは、部活に休みができる、部活の休みが増える、と期待された人もいるだろうし、部活は無休日長時間練習であるべきだ、そんな余計なことをされては困ると思われた人もいるだろう。
 実際にはどうだったのか。学校現場には何もおりてこなかったという先生方も多いらしい。
通知の指示内容でニュースになったのは「一週間の中で休養日を設定していない学校や一箇月の中で土曜日や日曜日の休養日を設定していない学校においては学校の決まりとして休養日を設定すること」という部分なのだが、通知の名称は「平成28年度全国体力・運動能力,運動習慣等調査の結果の取扱い及び活用について」。毎年、当該調査の結果を受けて児童生徒の運動能力と体力の向上施策を指示する定例的なもので、県教委等の担当部署はともかく学校現場ではとても「部活の休養日設定」が指示されているものだとは想起できなかったんじゃないだろうか。最近になって県教委や政令指定都市教委で休養日の設定などが打ち出されたというニュースをチラホラ聞くようになったが「毎週平日1日と土日どちらか1日」という程度のもの。新年度になってから検討会などを立ちあげて審議してきたのだろう。それにしても20年前に文科省が打ち出したにもかかわらずて学校現場では無視され自治体教委もそれを黙認してきたガイドラインとほとんど同じものを今さら打ち出すしかないというのは嘆かわしい。とりあえず平成28年度ナンチャラカンチャラの通知で指示されたとおり平日週1・休日月1の休養日をとっとと徹底させることに労力をつぎ込むべきじゃなかったかと思う。まさかとは思うが、中体連・校長会ラインからの非公式要望で中総体新人戦の都道府県大会や駅伝大会が終わるまでは現場で手を付けなくても済むように形ばかりの検討会・審議会を立ちあげて棚上げして時間稼ぎをしてたかのようだ。
 部活動がある限り、先生方には平日だろうと土日祝であろうと指導はしなくても立ち会うことが求められている。朝練があれば先生方にとっても出勤時刻前であり、放課後の部活をやっている間に退勤時刻は過ぎ去っていく。分掌校務も授業準備も部活後に追いやられている。もはや勤務時間はとっくに終わっている時間帯だ。地方に多い部活動連動の社会体育的なもの(中学生スポ少・育成会活動・保護者会練習など呼称は様々)は
学校が主導して立ちあげたところや転勤した顧問の先生が立ち上げて指導監督までしていたところもあるらしく、その時間にまで顧問の先生がいることを保護者や外部コーチが当然視されている学校もあるという。こういった活動には保護者による助力が必然とされており、週5・週6で働き家事・介護・育児を抱えながらも親の義務であろうからと駆けつけている保護者の皆さんからすれば先生だって来るのが当然だとお考えになるものかもしれないが、あまりにエスカレートしてはいないだろうか。全員加入制であるために生徒本人が望んでもいないのに部活に参加して社会体育的なものにまで親子で振り回されているケースもあるのだ。
 文科省スポ庁では休養日の設定などについて新たなガイドラインを検討している。科学的根拠を示して学校現場が理解して適切な休養日を設定できるものにするということだから、おそらく「毎週平日1日と土日どちらか1日」なんてレベルのものではなく、もっと大ナタを振るわれるだろうと思うし、そうであって欲しい。あわせて諸悪の根源である全員加入制の禁止も打ち出していただきたいことはもちろん、部活動連動の社会体育的組織が休養日を補って余りある練習時間と大会参加をしているなら、いっそのこと、朝や放課後の練習を取りやめて活動の一切を委ねる方策を示すものであることを期待する。
 

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2017年11月13日 (月)

ガラガラの岩手県P連の家庭教育セミナー、やめようよ、コレ!

先日、11/11㈯、岩手県P連の家庭教育セミナーという教育講演会を聴講してきた。
 我が子の中学から周知ペーパーが配られて聴講者を募っていたので申し込んでいたのだが、こういうものにつきものの聴講動員めいた2次案内・3次案内のようなものがなく、会場の一関市文化センター大ホールが7~8割は埋まる目途がついたのだろうかなぁ、講演をするベテラン声優の佐久間レイさんがいろいろな役をやってるので集まっているんだろうか、一関文化センターの駐車場で全国餅サミットやってるので、ついでに聞こうかという保護者が多いのかも…などと思っていたのだが行ってみたらスキスキガラガラ…半分ぐらいしか席は埋まっていなかったのではないか?
 同席したある保護者の方によれば、その方のお子さんが通う中学でも2次案内・3次案内のようなものは無かったが小学校ではペーパーが配られたりメール配信システムが流れたりしていたそうである。各学校にはPTA会員数に応じて動員ノルマが示されたと思うのだが、中学校は部活連動の保護者会練習・育成会活動・中学生スポ少に保護者さんたちが没入してしまうため、事務局も各中学の幹部教員・P役員とも自然体で対応したのだろうけど、小学校はそこまでのことはないだろうとガリガリと動員かけたのではないだろうか。でも、小学生もスポーツ少年団に入っている児童が大半で、土日に優先できるのは学校行事と学年親子レクぐらいというのが実情なんだよな、この地域。
 そもそも一般の保護者さんたちに「県P連の家庭教育セミナー」ってお知らせしたって、「家庭教育セミナー」ってナンだべ?いぐごどねぇんだべ(行かなくても良いんでしょ)としか思われないんですよ。声優佐久間レイのファンだというアニオタ保護者がいれば、ナンだがわがんねぇけど佐久間レイに会えるから行ぐベェになるんだろうけど…
 以前にも岩手県P連の家庭教育セミナーについてこのブログで述べたことがある。
誰からも認知されていない岩手の家庭教育セミナーと教育振興運動
 岩手県P連の家庭教育セミナーっていうのは県P連が開催する教育講演会なのだが、広~い岩手県なので、開催地を県内各地をローテーションして毎年2カ所ずつ開催しているものだ。まずもって、そういう説明を小学校でも中学校でも聞いたことが一切無い。昔々は兄弟が多くて3世代同居している家庭も多かったろうから、ペーパー一枚配られれば家庭での口伝えで補えたのかもしれないけど今は何も知らない家庭が増えているという前提で周知して欲しいものだ。
 11月という時期の選定にも問題がありそうだ。毎週のように文化講演会だ、地域の文化祭だ、芸能大会だというシーズンである。そちらに関わる保護者たちも多いはずだ。それに中学の運動部で三送会をやるシーズン、これにも保護者たちの世話が欠かせないのだそうだ。オモテで餅サミットをやっているホールでやるのも如何なものだったのか。文化センターの駐車場は停められない、隣接する図書館駐車場も満車だろう、近隣の有料駐車場も混むだろうしお金を払ってまで行かなくても…、餅サミット用にシャトルバスが出るから市役所に停めてと言われても面倒だし…そんな思いが動員に応じにくくさせてたのではないだろうか。
 最後に講演会の中身に触れよう。佐久間さんが声優を務めた経歴をアテレコを交えて自己紹介したりしながらメインは「魔法のカバン」という朗読劇、最後に手遊び歌を会場全員でやって楽しく終了というものだった。幼女から老婆まで演じわけるプロの技量に感嘆させられた。最近では今日の料理ビギナーズの初江おばあちゃんが有名どころだが、お若い頃はどれみふぁどーなっつのミドとかムーミンのミーとかをなさっていて(もちろん生アテレコあり)、オイラなんかより若いパパママたちにはリアルタイムで見ていたかもしれない。歌の伴奏をしたり朗読劇の生BGMをしていたピアニストさんもきていたのだが、なんと、さだまさしの娘さん、佐田詠夢さんなのだとか。佐田詠夢さんという人がピアノをひいてくれる講演会だとは知らされていたけど、さだまさしの娘さんだったとは。そのことまで周知していたら少しは動員にプラスだったのではないかとも思いますなぁ。
 最後の最後に、佐久間レイ出演作品で個人的に思い入れがあるのは「トップをねらえ!」のアマノカズミ役、というよりもストーリーは良く分からんのに彼女がタカヤノリコ役の日高のり子とデュエットしてた挿入歌のFly Highが好きなMr.Peki-chanでした。
https://www.youtube.com/watch?v=2ewf7WPelQc

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