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2018年7月 3日 (火)

一関市の中学部活、そして岩手県の部活動ガイドライン

今年の6月は一関市議会で中学部活に関する質疑が有ったり、岩手県教委で部活動ガイドラインが決まったりと、中高生の部活動に新たな懸念と希望との両方を感じた月であった。
まず一関市議会の質疑から紹介したい。
 市議会で中学部活の開設数、育成会活動や父母会練習と呼ばれている「闇部活」(オイラの勝手な呼称)の活動について質問に教育長先生の御答弁…
・市内の中学の部活の総数、運動部が127、文化部が27、合計154。
・その84%に育成会活動などが有るんだって。
・中学生が参加しているスポーツ少年団は30団
・外部指導員を委嘱している部活動は75%
・各学校の部活開設数は最多14部・最少4部

いろいろ逆算すると育成会活動などが有るのは129か130、運動部の総計より2~3多い、吹部か音部だろうけど、ドコの中学だべ?40年前に吹コン予選かなんかで千中に行った(運動音痴の不器用少年だったからサ、消去法で吹部に入るしかなかったのサ、人並みにやれるわけは無いので、邪魔者だったろうけど…)ら、廊下にスポ少登録証がズラ~っと貼ってあって吹部までスポ少になっててナンジャコリャだったけど、今もそうなんたべが…。いずれにしても、少なくとも運動部に入ったら延長練・夜練・休日練で休みらしい休みは無いってことですな、一関市。生徒も親も、もしかしたら顧問の先生も…。そして、そのうち30団はスポーツ少年団にも登録していて一関市から体協を通じて助成金が出ているけど違いはそれだけ?外部指導員が入っている部活は育成会活動などより少ないから育成会活動の指導者はほとんど部活動の指導にも入っているということでも有るのだろう。学校としては育成会活動などまでは強制しないというものの指導者から父母会から上級生・同級生からの同調圧力で「自分は部活だけ」というのはナカナカ難しいだろうねぇ、レギュラークラスになればなるほど。軟式テニスでさえペアマッチだし…。質問した議員さんは「学校によっては4つしか部が無い、生徒たちに4つで我慢させて良いのか?教科担任制が取られる中学校が現在の各学校規模で真っ当な教育ができるのか?統廃合を促進して学校の規模を大きくしなきゃならないだろう」と語気を強めていた。一関市は部活を理由とする学区外通学は認められていない。学区の中学にやりたい競技の部活が無いからと虚偽転居して学区外通学をする生徒が後を絶たないらしい。4つしか部が無い学校って運動部のみで男女各2つだったと思う。オイラの母親の母校だ。オイラも3才まで暮らしてた学区だ。父親があのままマスオさん生活を続けていたら、オイラはどれほど苦しんだだろうか…。学校統廃合は年単位で時間がかかる。質問した議員さんもおっしゃっていたが再編案を市民に呈示して議論のまな板に載せるべきだと思う。それを待ってもいられない状況でもある。統廃合に先行して、部の組成単位を複数校合同化(神戸市の拠点校方式が類似例か…)、競技や文化活動によってはさらに大括りにした地域部活化(先進事例は静岡県磐田市のラグビーと陸上、同県掛川市の合唱・声楽と演劇)すべきではないかと思う。統廃合の組み合わせを縛らずに。
 一関市議会ではもうお一人、部活に関係する質問をされた方がおられた。市内各中学校が生徒会則で部活加入を強制してるのを市教委が働きかけて改善しないのかという質問だったが、
「部活動は生徒会同様に生徒の自主的主体的なものだから生徒会活動の中に位置づけられてるのは妥当な形式。生徒会活動全般に学校の方針を生徒会に伝えて話し合わせて活動させている」って言いくるめちゃったよ、教育長先生…。生徒個々人がが自主的自発的に取り組むべきものだけど教育長先生たちが生徒全員に強い続けたいものはナンでも生徒会則で規程化して生徒の主体的総意であるかのようにして生徒にも親にもさらには先生方にも文句を言わせないようにしてきたんでしょ、部活の全員加入が最たるもの。質問した議員さん、もうちょっと食い下がって欲しかったなぁ。教育長先生は全員加入は昔からのことだから変えたくないというお考えのようで、さすが(イヤミで言っています…)は元一関市校長会長。まぁ、どこの市町村教委もそうなんだろうけど。もしかして県中体連と県校長会から任意加入化転換阻止で協力を求められてる~?華麗な論点ずらしが成功して、さぞ御満悦のことだろう、あ~あ!先生方の働き方についてもしきりに第2第4日曜日の休養日完全実施を話していたけど、それだけではその2日間しか休んでいない先生が少なからずいるんだろうし、育成会活動・父母会練習・中学生スポ少にまでフル参加している先生(させられてる先生も…)だと休んでないでしょ!
ガイドラインどおり休養日を拡大するかどうかは県教委で止まっちゃってるし、全員加入制は県教委のあずかり知らないところでなされている(アタイはグルだったんだと睨んでいる、60年も前のことだけどサ!)ので言及しないスタンスを県教委は崩さない。市議会は市教委に県教委の指示どおりにヤレとしか迫れないし、ガイドライン強化には反対する議員がいるかもしれないナ…

 と、思っていた数日後、岩手日報でこんな報道が…。岩手県教委が重い腰を上げた?のかと思ったら、休養日が増えるとは言え週末かどうかも開始時期も不明、どうせ育成会活動とかが練習するから変わんないじゃん!しかも全員加入は言及無しだし…と、その時は思ったんです。でも…

中学部活、週2以上休み 18~20年度県教委プラン

IWATE-NP.CO.JP
 県教委は20日、中学校の部活動で週2日以上の休養日設定や、タイムカードの導入な...
 岩手ケンミンの皆さん、岩手日報では部活の時間制限と休養日拡大としか報じられなかったけど、県庁のホームページを見たらこんなことまで制限されてたんだ。受け入れらるかい、コレ。その部活育成会や父母会やスポ少の関係者(推進してきた保護者や地域の人たち)や部活に積極的な先生方が素直に受け入れられるシロモノとはとても思えない。部活本体だけの規制にして、この機会に全員加入制を禁じられたほうが受け入れやすかったのでは?アタイの周りではこの内容はまだあまり広まっていないようで大騒ぎになってる様子は無いみたいだけど、広まりだしたら市町村教委と各中学校は火ダルマになるんじゃねーの?おそろしや~

岩手県における部活動の在り方に関する方針(6/25発表)

部活動を補完する父母会やスポーツ少年団等の活動も、休養日や活動時間の規制の対象にしている点が特徴です。

PREF.IWATE.JP

 このツィートをされているのは日本部活動学会会長で学習院大学文学部の長沼豊教授、この方は一昨年来、学校部活動の研究集会を重ねてこられ、部活動学会の立ち上げに繋げられている。これまでの研究集会は東京目白の学習院大学キャンパスのほか、大阪と名古屋という大都市で開催されてきたが、今夏、岩手県で開催されようとしている。全員加入制も部活動に連動する育成会活動などの社会体育的なものが有るのも岩手県だけではないけど、そのどちらもが全県的に定着している岩手県は言わば「全員加入制のメッカ」(言い出したのはアタイだったような…)、その岩手県で研究集会を開催するのはこの問題に焦点を当てつつ先生方の働き方改革と併せて全国に拡散していきたいとの長沼教授の思いからだ。大学教授の研究集会というと大学の先生や院生・学生ばかりなのだろうと思われる人が多いかもしれないが、ざっくり言って、ツィッターで様々な発信をしている現役の先生方が多数お集まりになり、アタイみたいな一介の友だちのいない保護者までが加わって(アタイなんて高卒のオジサン…)部活動の現状を憂い、解決策を模索している。現状を憂いてるヒマがあったら、我が子の部活を強化しろという保護者の方、我々を論破するためにお出でいただくのも大歓迎である。参加してその思いをぶつけていただきたい。

KOKUCHEESE.COM
第4回 部活動のあり方を考え語り合う研究集会 in岩手 テーマ「部活動のこれからを考える ~部活動の課題と展望~」 期日:2018(平成30)年8月5日(日)13:30~16:30 場所:アイーナ いわて県民情報交流...

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