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2018年7月10日 (火)

どうなる一関市の中学部活ガイドライン

新聞紙面が甲子園一色になる時節が近いが、中学高校の部活動は大きな変革を迫られてもいる。

 岩手県教委が6月に策定した部活動のガイドラインは3月にスポーツ庁が策定したガイドラインよりも踏み込まれたものになっている。岩手県内のほとんどの中学の運動部と一部の音楽系文化部にある育成会活動や父母会練習という枠組み(しかも大半はスポーツ少年団に登録しているほか、一部は総合型地域スポーツクラブに登録している)での練習についても本体の部活動の練習と合算して練習時間を平日2時間、休日3時間に制限し、休養日を毎週平日1日と土日どちらか1日の計2日に拡大しているのだ。
 実際に各中学校で実施されるのは市町村教委が市町村版ガイドラインを策定してからとなるが、これまで育成会活動・父母会練習の枠組みで部活動強化を競ってきた先生方、一部の保護者、先述した中学生中心のスポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブを運営してきた地域の方々からは大きな反発が有ることと予想される。
 信じていただけない方も多いが中学高校で部活動加入が強制されるのは岩手県ローカルルールだ。文科省が昨年全国調査したところ同様のルールとなっている中学校は3割に過ぎない。
 加入の強制が禁止されるのであれば本体の部活動だけの練習時間抑制・休養日拡大でも良かったようにも思うが、県教育長は一関市大東町大原、県中体連会長は一関市花泉町金沢、ともに一関市出身のお二人が関わった岩手県版ガイドラインでもあり、少なくとも一関市教委・一関市立中学校による中抜きや先生・保護者・地域住民によるすり抜けは慎まざる得ない・慎ませざる得ないだろう。今後の推移を注視していきたいと思う。

「部活動のあり方を考え語り合う研究集会 in岩手」まであと25日ほどとなった。地元の皆さんと全国各地からお集まりになる部活改革派現役教員さんたちとで部活動の全員加入制・加入強制性や全国各地のガイドライン落とし込み状況など、部活動学会長の長沼豊学習院大学文学部教育学科長沼豊教授をはじめとする研究者の方々を交えて情報交換して、岩手県中高部活動の異常性を浮き彫りにしたいと思う。奮ってご参加いただきたい。詳細・参加申込はこちらのサイトにて…
 

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コメント

たまに覗きに来てます。私は学校関係者ですが、加入義務制は反対です。今現在、自分の専門外の顧問をさせられていますが、その部の生徒は「〜は〜が嫌だったから、この部にした」という生徒が多い「ゆるスポーツ」部です。大変さやキツさがあっても、好きでスポーツに取り組み続けている私としては、こうした義務感でスポーツをやっている生徒の姿には違和感以外あり得ません。

コメントありがとうございます。
こういう発信ばかりしていると「アナタはナゼそんなに部活がキライなのか?」と聞いてくる方がおられます。
たしかに私自身にとっては負の体験でしか有りませんが、青少年が部活動的なものに参加することに反対はしません。本人のニーズや家庭の事情にマッチした部活動がその学校に有るのなら参加して、技術を磨き様々な体験をし、心身ともに鍛錬されることは良いことだとも思っています。おっしゃるように消極的な理由で仕方なく加入する活動は何にもならないとまでは言いませんが、時間の使い方、経済的負担ともに本人だけでなく家族まで及ぶことを思うと、生徒を総動員することには賛成できないのです。
遠方にお住まいなのかも知れませんが、8月5日(日)に岩手県盛岡市で開かれる「部活動のあり方を考え語り合う研究集会」(詳細はこのサイトで…https://kokucheese.com/event/index/519581/)にお出でいただいて、先生のお考えもお話しいただきたいです。ご検討ください。

そうなんです。実は部活動に限らず、やり方によってプラスの効果が期待できるものって、沢山あるのですが。、、、でも、その効果が、異論や感情、ホンネを封じこんでまで取り組む価値があるかどうか。また、その効果と、異論や感情、ホンネが出せることとはどちらが大事なんでしょうね。、、、「効果はあった。、、、そして誰も何も言えなくなった」というのが現状であるような気がします。

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