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2018年11月27日 (火)

岩手県は全員加入制のメッカだけでなくガイドライン逃れのトップランナー

 生徒が自主的自発的に参加するモノであるはずの部活動なのに全生徒に入部を強制している学校が有ることですらオカシイ、それが岩手県をはじめとする数県では県全体に及んでいて岩手県はいつしか「全員加入制のメッカ」と呼ばれることが多くなってきた。呼び始めたのはオイラだったかもしれないが…。

スポーツ庁が運動部活動ガイドラインを策定して8ヶ月
都道府県版・市町村版が順次策定され学校現場でも施行されはじめている
そんな中、
・顧問がクラブチームをでっち上げて部活の休養日なのに練習している日がある
・父母会による自主練ということで体育館やグランドを借りて練習しはじめた
みたいな話が、アチコチから聞こえてくる。
 このヤリカタって、もともと全国アチコチで公然とやっていて、よく知られたガイドライン逃れの手法なのだろう。
 オイラは52才のオジサンだ。中学生だったのは40年前だ。近隣校にはそういうものが有ったようだが自分が通った公立中学の部活動にはこういうものは無かった。岩手県全体でもそれほど多くしなかったのではないかと思う。
 ところが、我が子が中学生にさしかかろうかという三十数年たって周囲を見渡してみるとほとんど全ての中学校でこういうものが存在するようになっていた。周辺校だけでなく岩手県内全中学校全運動部に及んでいるらしい。部活動のガイドラインというのは21年前にも策定されている。この21年前のガイドラインをかいくぐって練習量を維持するために未導入だった学校でも設立したのだとは思うが、ほとんど全校全運動部に及ぶということは、推進した組織・リードした組織が有ったのではないかと思える。昔からこういうことをやっていた学校が少なからず有ったというのはまだカワイイ話だが県内全域に広まって21年前のガイドラインをかいくぐった岩手県は「ガイドライン逃れのトップランナー」であるかのような存在だ。
 岩手県でも部活動ガイドラインが刷新され、今までガイドライン逃れツールとして機能してきた部活父母会練習や中学生スポ少まで練習時間制限・休養日拡大の対象に含めることとした。さらに校外のスポーツ活動・文化活動に取り組んでいる生徒に配慮することも求めたことは全員加入制を頑なな強制から緩やかな強制に変えていこうというもので半歩前進では有っただろう。そして、ガイドラインとは別に岩手県教委が全員加入制の見直すことを各学校に求めると県議会で答弁もしている。県としては全員加入制のメッカ・ガイドライン逃れのトップランナーから脱却しようという意向なのだろう。
 父母会スポ少の活動まで練習時間制限・休養日拡大の対象にしたことは熱心な保護者や外部指導者から大反発を受けるだろうし、全員加入制を緩め任意加入化することには市町村教育長さえ抵抗し現場校長をはじめ反発する先生方も多かろうと思うが、岩手県でどういう経緯があったにせよ部活動はその加入の在り方も含めて本来の姿に立ち返り、時代の要請にも鑑みて、この部活動ガイドラインを地域と学校に根付かせていただきたいと切に願うところだ。
ということで、先生方も保護者さんたちも聴きに行こうよ、コレ!
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