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2018年12月10日 (月)

やっぱり合点がいかないゾ!岩手県一関市の中学校部活動方針

先週、一関市のケーブルテレビや地域ローカル新聞で報道された一関市の来年度部活動方針、生徒を通じて保護者に配布されたブリントが届いた、オイラは現役中学生の保護者で一介のモンペである。学校の発出日から一週間かかって手元に届くのは不出来な息子が悪いのだが、とにかく合点がいかない内容のオンパレードだ。
スポーツ庁が策定した「運動部活動の総合的ガイドライン」とそれを受けて岩手県教委が策定した「部活動の在り方に関する指針」を踏まえて定めたものだと説明されてはいるが、スポ庁のガイドラインはともかく岩手県の部活動指針の肝は休養日と練習時間ではない部分、そこを一切紹介していない。不都合な真実を保護者に見せないようにしているとしか思えない。
●部活動休養日はスポ庁ガイドライン・岩手県版指針では毎週土日どちらかと平日1日だったが週末は日曜日に固定して「毎週日曜日と平日1日」で休養日に大会参加等した場合は直近の祝日や土曜日を休養日にする
●練習時間制限はスポ庁ガイドライン・岩手県版指針と同様に「平日2時間&休日3時間」
ココまではまあ良い、問題なのは次から
岩手県版部活動指針では休養日の設定と練習時間制限に父母会スポ少など部活動を補完する活動を含めるとされたのに…
●部活動と構成メンバーが同一の父母会(育成会)練習についても、同様の扱いとなるよう、校長が協力を要請する
父母会・育成会に「同様の扱い」を要請するっていうだけなら
①日曜日は休んでくださいってことだろうけど、平日の休みは必ずしも本体の部活動と同一曜日にしなくても良いってことにならない?
②練習時間も部活と同様にということならば部活をやったほかに平日なら2時間まで、土曜や祝日なら3時間まで、練習して良いですよってことにならない?
●自校生徒が参加するスポーツ少年団等と連携を図り、生徒にとって適切な活動時間となるよう理解を図る
●市教委はスポーツ少年団等学校外の活動が平日20時を超えないよう、体育協会を通じてスポーツ少年団体に協力を要請する
中学生のスポ少って、それら父母会や育成会がスポ少登録して市から助成金もらってるだけの違いなんだけど、スポ少登録してたら平日20時までだったら何時間練習しても良いの?スポ少登録してたら休養日も父母会・育成会の判断に任せるの?
そして、岩手県版指針の「校外のスポーツ・文化活動に取り組む生徒へ配慮する取組を推進する」や10月に県議会で県教委が答弁した「全員加入制の見直しを促す」に対してはゼロ回答なの?
昨年から今年にかけて、部活動指導員制度化時の文科省パプコメ回答(平成29年)、スポーツ庁運動部ガイドラインFAQ(平成30年)、そして文化庁文化部ガイドライン(同)そのもので、学習指導要領の「生徒が自主的自発的に参加する部活動」という文言に照らして生徒全員強制加入は許容されないことが明示されているのだから全員加入制をやめて部活動未加入を許容するしかないと思われるのだがいかがだろうか?各学校とも60年あまり前から生徒たちの自主的自発的総意であるかのように生徒会則で全員加入にさせられてるので体裁上は生徒会を善導してということになるのだろうけど…

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2018年12月 8日 (土)

部活全員加入エリア南予地域の在る愛媛県のスポーツ推進計画で

公立中学校の部活動が強制加入になってる南予地域を抱えた愛媛県のホームページでこんなものを発見…これじゃあ、市町村や学校で強制し放題になっちゃう。強制しておきたいのが教育関係者のホンネなのか、それとも誰かへの忖度なのか。岩手県もそうなんだよなぁ、一関市の教育長先生、12/2㈰に開催された内田良准教授がメインスピーカーの講演会で「県から全員加入の見直しを求められても必ずしも従わなければならないことではない、全員加入はやめない!」って宣言しちゃったし、翌12/3㈪に発表された一関市来年度部活動方針なるもので練習時間抑制や休養日拡大は示されていたけど加入の問題に関しては一切触れてもいないし…
意見:主に南予の公立中で常態化している運動部への半強制加入圧力は、スポーツで人々を愛顔にする目標とは真逆のものであり、「どんな理由があろうとも、本人の意に沿わないスポーツの強制は固く禁じます。」と入れ、中学生の人権を守る一助とすべき。
県見解:部活動は、学校教育の一環として、各市町、各学校の実態に応じ、生徒の主体性や活動意欲を引き出す取組みなど、適切に実施されているものと考えております。
 したがいまして、御提案の内容の追加は考えておりませんので御理解ください。
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2018年12月 5日 (水)

コレでは何も変わらない!一関市の部活動方針…

一関市の来年度部活動方針が発表され、12/4㈫付岩手日日新聞のトップ記事になっていた。12/3㈪CATVのニュースでも報じられていたが、
父母会には同様の対応を、スポ少には協力を求めるってことはさぁ、日曜は休みになっても…
  • 平日:部活2H+父母会2H+スポ少2H=6Hできて
  • 土祝:部活3H+父母会3H+スポ少3H=9Hやれて
  • 平日は部活と父母会とスポ少が別々の曜日に休むなんてこともアリなの?

 岩手県の部活動指針は父母会やスポ少の練習も含めて平日2時間・休日3時間に制限し平日1日と土日どちらかを毎週休むというものだったはず。
 土日どちらかというのを日曜日に固定したのはわかりやすいルールにするとともに週明けの学習のために疲れを残さない工夫だとは思うが、練習時間や平日の休養日を部活と父母会スポ少とで別立てにされかねないのはマズイのではないかと思う。
 新しいガイドラインの始まりとともに父母会やスポ少でガイドライン逃れを始めた学校が全国アチコチから聞こえている。岩手県は21年前のガイドラインを父母会やスポ少を全中学校に広めたことでかわしてしまった「ガイドライン逃れのトップランナー」でもある。現状を追認し続けていては一関市だけが「ガイドライン逃れのトップランナー」になってしまうのではないだろうか…

 また、岩手県部活動指針で「校外のスポーツ・文化活動に取り組む生徒に配慮する取組を推進する」とされたことについては何らの対応も無いようだ。一関市に長らく活動していて大谷翔平選手も活躍していた一関リトルシニアは解団してしまったが市外のリトルシニアチームやボーイズチームに所属している生徒も少なくないし、スイミングクラブを選手コースで続けている生徒、競技スキーやフェンシングで国際大会に出場している生徒もいるではないか。トップアスリート育成事業で助成しているのもそういった生徒たちではないのか。殊更、市の方針で謳わなくとも各学校で部活動に在籍させながらも適切に配慮はされていると校長先生たちは教育長先生に忖度しておっしゃっているのかもしれないが、それでは、入学前にある程度以上の実績を残して将来性を自ら示さなければそういう道は閉ざされているんじゃないだろうか。盛岡周辺や奥州市などで「校外活動部」という彼らに籍を置かせるためだけで活動は何もしない部を設置している学校が数校有り、微増傾向でもあるようだ。せめて同様の対応を打ち出すべきなのではないのだろうか。
 12/2㈰に開催された粟野顕彰会教育講座で内田良名古屋大大学院准教授が講演され、冒頭で全員加入校率100%の岩手県は研究者の間で「部活動の聖地」と呼ばれていると紹介されたのだが、講演後の質疑応答の中で小菅教育長先生は内田准教授の前で「県教委の意向に必ずしも従わなければならないということありません。一関市内の中学校では部活動は短時間でもあり、全員加入をやめる考えはない」と断言された。岩手県教委は10月の県議会で「全員加入制についても見直しを促す」と答弁しており、今後何らかの対応を各市町村教委を通して各中学校に求められるものと思うが、小菅教育長先生は突っぱねるおつもりなのだろう。中学生になったら部活も父母会練習・スポ少活動もやんねぇばねぇんだべと信じ込んでいる市民は多いだろうけど、先述した校外のスポーツ活動等をしている生徒に限らず、部活動の強制を望んでいない生徒も保護者も少なくないはずだし、そういう人たちほどスポーツ庁が制定したガイドラインや岩手県版指針、県議会答弁など近年の動向をキャッチしていて、それらのベクトルどおり改善されることを期待しているものと思う。中学生に部活は必須とすべきだという小菅教育長先生の教育観・ご信念によるものかもしれないし、某団体の事務局長先生からの先輩命令で中学生が部活動に全員参加する状態を維持しなければならないのかもしれないが、もうそろそろ部活動から加入強制性を排除しないと一関市だけが「全員加入制のメッカ」になりはしないだろうか
 それに、ILCを誘致して国内外から国際的な研究者・技術者を家族ごと招こうとしているんでしょ、ただでさえJAPANのBUKATSUはCRAZYだと言われているのに、それを強制されるんじゃ家族どころかダディやマミィの研究者・技術者は一関に来ねぇべよ!

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2018年12月 4日 (火)

全員加入をどうしても続けたいらしい一関市の中学部活…トホホ

平成29年実施 文科省パブコメ
意見:生徒に対して入部する入部しないの選択を自主的にさせる権利を保障させるべきである
回答:部活動は学校教育の一環ではありますが生徒の自主的自発的な参加により行われるものです

平成30年6月策定 岩手県版部活動ガイドライン
校外のスポーツ・文化活動に取り組む生徒に配慮する取組を推進する

平成30年6月ホームページ掲載 スポーツ庁部活動ガイドラインFAQ
Q部活動は生徒全員が参加しないといけないのですか
A中学校・高等学校の学習指導要領の総則においては部活動は「生徒の自主的自発的な参加により行われる」とあるように、同好の生徒の自主的自発的な参加により行われるものです。こうした学習指導要領の趣旨を踏まえ、各学校においては生徒の自主性を尊重し、部活動の参加を強いることがないよう、留意しなければなりません。

平成30年10月 岩手県教委県議会答弁
全員加入の在り方についても見直しを促す

平成30年12月 一関市教育長発言@内田良名古屋大准教授講演会
県教委の意向に全て従わなければならないわけではない
当市の部活は短時間なので全員加入はやめない

全員に強制する活動時間として放課後2時間&休日3時間というのは短時間なんでしょうか?皆さん!
それに文科省やスポ庁の考え方は時間の長短よりも部活のそもそも論、市町村教育行政の自治裁量で覆せるものなのか?

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