« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »

2019年3月 9日 (土)

PTAは3役に他校の先生や自治体職員を入れつつ活動は都度募集ボラで

市区町村P連から脱退した単P
都道府県・指定都市P連から脱退した市区町村P連
というのが珍しくなくなっているらしいし
全国大会開催県になって日P・地方P連から脱退を画策して全国大会を流会させかけた県Pが話題になったこともある
こういう組織構造がPTA界隈の諸悪の根源なのでP連からの脱退事案が起きているのかもしれないけど、一般の保護者にとってはほとんど無関係な世界であることも否定しがたい事実だろう。私が単P本部役員・単P会長・市P理事を経験して見てきた景色からの思いつきに過ぎないものだが単P=小中学校のPTAをこうしてはいかがかといういくつかの提言を述べてみたい。
 私が住んでいる岩手県一関市は市P役員を各学校PTAの輪番で、かつ、市P会長と市P事務局校はセットにしていた。各学校でPTAを解散したり各学校PTAが市Pを脱退したりということは学校幹部が抵抗するだろう。
 一般の保護者が厭嫌感を持っているのは役員や委員を誰かがというより誰もが一度はやらなければならないことや対外的な動員に駆り出されることである。これらを可能な限りゼロにしていくことが願われている。

 まず委員会活動を全て都度募集ボラにしたい。学年や地区で親子行事をするための実行委員は年度始めに決めておくことは必要かもしれないがやることが明確なのだから引き受けてくれる人はいると思う。
 学校全体の役員は2~3人、会長・副会長・事務局長がいれば良いだろう。学校行事とP総会の挨拶、市町村P総会への出席、輪番が回ってきた年度は市Pの役員もやってもらわざる得ないが。役選委員になり手捜しをさせて見つからなかったら自爆立候補させるなんて地獄を味あわせず、学校幹部の先生方で「都合の良いポチ」を一本釣りしていただきたい。そのほうが円満に決まるし学校経営にもPTA運営にも混乱の火種を作らずに済むだろう。ということで役選委員もイラナイ。
ここから若干ハードルが高いことを申し述べたい。
全国的に展開されている「協働のまちづくり」と岩手県オリジナルの「教育振興運動」に関わらせないでいただけないだろうか。それが無理ならPTA3役を買って出る保護者なんかいないはずだ。
まず協働のまちづくり
 町内会長・児童民生委員・体育協会・文化協会・老人クラブあたりとともに公立幼保小中のPTAも構成員にするのがセオリーのようだが、協力できるのはPTA会長が年次総会の挨拶要員になる程度までにしていただきたい。具体的な地域活性化の課題検討だとかイベントのスタッフだとかで毎月のように、時には毎週のようにPTA3役が呼びつけられるようでは誰もPTA3役をやらない。PTA3役をこき使うだけでは一般の保護者への協働のまちづくりのレクチャーにも参画意識醸成にも実動要員化にもならず、逆にPTA3役の姿を見られて厭嫌感を増すだけになる。
そして教育振興運動
 実践発表会とか学習講演会とかで係員動員はもちろん実践発表までさせられてしまう。PTAが発表することって、学校の教育活動そのものやPTAそのものの紹介でしかない、その何チャラ運動に当て込んだ脚色で。そもそも日常的に一般の保護者を巻き込んで何かやってますか、この何チャラ運動。発表会や講演会が目的化してて、そこに保護者を係員動員・聴講動員して「保護者も連携してます体裁」を作ってるだけじゃん!
 どちらも自治体行政が推進しているものだから公立小中学校がPTAを差し出さないというわけにはナカナカいかないとは思う。だからこそ、PTA3役は学校のポチ・行政のポチで固めていただきたい。かならずしも全員でなくても良いしトップでなくても良い、他校の先生や自治体職員を各々1人は入れるべきだと思う。そういう人が複数名いないと両施策を保護者さんたちに落とし込んだり巻き込んだりは不可能であるはずだ。
にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村

 

2019年3月 8日 (金)

岩手県の部活はレバタラ免除の拡大だけで全員加入が続くのか?

先月開催された岩手県スポーツ推進審議会の議事録を拝見、議題は岩手県のスポーツ振興計画でパブリックコメントに部活動の全員加入をヤメロという意見が多数寄せられて文言修正したことについての意見交換、発言したお三方とも校外の活動をしている生徒でなければこれからも部活動に参加させ続けるって言っているようにしか読めないんだけど…
(一戸町教育委員会中嶋教育長)
先日の県教委と市町村教委との意見交換の際は、計画の説明をいただき、ありがとうございました。パブリック・コメントでは部活動への意見が多いということで、保護者の方々の関心が強いところなのかなと受け止めておりました。「部活動は強制ではない」という意見があったということですが、私たちもその通りと考えます。しかし、先の意見交換の際には、「部活動は強制ではない」という言葉がひとり歩きしてしまい、現場との齟齬が生まれてしまうのではないかという懸念が出されました。岩手県の部活動加入率は 97%、98%という実態がありますが、その中でもサッカーやリトルシニア野球など様々なスポーツを行っていながら、部活動では違う部に加入している子どもたちもいます。そのような子どもたちが、部活動に加入せずに、自分が加入しているクラブ活動に参加していることは理解しておりますが、部活動における生徒指導面での価値を理解してもらうために、できるだけ部活動に加入していただきたいという学校も多いと思います。そのため、この計画の「自主的・自発的な参加により行われる部活動」という文言が、読み手側にどのように受け止められるか心配されるところですので、中体連での進め方も併せて考えていかなければ、様々な問題が発生してしまう懸念があります。
…「部活動は強制ではない」という言葉がひとり歩きすると現場との齟齬が生まれてしまうのは各学校とも生徒会則に部活動全員加入規程が盛り込まれていて事実上強制してるから。「自主的・自発的な参加により行われる部活動」という文言が「校外のサッカーやリトルシニアとかに参加していなくても部活に加入しなくて良いんでしょ」って受け止められて部活に入りたくない、部活をやめたいという生徒が大量発生されたら困るんだろうな。
(岩手県中学校体育連盟二階堂理事長)
学習指導要領に記載のとおり、「部活動に自主的・自発的に参加する」ということはその通りであると思います。実際に、岩手県内の学校でも、私の把握している限りでは、「強制」という言葉は使用しておりません。ただ、部活動には加入したほうが望ましいということはありますし、学校外でのスポーツ活動や習い事等を認めている学校が殆どです。そのため、中嶋委員がおっしゃったとおり、強制という言葉がひとり歩きしなければいいなと私も思います。
…強制という言葉を使用しないで生徒会則に「会員はいずれかの部に入部しなければならない」って盛り込ませて強制したんじゃん、この人たちの大先輩たちが。それに学校外でのスポーツ活動や習い事等を認めている学校が殆どだとしても彼らに部活動を事実上免除している学校って殆ど無いでしょ、少なくともそのことを積極的に周知してる学校なんかおそらく無くて、保護者が強く申し出て渋々容認してきただけじゃないのかよ。強制という言葉が一人歩きしなければいいなっていうのも中島教育長と同じで「強制じゃ無いんでしょ」から「部活に入らなくても良いんでしょ」って生徒や保護者に思われたら困るんだろう、この人も。
(教育委員会事務局保健体育課荒木田総括課長)
保健体育課の荒木田です。部活動の加入について、県としては、部活動は良いものであり、教育的な価値が高いものということで推進していくという考えです。中嶋委員がおっしゃったように、部活動加入率全国1位を誇り、現在、県も部活動の推進に取り組んでいる状況です。ただ、二階堂委員がおっしゃったように、学習指導要領には、計画で修正された文言のとおりの記載があり、部活動は「自主的・自発的な参加」により行われるものです。学校現場でも、特設部を設けたり、「自主的・自発的な参加」という学習指導要領記載のとおりに、学校外のスポーツクラブなどに行くのであれば、学校の部活動に所属しなくてもいいというような取組がこれから出てくると予想しております。県教委としては、この「自主的・自発的な参加」という点を大事にしていきたいという考えのもと、一昨日の市町村教育長会議で、全面的にこの方針を進めていくというお話をさせていただいたところです。
…え~っ、推進するのは「学校外のスポーツクラブなどに行くのであれば、学校の部活動に所属しなくてもいいというような取組」止まり?で、市町村教育長にも要請してる?あ~、それで小菅一関市教育長はああいう議会答弁をしたんだ。それじゃあ、「学校外の活動をしないなら、学校の部活動に所属しなければならない」運用になるじゃん!それで「自主的・自発的参加」になるのか?
お三方はじめ、岩手県のスポーツ関係、教育関係の方々に申し上げたい。
 「いずれかの部を選択して入部する」だけではなく「いずれの部にも入部しない」ことも生徒の一人一人の自由意思に委ねられることが学習指導要領の「自主的・自発的に参加する部活動」であるはずだ。昨年12月に策定・発出された文化部ガイドラインで「入部を強いることのないよう、留意しなければならない」とされているし、通知・通達の類いでは無いとは言え昨年6月にスポーツ庁ホームページに掲載された運動部ガイドラインでも同様の見解が述べられていたのである。岩手県のスポーツ振興計画や部活動方針で直接的な文言が並べられないとしても、文化庁やスポーツ庁は上部機関であり両部活動ガイドラインは上位規程であるだろう。強制という言葉は使用されていないだの学校としては強制していないだのと言いながら生徒会則に全員加入規程を盛り込ませて生徒たちの自主的自発的総意であるかのように仕立てて事実上強制してきたのは否定しがたい事実であり、そのことが自ら電車に飛び込んで絶命した村松亮君をはじめ多くの部活イジメ被害者を派生させてもきたでしょう。両部活動ガイドラインから目を背けてアスリート育成輩出の妨げにならないように「校外活動に取り組む生徒に配慮」でレバタラ免除するだけで「強制ではない」と強弁して全員加入を維持することのなんと滑稽で残酷なことか。それに未加入容認に転ずれば部の数が相当数減って、過重労働が問題化している先生方の負担軽減の一助にもなるはずだ。
 あまり知られていない、というより、拡散しないように箝口令で運用されているのかもしれないが、既に任意加入に転換した市町村立中学が県内にも実在している。市町村教育長や二階堂県中体連理事長に忖度してないで「生徒に入部を強いない」という運動部ガイドラインFAQ及び文化部ガイドラインどおりの対応を各学校に期待する。それとも校長先生たちはそんなに市町村教育長や二階堂理事長がコワイの?

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログへ
にほんブログ村

2019年3月 5日 (火)

岩手県教育研究発表会部活動分科会聴講記

 一ヶ月ほど前になるが岩手県教委の教育研究発表会なるものを聴講してきた。学校の先生や教育行政関係者しか聴講できないのだろうと思いながらも事務局に問い合わせたら一般の方もどうぞということであった。部活動がテーマの分科会があり、メイントーカーが宮城教育大学の神谷拓准教授であったことから、その分科会だけを聴講させていただいたところである。
 一関一高附属中の部活動が短時間活動+父母会練スポ少等ナシで県大会参加率が高いのには好感を持てたが、
紹介された水泳特設部の好成績なんてSSの指導と本人の努力だし、吹部が地域の吹奏楽祭で合同演奏したのを地域参加&多世代交流だなんて一関市内の中高吹部ならやってることだし、イベント参加は多忙の一因だし…
 部活動で生徒の自主性・主体性を高めることが主テーマではあったのだけど、シンポジウムで会場から「全員加入をやめたい」というような発言が有ってメイントーカーの神谷宮教大准教授も同意見の方だからそういう話題展開にもなり、盛岡周辺の校外活動部で事実上部活免除の仕組みが紹介されたりもした。驚くべきことに異論を唱える聴講者が誰もいなかった。どこの学校でも校外のスポーツ活動に専念したいとか全員強制加入はオカシイなどの生徒・保護者からの申し出が顕在化しているからなのだろうと思う。
 県と同様に「校外活動への配慮」をガイドラインに盛り込んだ市町村であれば今年の春から校外活動部による事実上免除対応は増えるだろうけど、全員加入をやめる動きまでは無さそうな雰囲気だった。
 一関一高付属中の副校長は周辺の市町村立中と歩調を合わせなければならないようなことも言ってたけど、そのお膝元の一関市なんて「校外活動への配慮」を敢えて無視したようなガイドラインだったし練習時間や休養日も父母会練習や中学生スポ少には緩い表現だったのでなし崩しになりそうな予感しかしないし新年度は全員加入のまま+父母会スポ少での無休日長時間練習が野放しのままになってしまうだろう。一関一校付属中が任意加入に舵を切っていただきたいぐらいである。でも付属中の場合は全員が内部進学する一関一高が県内他高校と同一歩調で部活動全員加入である限り任意加入にしないだろうし、トホホな春である。

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村

2019年3月 1日 (金)

岩手県で任意加入化した中学校と校外活動部が有る中学校

平成30年度に策定された岩手県部活動方針は練習時間抑制と休養日拡大だけでなく「校外のスポーツ文化活動に取り組む生徒に配慮する取組の推進」が盛り込まれている。一関市は練習時間抑制と休養日拡大だけの市方針としたが、多くの市町村は県方針を踏襲している。具体的にどう取り組まれるものなのか相変わらず判然としないものだが、盛岡周辺では数年前から「校外活動部」という彼らに籍を置かせるためだけの部を設置して部活動を事実上免除している中学が数校有り、微増傾向にあるという。県の部活動方針を受けて奥州市でも一校だけだが設置された中学がある。また、任意加入化に舵をきった中学もある。
 とりあえず、私が見聞きした情報だけだが、具体的な学校名が分かっている中学校を紹介する。情報をお寄せいただきながら追加していく所存である。若干は追記できるはずだ。言うまでもないが、このリストに追加されない中学校は学習指導要領に抵触する部活動全員強制加入である。新入生の保護者の方々、学校に申し入れていただきたい。黙っていたらイヤでも部活動ばかりでなく連動する父母会練習や中学生スポ少にまで事実上強制され、親が立ち会って夜まで練習し、週末なんて上級生の親たちにアゴで使われながら練習試合の相互接待つきで2時間かかろうが3時間かかろうが県外だろうが現地集合現地解散の遠征で潰れてしまう。子どもだけでなく親まで拘束される…。
 折しも、年末に文化庁から発出された文化部ガイドラインに岩手県方針を対応させるため2月から改定検討会議が始まっている。文化部ガイドラインでは「加入を強いることの無いよう留意しなくてはならない」と明示されていることから県内各中学高校で数十年維持されてきた「生徒会則による部活動全員加入」の撤廃を求めるものになると思われる。結論が出るのは5月になるようだが…。
 前述の岩手県部活動方針検討会議には県中体連・県高体連・県高野連・県中文連・県高文連・県中学校長会・県高校長会・岩教組・県高教組・県体協などからトップクラスが顔を並べているものだ。表向きは賛同しておきながら何らかのすり抜け策を練っておられる団体もお有りかもしれないが、教育関係の各界各層にフィードバックされているものだろう。5月の結論を待つことなく、少なくとも31年度新入生には部活加入を強いない運用をしていただき、これは5月になるとしても在校生の中途退部を容認されたい。その思いから先行対応している学校を紹介し、県の対応を待ちたい・県中体連や県校長会の指示を待ちたい等と県中体連事務局長先生を忖度して先送りを決め込んでいる教育長先生率いる一関市教委をはじめ、各市町村教委及び各中学高校に決断を促す企図である。
 先週、県教育長人事が報道されていたが、新旧ともに一関・大東人。県中体連の大林会長は一関・花泉人。練習時間抑制と休養日拡大を父母会・スポ少ですり抜けられそうな解釈の余地を残し、県方針に付加された「校外のスポーツ・文化活動に取り組む生徒に配慮する取組の推進」をあえてはずした一関市部活動方針のままで新年度を迎えるのだろうか。せめて4月下旬までに県方針改定を先取りして新入生強制全員入部をやめ、在校生の中途退部も容認して、改元10連休を迎える一関市でありたい。それでも31年度新入生までは全員加入+3年間退部禁止で引っ張り、来年度以降も「先輩たちは全員部活動をやっている」と同調圧力で全員加入制を事実上続けさせる余地を残されますか?小菅一関市教育長先生!
任意加入化した中学校
・陸前高田市 高田一中 平成30年度 新入生から任意加入化
・盛岡市 巻堀中 平成30年度 任意加入化転換
盛岡市 上田中 平成31年度 任意加入化転換(予定)(4月8日、取りやめになっていたことが判明)
・一関市 花泉中 平成31年度 任意加入化転換(6/8New)
校外活動部が有る中学校
・滝沢市 滝沢二中
・盛岡市 松園中 
・盛岡市 大宮中
・盛岡市 厨川中
・奥州市 水沢南中(平成30年度開設、音楽レッスン受講者等も対象)
・県立一関一高附属中(4/8New)

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログへ
にほんブログ村

« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

にほんブログ村ブログパーツ

  • にほんブログ村ブログパーツ

最近のトラックバック