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2019年5月 8日 (水)

ガイドライン逃れと潜在的部活離れが進む岩手県南地域

平成30年は運動部ガイドライン、都道府県・市区町村版ガイドライン、文化部ガイドラインが制定・策定され、平成30年度末までには各学校現場にも落とし込まれて平成31年度のスタートとともにガイドラインを本格実施したはずである。

運動部ガイドライン、文化部ガイドライン及びその岩手県版である岩手県方針では練習時間を平日2時間・休日3時間が上限、休養日は土日どちらかを含む週2日とされ、岩手県では部活動を補完して部活父母会が主催する練習や父母会が登録しているスポーツ少年団活動についてもその対象とされ、当地一関市では土日の休養日を日曜日に固定すると判断した。なお、岩手県方針には「校外のスポーツ文化活動に取り組む生徒に配慮する取組を推進する」という文言も盛り込まれたことから当該生徒には部活動を事実上免除することを市町村及び各学校に求めていると推量されるのだがほとんどの市町村では踏襲したものの割愛した学校がほとんどで一関市に至っては市方針で割愛されてしまっている。

改元10連休も終わり、近隣の中学校では5月末の運動会の準備と6月の中総体地区大会に向けた練習が熱を帯び始める。ガイドラインが本格実施されて間もないというのにあからさまなガイドライン逃れをいくつか見聞きしたので、紹介したい。

①一関市では複数校の複数球技部で休養日である日曜日に学校外の施設で部活動とも父母会ともスポ少とも名乗らずに「〇〇スポーツクラブ」のような名称を語って部活のメンバーで練習され始めている。顧問教員の関わりも皆無ではない模様。

②奥州市某中某球技部は週末の午前中に部活が有った日の午後、メンバーを学校外施設に再集合させてやはり「〇〇スポーツクラブ」のような名称を語って練習し始めている。休養日にも同様の練習をしていると推量。

③奥州市某中では一年生女子の半数以上が校外の某球技クラブに専念しようとして美術部に入部した。絵画や彫塑も得意だ・好きだという生徒ばかりでは無いだろう。ちなみに当該中学には当該球技部は無く、文化部は吹奏楽部と美術部のみである。

④奥州市某中某球技部は校外の当該球技小学生クラブの指導者が外部指導者になっており当該部父母会を含めて一体的な組織となっていたが、小学生クラブに参加していた学区外在住の新入生を越境通学させるなど、一体的な運営がより強まってきている。やはり校外活動部設置なり未加入容認なりして当該球技部員全員を退部させて休廃部し、校外の中学生バレークラブとしてガイドラインに縛られない活動に転換したほうが健全と思われる。

⑤一関市某中で校外スポーツ活動を継続するために総合文化部への入部を検討していたがいずれかの運動部への入部を強く推奨され、運動部と校外活動との両立を余儀なくされた事例有り。週末等は校外活動を優先させてもらえることとはなったものの、部活動の用具購入や父母会費など出費も少なくない模様。

あからさまなガイドライン逃れが横行するし、一方で、学校部活が校外活動の足かせになっていて敬遠されはじめてもいる。校外活動への配慮として部活免除なり任意加入化しつつ、ガイドライン逃れをしているような部活・父母会スポ少・〇〇スポーツクラブは一体的に学校外の活動に転換させることが得策なのではないだろうか。

奥州市では昨年中に水沢南中学校が校外活動部を設置して音楽レッスン受講者までを対象にしているし、一関市では市立中ではないものの一関一高附属中が校外活動部を設置している。同一自治体内の他校でもこの機に追随することは容易いのではないか。校外活動部の設置や任意加入化をすることで部員が激減して維持できなくなる部が少なからず生じてしまうだろうが、部活で有る無しにかかわらず個々の生徒が本当にやりたい活動に参加できるようになると思うのだ。部活をやりにくい事情を抱えた生徒まで部活動と父母会スポ少に総動員して不本意な活動であっても中総体参加競技を可能な限り維持しようとしているのは、県中体連の理事長先生だとは言わんけどさぁ、いったい全体、誰の命令なんだよ!生徒本人に意義が無いとは言わないけど一人一人の生徒を考えたら、犠牲にしているもののほうが大きくはないかい?小規模校でも単独チームが中総体に出ることが愛校心や郷土愛に繋がるっていう考えもあるんだろうけど、ワンサイドゲームで終わってしまうより合同チームでも多様な競技で参加したほうが勝負になって達成感に繋がるんじゃないか?たとえ単独チームじゃないと資格上全中に行けないとしてもサ!

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