« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »

2019年11月27日 (水)

不登校になる子を減らし登校復帰しやすくするためにも参加を義務付けたり活動を強制したりしない部活に、全員強制入部なんてヤメ!

岩手県の中学・高校でどうにかして欲しいのは部活の強制
やりたい生徒は勉強の励みになるのだろうけど、やりたくない生徒、用品購入や遠征費用が厳しい家庭、闇部活や練習試合の支援(遠方でも現地集合現地解散が一般的だったりも)という実働負担が困難な家庭にとっては真逆だ
強制される部活で中学は闇部活ありきで無休日長時間練習、高校は部活そのものが無休日長時間練習、時間もカネも奪っていく部活動に入部を強制され転部はできても退部未加入は許されないままでは不登校でしか逃げられなくなってしまう
岩手県の部活動ガイドラインに「参加を義務付けたり、活動を強制したりしないよう、留意すること」って盛り込まれたそうだが「土日の部活動には参加を強制するな」とか「来年から入部は希望制だ」とかと中途半端な形で学校の先生方に周知され始めているらしい
部活は入部しなくても良く途中で退部して転部しなくても良いってのが表向きのジャパンスタンダードだ、岩手県もそうしようって意味じゃないのかなぁ、どうなんですか、検討会議におられた中学校長会・高校長会・中体連・中文連・高体連・高文連・高野連の校長先生方、岩教組・高教組の先生方…
来年の新入生に入部を強制しないことはもちろんだが在校生の中途退部を容認することも不登校対策に繋がるはずだ
新たに不登校になる生徒を抑制し不登校になった生徒が登校復帰しやすくするためにできることはなんでもやってほしい、その一環にもなるはずだ
それでもなお人間関係や多忙な学校生活に疲弊するなら不登校もやむを得まい
一般的な中学・高校で学ばなければ実現しない進路が無いとは言えないけれども学びの手段も進路選択も様々なものがあるし、学校に行かないことで潤沢になる時間で人によっては厄介な学校での行事・部活・人間関係にとらわれずに学ぶこともできて希望の進路が実現する場合もあるだろう
目的があってその実現のために味わう苦しみは乗り越えられてもそうでは無い苦しみは耐えがたいだろうしイジメのターゲットにされてはたまらない
学校は我慢していくところではない、多少の我慢は必要だとしても大きな我慢はやめよう

親が恐れる「中学の内申点」の知られざる実際

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログへ
にほんブログ村

 

 

2019年11月13日 (水)

岩手県版部活動ガイドライン改定が周知され始めているが盛り込まれた「参加を強いない」が指すものは…

部活動ガイドラインの岩手県版である「岩手県における部活動の在り方に関する方針」が8月に改定され「部活動は、生徒の自主的・自発的な参加により行われるものであり、参加を義務付けたり、活動を強制したりしないよう、留意すること」という文言が盛り込まれたことは以前に紹介したが、いくつかの学校で先生方への周知説明がようやく始まってきているようだ。

まず、ある県立学校で「来年から部活動の入部は希望制になる」と説明されたのだとか。こういう方針変更って年度内に学校で固めて在校生や入学予定者と各々の保護者などに周知して次年度から実施するのが通例だから、遅くとも新年度新入生の部活入部はこれまでの全員強制ではなく入部を希望する新入生だけにするということなのだろうけど、新入生の入部だけなのか?県立学校なので県教委から直接通知されたのだろうけど違うと思うんだけどねぇ。

また、ある中学校では県中体連からの通知に基づいて「土日の部活への参加を強いないように」と周知されたのだとか。県中体連の通知を校長先生がそう受け止めたのか、はたまた任意入部の部分は見落としたか無視したか。県中体連がそれだけの対処で改定で求められていることが満たされると解釈したのか、それとも二階堂県中体連理事長が県教委と何らかの密約でもしたのか…

もともとの県方針は運動部・文化部共通のものだったとはいえ、スポーツ庁が制定した運動部ガイドラインに基づいて策定されていたものだったので、県方針策定後に文化庁が制定した文化部ガイドラインの要素を取り込むために改定をしたのである。今般改定で盛り込まれた「部活動は、生徒の自主的・自発的な参加により行われるものであり、参加を義務付けたり、活動を強制したりしないよう、留意すること」という文言は運動部ガイドラインには無かったが文化部ガイドラインで加筆された部分である。では「活動への参加」とは何を意味し「参加を義務づけたり活動を強制したりしない」とは何を指すのか。数十年に渡って生徒全員が在学校で設置された部のいずれかに入部しなければならないローカルルールが県是であったから「入部は強制だけんとも活動に参加することまでは強制しないってことだべが?」と思われる岩手ケンミンがほとんどかもしれない。だが、文化部ガイドラインや文化部ガイドラインに先立ってスポーツ庁のホームページに掲載されていた運動部ガイドラインFAQを見れば自ずとある意味合いが見えてくるはず…

先ず、文化部ガイドライン文化部ガイドラインでは運動部ガイドラインには無かった「望ましい部活動の在り方」という項目が追加され、その中で「 生徒の自主的、自発的な参加により行われ、学校教育の一環として教育課程との関連を図り、合理的でかつ効率的・効果的に取り組むこととし、各学校においては、生徒の自主性・自発性を尊重し、部活動への参加を義務づけたり、活動を強制したりすることがないよう、留意すること」と述べている。そんなことを言われても岩手ケンミンの皆さんは生徒たちが入学した学校で設置されてる部の中から自分の意思で選択して入部することが「自主的自発的参加」だみたいなことを言われながら自身の中高時代も、子や孫の中高時代もお過ごしだろうから、これだけでは相変わらず「入部は強制だけんとも活動に参加すんのは強制しねぇってが?」でしょうな。

では、運動部ガイドラインのFAQを。いくつものQ&Aが有り、その中に…

Q8 部活動は生徒全員が参加しないといけないのですか。

 中学校、高等学校の学習指導要領の総則においては、部活動は、「生徒の自主的、自発的な参加により行われる」とあるように、同好の生徒の自主的・自発的な参加により行われるものです。 
 
こうした学習指導要領の趣旨を踏まえ、各学校においては、生徒の自主性を尊重し、部活動への参加を強いることがないよう、留意しなければなりません。

やはり述べられているのが「部活動への参加」だから、これでも「入部は強制だけんとも活動に参加するのは強制しねぇってが?」になりますかねぇ…

では、もう一つ、時間をさかのぼる。部活動指導員が制度化される際に文科省が実施したパブリックコメント(平成29年)で「生徒に対して入部する入部しないの選択を自主的にさせる権利を保障すべき」という意見が寄せられ「部活動は、学校教育の一環ではありますが、生徒の自主的、自発的な参加により行われるものです。」という文科省の見解とともに同省のホームページで紹介されている。入部の在り方を問題視した意見に対して学習指導要領総則の「生徒が自主的自発的な参加により行われる部活動」という文言を引用して回答したのは「従前から部活動に入部しない選択ができるようになっている」と文科省が認識していたということであり、参加とは入部そのものも指すということだろう。ここまで紐解くと「なにぃ~、入部の強制がおがすがったっつぅこどが?オラだづの青春つ~の、けぇせっちゃ!」ってことになるでしょ、二階堂県中体連理事長さん!県方針にも文化部ガイドラインにも運動部ガイドラインFAQにも「参加を強いないよう留意せよ」としか書かれていないから「入部はさせても日々の活動を強制しなけりゃ良いんだろう」ではありましぇ~ん!理由の如何に関わらず入部しない生徒を容認しなくちゃならないんですよ。ホントはおわかりなんでしょ。なのに県方針の改定を検討していた会議を5月でストップさせて会議そのものは再開させないまま9月になるまで県立学校や各市町村への通知や県ホームページ掲載を先送りさせてナニかワルダクミしてたんじゃないでしょうねぇ。まさかとは思うが、方針の文言は文化部ガイドラインをなぞらざるえないので全員加入の撤廃という大激変を回避できるような独自解釈をした運用を県教委の担当部局と密約してたんじゃないだろうねぇ、全員加入制の議論は知事が立ちあげる研究会に預けて先送りしつつウヤムヤにさせようとしてんじゃないのか?疑いだしたら切りが無いが…

あなた方の大先輩たちが昭和30年前後に岩手県内中学高校の生徒会則に部活動全員加入規程を盛り込ませたのは県教委もグルだったとは思う、非公式にだろうけど。あなた方が先生になられた頃は荒れた中学時代で「部活動で学校を建て直す」ことが半ば指示されて全国的に全生徒を部活動に加入させることがアタリマエでもあったから岩手県で教壇に立たれていれば何も不思議に思わず現在は各市町村の教育長になられているような先輩教員から「部活指導こそ生徒指導だ」とたたき込まれ、父母会スポ少を隠れ蓑にした闇部活で毎晩遅くまで土日も休み無く生徒たちにボールを追わせていたんだろう。そのことでアスリート育成輩出の一端を担ってきた自負もお有りだと思う。でも、何らかの校内ルールで生徒全員に部活加入させている中学校は一昨年の全国調査だが3割にまで減っている。地方を中心にいくつかの県・地域・市町村で岩手県のように中学全校全員加入制が残っているからそれ以外の地域では非常に稀な存在、ほとんど無いものと思う。地方の学校でも必ずしも全員加入校ではない模様だ。中学高校とも全員加入はやめさせたいという「霞ヶ関の常識」と「部活改革運動をしている人たちの願い」が運動部ガイドラインFAQと文化部ガイドラインの「生徒の自主性を尊重し部活動への参加を強いることがないよう留意しなければならない」に繋がっている。時代の要請として受け入れていただきたい。

学習指導要領をはじめ紹介した部活動指導員制度化時のパブコメ回答、運動部ガイドラインFAQ、文化部ガイドラインを通じて「部活動への参加」とは「入部」そのものも指すのだから、県方針改訂版に盛り込まれた「部活動は、生徒の自主的・自発的な参加により行われるものであり、参加を義務付けたり、活動を強制したりしないよう、留意すること」をもって岩手県内中学高校全校が全員加入制を撤廃してほしい。再三、当ブログでも申し述べてきたように現1~2年生でも不本意な部に所属していたり人間関係や技量、身体の故障などで転退部したいのに我慢している生徒がいるはずである。新年度新入生に入部を強いないだけでなく現1~2年生にも所属部を退部して未加入でいることを新年度を待たず速やかに許容していただくことを強く望みたい。

学校経営の多くは学校長判断に委ねられており、県教委・各市町村教委ともその指示命令は抑制的に運用されるものだ。だから中高の体連や校長会が意思決定機関・指示命令系統として機能してきたんでしょ。だからこそお願いしたい、中体連・高体連・高野連・中学校長会・高校長会とで県方針の今般改定が在校生の退部容認を含めた部活動全員加入制の撤廃であり新年度を待たずに各校で実施させることを申し合わせて各々のラインで落とし込んでいただきたい。

これをお読みになっている先生方、部活動指導員や外部指導者の方々、父母会運営で尽力されている保護者の皆さん、私の解釈が全て正しいとまでは言い切れないが、当たらずも遠からず、概ね確からしいところではあるはずだ。県方針の改定について学校や市町村教委がおかしな説明をしたりおかしな市町村方針、学校方針に改定される可能性が残念ながら有る。岩手ローカルルールの全員加入制があるために不本意な部に入部したりして退部できずに苦しんでいる生徒は少なからずいる。また、改訂前の県方針に謳われた「校外のスホーツ文化活動に取り組む生徒に配慮する取組の推進」と言う項目を学校方針では割愛(一関市では市方針でもカット!)してスーパーキッズに選ばれていたりクラブサッカー、リトルシニア、ボーイズ、女子硬式野球、各種武道道場、個人音楽レッスン受講などに専念したい生徒たちでさえ部活入部を(今春、ある一関市立中ではゆるゆる文化部が有って本人が希望したのに運動部入部を強いた…)強いてきた学校が多く、そういった学校外での活動に専念できないでいる生徒ばかりか自ら断念してしまった生徒も少なくないだろう。どうか彼らを部活動から解放してあげていただきたい。まして来年度新入生に対して執拗に「先輩たちは全員部活に入部している」と強弁して全員部活入部を迫るような愚行はお控えいただきたい。

特に中体連・高体連・高野連は各学校の先生方に強いメッセージを発して欲しい。校長会のイニシアチブで各学校長が学校方針を改めて運用の改善を図ろうとしても各学校の部活動を引っ張っておられる先生方はポリシーとして生徒全員を運動部に入部させて運動能力を向上させるだけで無く精神面を叩き直そうとなさるに違いないからだ。

在校生の退部容認も来年度からとしたい市町村や学校が多いかと思われるが、それでは新入生が入部しても先輩たちが全員退部してしまって開店休業状態に陥る部も出てきてしまうだろう。冬休み明けにでも現1~2年生の退部を容認して部員がいなくなった部は休部すべきではないかと思う。学級数が減れば配置される先生方も減ってしまうし顧問就任を拒否したい先生も潜在的におられて来年度はやらないと宣言するおつもりかもしれない。一つでも二つでも部の数を減らして新年度を迎えたほうが混乱が少なくなるのではないか。

部活動に関わる全ての人たちが賢明な判断をされ、部活動で不幸になる生徒も保護者も先生もおられない新年度になることを期待したい。オリンピックイヤーだ。国際的にJapanのブカツはCRAZYな存在で、そのCRAZYなブカツを中高生に強制する岩手県のままで海外アスリートを迎えないでいただきたい。

 にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログへ
にほんブログ村

« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

にほんブログ村ブログパーツ

  • にほんブログ村ブログパーツ

最近のトラックバック