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2021年1月13日 (水)

働き方改革にも部活動改革にも後ろ向きな一関市…

働き方改革にも部活動改革にも後ろ向きな教育長先生のスタンスが滲み出ている

一関市教育振興基本計画後期事業計画(案)に対するご意見の概要及びご意見に対する考え方
city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/7,13

研究成果をまとめた冊子作製をやめさせ研究成果を4~8ページに端的にまとめたリーフレットを作成させることにより必要以上の印刷物等の作成は求めていない…程度のことが声高に言うほどの負担軽減か?授業者の先生をはじめとして公開研究会に向けた先生方の諸準備、勤務時間+αで収まってねぇべよ!

それに、岩手県教委から迫られている「全員加入制の撤廃」をやり過ごす気だよ、コイツ…

市が作成した「一関市における部活動のあり方に関する方針」では週2日の休業日や1日の活動時間等について定めており、平成30年度から確実に浸透し、教職員の働き方改革に効果が表れている…活動時間抑制&休業日拡大で先生方の残業&休日労働を減らすためだけのモノだというホンネが透けて見える

これ(一関市における部活動のあり方に関する方針)は、市内の学校の実態、地域事情を考慮しながら一関市中学校長会と協議を重ねて策定したものであり、更に毎年更新している…平成30年末に31年度(令和元年度)方針を策定し、年度の数字を置き換えて令和2年度方針にしただけ。それを「毎年更新している」と豪語するか?

岩手県の方針については各市町村はそれを参考に部活動の方針を作成するものであり内容については市町村の考えが反映されるべきもの…県方針に平成30年の策定当初から盛り込まれていた「校外のスポーツ・文化活動に取り組む生徒に配慮する」も令和元年の改定で盛り込まれた「参加を義務付けたり活動を強制したりしないよう留意する」も割愛し続けるのが「一関市の考え」なのかよ!

部活動が生徒の人間形成の機会であること、多様な生徒が活躍できる場であることなど、教育的意義が非常に大きいことから、各学校では生徒全員が部活動に参加するかを検討し、各校ごとに判断している…生徒全員に部活動参加を強いる権限が各校に有るのか?入部するかどうかは生徒個々人の選択だべっちゃ!

教育課程外の教育活動をどのように行うかは基本的に校長の職務権限に属する事項ですが有効な教育活動を全員に体験させる判断は尊重されるべき内容…部活動は有効な教育活動だとしても一関市の教育長先生がそれを生徒全員に体験させ続けよという脱法的判断をして市立中学校全校長に従わせてるんでしょ!

部活動が任意加入の方向にあることも踏まえ、部活動以外にスポーツなどの活動をしている場合は、学校の部活動に入らず、校外での活動を認めるなど、学校ごとに個別のニーズに配慮して対応している…部活動以外の活動をしないならば部活動をやらせる「レバタラ免除」のことを「任意加入」と言うのだろうか?

しかも「部活動に入らず校外での活動を認めて個別のニーズに配慮して対応している学校」って、16中学校のうち2校だけではないか。残りの14校は個別のニーズに配慮してんのか?吹部以外の文化部が有れば配慮できているとでも言うのか?しかも2校は文化部が一つも無く、4校は文化部が有っても吹部だけだ。

しかも総合文化部が有る6校とも美術部が無い。これでは総合文化部イコールほぼほぼ美術部になるじゃん。絵画も彫塑も苦手な生徒にも美術作品展やら絵画コンクールやらへの作品製作を強いてるのではないか?それで個別のニーズに配慮してると言えるか?

岩手県の部活動のあり方に関する方針は令和元年8月の改定によって全員加入制の撤廃を求めている。学校外のスポーツ・文化活動に取り組む生徒に配慮する「レバタラ免除」は改定以前から求められていたものだ。全員加入制を撤廃しさえすれば容易に学校外のスポーツや文化活動に取り組めるではないか!

以前から何度も述べてきたが、学区の中学に入りたかった部活が無いために虚偽転居を届け出て学区を変えようと画策している小学六年生親子が少なくないだろうし、硬式野球や女子野球、クラブサッカー、フエンシング、水泳などをクラブチームやスクールで続けようとしている児童、高校・大学の音楽系学科の受験準備として個人レッスンを受けようとしている児童も少なくないはずだ。教育長先生をはじめ教育委員会や学校現場の先生方の中にはそれらは部活動と両立すべきモノだ、両立できる範囲で取り組むべきだと頑なにお考えな方々も多いのだろうが、実際には困難に直面した事例を見聞きしている。学校の授業や行事は極力優先すべきだろうが、それら以上に部活とそれに連動する父母会やスポ少としての練習と様々な大会と名の付くものが放課後と休日を覆い尽くしているのが実態であり、そこには部活動のあり方に関する方針で活動時間が抑制され休養日が拡大されたとは言っても闇部活とも揶揄される行為が横行してもいて、先生方の時間外・休日労働は縮減できていたとしても生徒や親にとっては一昔前と何ら変わらない日常、ややもするとより過酷な日常になっていかねないのだ。

また、本人の志向や身体特性によっては各種スポーツや楽器演奏・絵画彫塑そのものが苦痛なモノであるし、家庭の暮らし向きによっては部活動本体だけに止まらない経済的な負担や実動的な負担が困難だとは思わないのか。生活保護家庭や就学援助家庭もじわじわと増えているんでしょ。クラブ活動経費も支給額の算定に反映させているとおっしゃるのだろうけど、その算定額なんて運動部に入部したら初期投資額すら賄えないんじゃねぇの?

美術部・総合文化部・社会科学部・情報科学部・コンピュータ部などが有る学校では、それらに所属する生徒が全校生徒の10~25%を占めている。これって、できれば部活に参加したくない生徒たちが多いことの顕れだろうし、そういった部が無い学校では意にそぐわない各種運動部や吹奏楽部で辛酸舐めている生徒たちが少なからずいるであろうとしか思えない。

このような実態を一切無視して「中学生になったら部活でスポーツするモノだ」とばかりに全員加入制を令和3年度以降もお続けになるのか、県方針に反し続けてまで。県方針だけでは無い、運動部ガイドラインFAQや文化部ガイドラインに明記されてもいるし、マジメに対処した自治体は少なかったようだが20年あまり前の文科省通達(平成10年1月20日文体体第297号)でも全員加入制の撤廃は求められていたものだ。

合同部活動については、活動場所への移動手段や、事故・トラブル時の対処等課題は多くあり、実施の可能性について校長会と検討している…単独チームが維持されている部は大半の部員が越境通学している学区外居住の生徒であることも珍しくなくなってきているというし、合同チームで大会に参加している部のほうが多いのではないか。多くの部が合同部活動化しているのが実態なのだから、実施を可能にする方策は他県・他市町村の先行事例に倣って合同部活動化に舵を切りなよ、とっとと!で、全員加入制を撤廃しない後付け理由「各校に複数の部活選択肢を維持したいから~」は無くなるでしょ!

もう、教育長先生に言っても仕方がないのだろう。一関市立の各中学校長先生方、全員加入制の撤廃は岩手県中学校長会・岩手県中学校体育連盟・岩手県中学校文化連盟も了解したモノなのでしょ(市町村教育長を代表される方も策定会議・改定時の検討会議ともメンバーだったはずだけど…)。昨年度の県中体連高体連合同研究大会に内田良先生を招請したのも「変わろう・変えよう」という組織的意向の顕れであるはずだ。ご勇退される校長先生、転勤が見込まれる校長先生もおられるだろうが、全員加入制だけは撤廃いただいて年度末を迎えてほしい。切にお願いするものである。

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コメント

こちらは、外部のクラブに入る人の為に、または家庭の事情により早く帰る人の為に総合部っていう美術部があるぞ。同じ一関だからもう少し調べてからプログ書いた方が良いぞ。
5時間授業の日にスクールバスが出るまでに活動してますから。
シニアクラブの生徒も外部のサッカークラブの生徒も総合部に所属してます。
ま〜だからスキーやスノボやってる生徒もいたし。

あの~、「美術部・総合文化部・社会科学部・情報科学部・コンピュータ部などが有る学校では、それらに所属する生徒が全校生徒の10~25%を占めている。これって、できれば部活に参加したくない生徒たちが多いことの顕れだろう…」って文中で述べておりますけど。それに、そういう部が無い学校も少なくないし、そういう部でさえ辛い生徒もいますよね、そちらの総合文化部だって内実は美術部なんでしょ、ウチの子が中学生の時iに入部してた総合文化部もそうでしたよ、絵画も彫塑も苦手なのに…。もしかして同じHG中学校?
県内最後発となりましたが5年度からは全14校とも(大東が1コになるので…)少なくとも新入生には「入部を強く勧めるが入部しないことも容認する」(ほかのマチは去年のウチにそうなってるから2年遅れ、トホホ…)んだとか。在校生の退部まで容認するかどうかわかりませんが、やりたくないのに入部する子がいなくなるわけですから、これらの部は消滅していくのではないかと思われます。

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