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2022年2月17日 (木)

岩手県一関市議会で迫って欲しい、部活動の任意加入化を!

昨年5月の記事 岩手県有識者会議の提言「いわての中学生のスポーツ・文化活動のこれから」 でご紹介したが、同提言で県内全ての中学校に対して、生徒が学校の部活動に「所属しない」ことも認め、部活動加入の推奨を否定するものではないが「所属しない」という選択肢があることについて生徒・教員・保護者で共通理解を図ることを求めている。期限は令和3年度末、つまり来月だ。岩手日報で報じられていたので、自分たちは強制されないだろうと思っている6年生さんたち、その保護者さんたちが一関市内にもいることと思う。

ところが一関市教育委員会の教育委員会議録を見ると小菅教育長先生が「強制加入でも良いはずなのだが任意加入化するように国も県も言ってきているので令和5年には任意加入化してほしいと校長先生方にお願いしている」と発言されている。また、部活動の在り方に関する方針も県方針に盛り込まれた「参加を義務づけたり活動を強制したりしない」を一関市だけが盛り込まずにいる(市町村によって書きぶりに差異が有り、全員加入制を撤廃しなくてはならないニュアンスを回避しているところも有るが…)ことは認識されているようだが、そのことも含めて、提言や指針の類いは必ずしも従わなければならないものではないと言っているようなものではないか。提言のほうはほとんどお読みになっていないのか、それとも、まさか存在すらご存知無いのか…

そもそも「強制加入でも良いはず…」辺りの認識もオカシイ。20年以上も前だが、平成10年1月20日に文部省体育局長から附属学校を置く各国立大学長、各都道府県知事、各都道府県教育委員会教育長あて通知された文体体297「中学校及び高等学校における運動部活動について」により「運動部活動の意義が十分発揮されるよう、生徒の個性の尊重と柔軟な運営に留意すること。また、運動部活動への参加が強制にわたることのないようにすること。」と指示されているのだ。当時、これを受けて岩手県教委が市区町村教委に何らかのアクションを起こせたのかも分からないが、県教委・中学校長会・中体連・高校長会・高体連・高野連とで非公式な根回し段階で黙殺されてしまい、市町村教委にも各学校にも知らされなかったのかもしれない。小菅教育長先生も学校現場の一介の教員でしかなかったとすれば知るよしも無かったのだろうとは思うが…

小菅教育長先生は市議会で「市内にも任意加入制にしている中学はあります」とも答弁なさってきているが、関中と花中が学校外スポーツ団体に所属している生徒に入部免除していることを指してのことだ。彼が校長先生たちにお願いした「令和5年には任意加入化して欲しい」もそのレベルなのだろう。それでは県方針が制定当初から盛り込んでいた「学校外のスポーツ文化活動に取り組む生徒に配慮する取組の推進」止まりだ、一関市は未だにそれすら盛り込んでないが。県方針が令和元年8月の改定で「参加を義務付けず…」を追加したのは入部しないのを無条件で認めろということなのは明らかだろう。

2月も半ばを過ぎ、市議会も始まろうとしている、議員の皆さんは質問の準備を進められていて市各部局とのすり合わせも含めて最終段階かもしれないが、この県有識者会議提言への対応、部活動の在り方に関する方針への具備、文体体297の内容などを小菅教育長に質していただきたい。放っておくと、令和4年度は岩手県で一関市だけが部活動の強制を続ける街になりかねず、令和5年度になっても学校外団体所属者だけのレバタラ免除止まりになってしまうのだから。

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コメント

・D中でも少し動きがありました まだアンケート段階ですが
O田 O原 統合前のこの春から「部活」のみ合同でチームを組むような方向の
話が出ているようです
例の足りない時だけのソフトの「連合チーム」ではなく、D東 O田 O原で常設で合同と言うか
一つのチームになるような形の方向のようです(アンケート段階ですが)
かなうと現小6だけではなく 現中1 中2も 一つのチームになるので 
例えば 今 ・17人くらいのD中の吹奏楽部が→40人とか  
・団体戦に人数の足りない卓球部が→団体Aチーム Bチームに なりそうな勢いです。 (数字もアンケート出ています)
コロナで無ければ すぐ合流しそうですが・・・4月からは少しムズカシイですよね。
そのアンケートで「なにも入らない」は1人しかいなかったようです
みんながみんな「強制加入」が当たり前という常識というか 認識のようです(小6も)
・それと別で 今さら やっと「任意加入」でもいいんじゃないですか!?の動きも
出てきたようです(きっと統合の あたりを年を目標に)

合同チームのほうは,中総体・新人戦・一部競技の春季大会では実際の部員数が競技ごとのチーム人数より多ければ単独校で出るしかないでしょうし,市内他校からも合同相手を求めてくるでしょうから,必ずしも3校合同で参加できるかどうかはそれら次第。吹連も合同チームのルールを検討しているようですが4年度の吹コンに間に合うかどうか…。卓球の2チーム化も3校とも団体戦人数に満たない部員数なら1チームにするしかないと思います。
平日の父母会スポ少や土曜の半日部活,大東地域ではホントにやってないのかもしれませんが日曜日や各曜日夜の闇部活といった練習の部分は合同でやっていくことになるんでしょう。
任意加入化の5年度実施はコスガのダンナによる悪だくみです。県教委から3年度中の全校実施を求められているのに「5年度からにしろ」と校長先生たちに命じているんです。しかも彼が言ってる任意加入って関中・花中がやっている「校外スポーツ団体に所属している生徒の部活免除」を他の中学校に模倣させようというものです。県部活方針の平成元年改定で求めてきた「参加を義務付けたり活動を強制したりしない」には及ばず,平成30年に策定された当時の県方針で求めていた「学校外のスポーツ・文化活動に取り組む生徒に配慮する取組の推進」止まりで,しかもウィンタースポーツなど個人で活動している子たちにはゼロ回答。もちろん,やりたくない・やりにくい子たちにも入部強制が続きます。統合検討委員会でツキアゲてもらいたいところです。

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