2017年11月18日 (土)

休養日設定・全員加入制・育成会活動など部活アレコレ

 今年の初頭、こんなニュースをご覧になった人も多いと思う。3学期から、遅くとも新年度からは、部活に休みができる、部活の休みが増える、と期待された人もいるだろうし、部活は無休日長時間練習であるべきだ、そんな余計なことをされては困ると思われた人もいるだろう。
 実際にはどうだったのか。学校現場には何もおりてこなかったという先生方も多いらしい。
通知の指示内容でニュースになったのは「一週間の中で休養日を設定していない学校や一箇月の中で土曜日や日曜日の休養日を設定していない学校においては学校の決まりとして休養日を設定すること」という部分なのだが、通知の名称は「平成28年度全国体力・運動能力,運動習慣等調査の結果の取扱い及び活用について」。毎年、当該調査の結果を受けて児童生徒の運動能力と体力の向上施策を指示する定例的なもので、県教委等の担当部署はともかく学校現場ではとても「部活の休養日設定」が指示されているものだとは想起できなかったんじゃないだろうか。最近になって県教委や政令指定都市教委で休養日の設定などが打ち出されたというニュースをチラホラ聞くようになったが「毎週平日1日と土日どちらか1日」という程度のもの。新年度になってから検討会などを立ちあげて審議してきたのだろう。それにしても20年前に文科省が打ち出したにもかかわらずて学校現場では無視され自治体教委もそれを黙認してきたガイドラインとほとんど同じものを今さら打ち出すしかないというのは嘆かわしい。とりあえず平成28年度ナンチャラカンチャラの通知で指示されたとおり平日週1・休日月1の休養日をとっとと徹底させることに労力をつぎ込むべきじゃなかったかと思う。まさかとは思うが、中体連・校長会ラインからの非公式要望で中総体新人戦の都道府県大会や駅伝大会が終わるまでは現場で手を付けなくても済むように形ばかりの検討会・審議会を立ちあげて棚上げして時間稼ぎをしてたかのようだ。
 部活動がある限り、先生方には平日だろうと土日祝であろうと指導はしなくても立ち会うことが求められている。朝練があれば先生方にとっても出勤時刻前であり、放課後の部活をやっている間に退勤時刻は過ぎ去っていく。分掌校務も授業準備も部活後に追いやられている。もはや勤務時間はとっくに終わっている時間帯だ。地方に多い部活動連動の社会体育的なもの(中学生スポ少・育成会活動・保護者会練習など呼称は様々)にまで顧問の先生がいることを保護者や外部コーチから当然視されている学校もあるという。こういった活動には保護者による助力が必然とされており、週5・週6で働き家事・介護・育児を抱えながらも親の義務であろうからと駆けつけている保護者の皆さんからすれば先生だって来るのが当然だとお考えになるものかもしれないが、あまりにエスカレートしてはいないだろうか。全員加入制であるために生徒本人が望んでもいないのに部活に参加して社会体育的なものにまで親子で振り回されているケースもあるのだ。
 文科省スポ庁では休養日の設定などについて新たなガイドラインを検討している。科学的根拠を示して学校現場が理解して適切な休養日を設定できるものにするということだから、おそらく「毎週平日1日と土日どちらか1日」なんてレベルのものではなく、もっと大ナタを振るわれるだろうと思うし、そうであって欲しい。あわせて諸悪の根源である全員加入制の禁止も打ち出していただきたいことはもちろん、部活動連動の社会体育的組織が休養日を補って余りある練習時間と大会参加をしているなら、いっそのこと、朝や放課後の練習を取りやめて活動の一切を委ねる方策を示すものであることを期待する。
 

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2017年11月13日 (月)

ガラガラの岩手県P連の家庭教育セミナー、やめようよ、コレ!

先日、11/11㈯、岩手県P連の家庭教育セミナーという教育講演会を聴講してきた。
 我が子の中学から周知ペーパーが配られて聴講者を募っていたので申し込んでいたのだが、こういうものにつきものの聴講動員めいた2次案内・3次案内のようなものがなく、会場の一関市文化センター大ホールが7~8割は埋まる目途がついたのだろうかなぁ、講演をするベテラン声優の佐久間レイさんがいろいろな役をやってるので集まっているんだろうか、一関文化センターの駐車場で全国餅サミットやってるので、ついでに聞こうかという保護者が多いのかも…などと思っていたのだが行ってみたらスキスキガラガラ…半分ぐらいしか席は埋まっていなかったのではないか?
 同席したある保護者の方によれば、その方のお子さんが通う中学でも2次案内・3次案内のようなものは無かったが小学校ではペーパーが配られたりメール配信システムが流れたりしていたそうである。各学校にはPTA会員数に応じて動員ノルマが示されたと思うのだが、中学校は部活連動の保護者会練習・育成会活動・中学生スポ少に保護者さんたちが没入してしまうため、事務局も各中学の幹部教員・P役員とも自然体で対応したのだろうけど、小学校はそこまでのことはないだろうとガリガリと動員かけたのではないだろうか。でも、小学生もスポーツ少年団に入っている児童が大半で、土日に優先できるのは学校行事と学年親子レクぐらいというのが実情なんだよな、この地域。
 そもそも一般の保護者さんたちに「県P連の家庭教育セミナー」ってお知らせしたって、「家庭教育セミナー」ってナンだべ?いぐごどねぇんだべ(行かなくても良いんでしょ)としか思われないんですよ。声優佐久間レイのファンだというアニオタ保護者がいれば、ナンだがわがんねぇけど佐久間レイに会えるから行ぐベェになるんだろうけど…
 以前にも岩手県P連の家庭教育セミナーについてこのブログで述べたことがある。
誰からも認知されていない岩手の家庭教育セミナーと教育振興運動
 岩手県P連の家庭教育セミナーっていうのは県P連が開催する教育講演会なのだが、広~い岩手県なので、開催地を県内各地をローテーションして毎年2カ所ずつ開催しているものだ。まずもって、そういう説明を小学校でも中学校でも聞いたことが一切無い。昔々は兄弟が多くて3世代同居している家庭も多かったろうから、ペーパー一枚配られれば家庭での口伝えで補えたのかもしれないけど今は何も知らない家庭が増えているという前提で周知して欲しいものだ。
 11月という時期の選定にも問題がありそうだ。毎週のように文化講演会だ、地域の文化祭だ、芸能大会だというシーズンである。そちらに関わる保護者たちも多いはずだ。それに中学の運動部で三送会をやるシーズン、これにも保護者たちの世話が欠かせないのだそうだ。オモテで餅サミットをやっているホールでやるのも如何なものだったのか。文化センターの駐車場は停められない、隣接する図書館駐車場も満車だろう、近隣の有料駐車場も混むだろうしお金を払ってまで行かなくても…、餅サミット用にシャトルバスが出るから市役所に停めてと言われても面倒だし…そんな思いが動員に応じにくくさせてたのではないだろうか。
 最後に講演会の中身に触れよう。佐久間さんが声優を務めた経歴をアテレコを交えて自己紹介したりしながらメインは「魔法のカバン」という朗読劇、最後に手遊び歌を会場全員でやって楽しく終了というものだった。幼女から老婆まで演じわけるプロの技量に感嘆させられた。最近では今日の料理ビギナーズの初江おばあちゃんが有名どころだが、お若い頃はどれみふぁどーなっつのミドとかムーミンのミーとかをなさっていて(もちろん生アテレコあり)、オイラなんかより若いパパママたちにはリアルタイムで見ていたかもしれない。歌の伴奏をしたり朗読劇の生BGMをしていたピアニストさんもきていたのだが、なんと、さだまさしの娘さん、佐田詠夢さんなのだとか。佐田詠夢さんという人がピアノをひいてくれる講演会だとは知らされていたけど、さだまさしの娘さんだったとは。そのことまで周知していたら少しは動員にプラスだったのではないかとも思いますなぁ。
 最後の最後に、佐久間レイ出演作品で個人的に思い入れがあるのは「トップをねらえ!」のアマノカズミ役、というよりもストーリーは良く分からんのに彼女がタカヤノリコ役の日高のり子とデュエットしてた挿入歌のFly Highが好きなMr.Peki-chanでした。
https://www.youtube.com/watch?v=2ewf7WPelQc

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2017年9月29日 (金)

学テの調査で中学生の部活加入率は9割ってホント?

 F友さん、フォロワーさんにはお子さんが中高運動部で活躍されてきた方々が多いようだから不快に思われるかもしれない。岩手県で部活動をやっていない中学生はほぼほぼいないことは良いことだとお感じの人が多いだろうとも思う、それが強制によるものだったとしても…。
 部活に参加する中学生は6割程度というデータを見たことがあったので今年の学テによる中学3年生全員調査で部活参加率87.6%には驚かされた。過去の統計資料は抽出的なものだったのかもだが加入強制性の強まりと全員加入制の広がりによって参加率が上がっているのだろう。あまりにも異様だ…
 全国をリードして半世紀以上前から文科省学習指導要領違反の中学生全員加入を強いてきた岩手県中体連と岩手県中学校長会、それを容認して先生方のワークライフバランス崩壊と生徒間の部活イジメを放置して犠牲者を出してきた岩手県教委と岩手県教職員組合はいかがお思いになるだろうか。4者のご見解をお伺いしたい。

中学生部活動参加率 [ 2017年第一位 岩手県 ]http://todo-ran.com/t/kiji/22293

2017年8月 2日 (水)

部活動問題について考える会(東北)のオフ会、ちんまりと開催…

7/22㈯に開催した今回のオフ会は教員・教育関係者・保護者など立場を越えて情報交換・意見交換などをしている「部活動問題について考える会(東北)」で呼びかけたものです。学習院大学の長沼教授にもお出でいただいたのですが参加人数は教授を含めて5名、ちんまりとしたオフ会になりました。考える会のメンバーはもっといるのですが、なかなか都合が合わず…
(主な発言)
・昔は先輩と後輩で指導が成り立っていたが、今は顧問もコーチも指導に関わらないといけない
・とある中学校の夏休み部活予定表を全員で見ています
・組合のなかにBDKがいるから問題が山積み
・PTA会費が東北は高いのでは…
・情報公開制度による諸経費、会費、などの学校の使い道の徴収資料を見ています、部活動への分配が多額になっている…
・毎学期の始めに集める雑巾、生徒から集める必要ありますか?古タオルで作ってくる家庭はほとんど無い、一括購入すべきでは?
・仙台市の児童館の館長は校長経験者しかなれない!?
・音楽課外活動が盛んな小学校が東北各県に点在、担当する先生は大変だろう
・岩手県の中学生部活動全員加入は約50年前の校長会で決まった
・仙台市のとある中学校は部活動に関しては「奨励制」らしい…決して「強制」ではない…
・宮城県でも全員加入制の中学校はある
(東北地方の市町村立中学校、岩手・山形・福島は全校で、青森は青森市の1校を除いた全校で、全員加入制。秋田・宮城は学校による模様、宮城県美里町など市町村単位の定着も見られる…)
・部活動でいいパフォーマンスが出来ないといじめの対象になり、転部を余儀なくされる…
・部活動全入だと小学校以前から続けている習い事を辞めざるを得ない。となるとその子の可能性が狭まる。
・学校の非常勤講師と学習塾の先生はコマ給でしか支払われない。これってどうなの!?学校のコマ給講師も部活顧問を割り振られてるし…
・顧問と副顧問、なぜ日替わりに担当を交代しない!?
・部活動において、保護者の送迎問題。
・出ました!!!新語!!!「BDH」(部活大好き保護者)そういう保護者ばかりではない…

運営会費、中体連、副顧問制、生徒の全員加入、保護者の関わり、送迎、遠征、夏休みの活動などなど、内容は多岐にわたりました。
オフ会、話題が尽きず終了しました。第2回目以降も開催したいと思います。本日お越しいただいた方々、誠にありがとうございました!
東北にも長沼先生が進められている部活動改革幕府の守護さん、地頭さんが数名いるはずなのですが、「考える会」でオープンにしているのは宮城県守護と一関市地頭の2人だけ。長沼先生がおいでになったので集まっていただきたかったけど、「考える会」にいてもナイショにしてるのか「考える会」にはいないのか…先生方の部活改革NWの東北在住メンバーさんたちが「考える会」に全員お入りになっているのかどうかもわかりません。次回は部活動守護さん、部活動地頭さん、そして部活改革NWの先生方、是非ご参集お願いします。
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2017年7月21日 (金)

教職員超勤・多忙化解消シンポジウム

日にちがたってしまったが備忘もかねて…

 7/9㈰岩手県盛岡市で「教職員の超勤・多忙化解消を考えるシンポジウム」を聴講してきた。連合岩手・岩教組・高教組などの労働組合系主催のものなので、あまりPRもされていないようだったが、両教組の組織動員で1000人規模の会場はほぼ埋め尽くされたようだ。基調講演が文科省OBの寺脇研氏であったことから、聞きつけて駆けつけた一般聴講者も少なからずいたようでもあった。氏がモリトモ学園、加計学園の件でワイドショーにひっぱりだこだったことも集客に一役買ったことと思う。
 寺脇氏の講演については感想などを発信する方もおられるだろうから、現役の先生や保護者、OB校長などによるパネルディスカッションについて、いくつか述べたい。
 中学校の先生からは、「部活動だけでなくスポーツ少年団(部活動と表裏一体の社会体育のことを呼称している地域がある)の指導までやらざるえない教員仲間もいる。」・「部活動は生徒の自主的活動であるべきだが生徒たちは教員の指導に頼っている。」などの発言が、高校の先生からは「部活動のために生徒たちは教員の出退勤時間を超えて在校している。生徒たちが在校している限り退勤できない。」・「顧問をしている部活動の日程を部員たちに呈示すると先生、コレではブラックですなどと言われてしまうこともある。・「学校外に活動の場を求めさせるには個人負担の問題があり、学校部活をやらざるえないのかなぁ。」などの発言があったが、他のパネラーさんからは部活動顧問用務への感謝や労いの言葉はあったが問題点の言及はほとんど無かったと思う。
 岩手県は中高ともに半世紀以上にわたり部活動加入を全生徒に強制してきた歴史があり、ほとんどのケンミンは「中高生は部活動が強制されるものだ」と思い込んでいる。それは教育行政関係者・現役教員にまで及んでいると思われてしまうほどだ。それだから「部活は学校でやらされるもの」という意識が岩手ケンミンには強いだろう。保護者パネラーの県P会長や電力労連県本部長もそうなのだろうと思う。部活連動の社会体育にしても起ちあげの経緯はどうあれ、先生方の管理監督下でやられるものだという感覚になっている地域も有るのだろうし、地域主体・保護者主体であっても顧問の先生が指導に来ないことを批判する向きもあるらしい、前任の先生が来られていたのであれば尚更だ。パネラーをつとめられた先生お二人も「何かがオカシイ」と思っているようなのだが、この岩手県の特殊性・特異性というポイントまでは言及が無かった。知らなかったのか、知っていて言えなかったのか、お二人の心の内まではわからないが知っていたとしてもギリギリの言及だったかもしれない。両教組組合員の中にも部活推進&現状肯定派の先生がおられるであろうからだ。校長OBの方も部活加入強制については一切語らなかった。中学生の部活全員加入の指示元が中体連・校長会であることをご存じであればなおのこと、ご存じで無いとしても県教委の方針だろうと誤認しているであろうから、仮に問題意識があっても言及できないのだろう。
 こういったパネルディスカッションでは会場からも意見を求めるのが一般的だと思うのだが、聴衆が1000人近いこともあり、あらかじめ配布した意見用紙をディスカッション中に集めてパネラーさんたちに呈示する手法がとられた。手法は良いとしてもコーディネーターが紹介した意見は2件だけ、しかも、「先生方はたくさん残業して残業代をたくさんもらえて良いですねぇ」という勘違いを紹介した程度。一般県民には給特法のエグゼンプション性が理解されてないことを話題にしたかったのかもしれないが、議論の本筋に切り込まないまま時間を浪費しただけだったと思う。実は紹介されることを期待して部活動加入強制やスポ少・育成会活動・保護者会練習などと呼称される部活連動型社会体育の問題を提起する意見を書き込んで託したのだが、取り上げられなかった。会場の意見を選別していたのは両教組の先生方、やはりなかなか同じ土俵に立てないものなのだろうか。ヤジでも飛ばしたほうが手っ取り早かったか…。
 パネラーになられた両先生のギリギリの発言はあったが、総じて消化不良というか掘り下げきれないディスカッションだったと思う。岩手県で部活に言及して先生方の長時間労働が議論されたことは評価しましょう、コレが第一歩ですな。
 さて、このシンポジウムには全国過労死等を考える会から公務災害担当の工藤祥子さんが招かれ、中学校教員であったご主人を過労死で失った体験を中心に、お話しを聞いた。彼女のエピソードについては割愛するが、教員であるかどうかを問わず聴衆の皆さんには切実な実態を実感してもらえたのではないかと思う。で、懇意にしている高校教員の方が工藤さんと以前から意見交換をされていて、シンポジウム終了後、お会いになるということだったので同席させてもらい先述した岩手の特異性などについてもご理解いただいた。今後も連携を深めて行きたい。

2017年7月13日 (木)

学校の全校懇談会で部活全員加入是正を求めてみたが…

先頃、我が子の中学校で、PTA行事「地区懇談会」が有った。地区懇なので学区内の行政区とか町内会ごとに保護者がそこの集会施設に集まって本部役員や先生方と意見交換するのが定番なのだろうが、ほとんど誰も集まらなくなってしまい、数年前から学校開催になり、全体で学校やPTA執行部との意見交換をして、それから地域ごとに今年度はどんな風に活動しようか(やることは前年踏襲なので段取り程度だけど…)相談しているのだそうだ。全体会で発言したのはアタイだけってのもどうかと思うけど。

で、アタイの質問
「今年、唯一の文化部である総合文化部の入部者が増えたそうだが、積極的な理由で入部した生徒はほとんどいないと思う。岩手県の中学校は全員を部活動に加入させているけれども、県や市が各学校に指示したことではないということは調べました。校外スポーツで活躍する生徒さんも増えてきている。総合文化部の活動日を半減させたり、生徒全員を部活動に加入させるのをやめたり、そういうことを検討する考えはありませんか?」

校長先生の回答
「そういうものだと思います。東京都内とかでは校外のスポーツ活動をするために活動日の少ない文化部に加入している生徒さんがいるそうですねぇ。本校でもフェンシングに取り組んでる生徒がいるが平日は運動部に体力作りなどをして週末にお家の方がフェンシングに連れて行っている。(全員を部活動に加入させるのをやめることは)受け皿になるような活動主体が周辺に増えて県全体がそういう方向性にならないとそうはできません…よろしいですか?」
 
いろいろ合点がいかないことばっかりなんだけど、論点がかみ合ってないみたいなので、食い下がるのはやめちゃった…圧倒的多数の運動部に入ってる生徒の保護者さんたちにはほとんど関係無い話だし。少しはジャブになったかなぁ…
 
校長先生の回答でかみ合わなかったポイント①
23区内の区立中学でも全員加入制の学校は実在してて校外活動のために活動日の少ない文化部に入部してる中学生もいるけれど都会では任意加入制の中学がアタリマエで校外の活動をしようがしまいがそもそも部活に加入していない中学生がたくさんいるんだけど…
 
校長先生の回答でかみ合わなかったポイント②
「部活動の代わりになる受け皿が周辺に増えたら…」校長先生の頭の片隅に「社会体育化」があるのかなぁ、そこまで求めてないんだけど。校長会は半世紀前に社会体育化を念頭に全員加入制を進めたっぽいのだけど、半世紀たってできあがっているのは運動部にほとんどの生徒を加入させて社会体育っぽいものも立ち上がったけど部活の闇延長ツールと化してて無休日長時間練習になって多くの先生方が社会体育っぽいものの指導にまであたっているという地獄絵図。
 
校長先生の回答でかみ合わなかったポイント③
「県全体がそういう方向性になったら…」県教委も市教委も全員加入制を求めてないってアタイが言ったじゃん!ウラではそういう指示になっているの?指示元が県教委だろうが中体連・校長会だろうが県全体がこうなっているからやめられないということなの?
 
やっぱり、県総合教育会議が大所高所に立った判断で県教委・中体連・校長会・岩教組の4者に是正を求めない限り、このローカルルールは終わらねぇものなのかなぁ、トホホ…

2017年6月 8日 (木)

公立中学の部活が全員加入制の地域

SNSで日本各地の方々と情報交換しています。
お住まいなどをオープンにしていない方やオブラートに包んでいる方が多いので
具体的な都道府県や市区町村までは分からないケースが多いのですが
部活全員加入制の公立中学校が東京23区内や政令指定都市を含めて多数存在し、
近隣市町村が軒並み全校全員加入制であるような面的定着をしている地域も有るようです。
岩手県のように県単位というところもチラホラ…
部活絡みいじめ自殺発生県ともほぼ一致する蓋然性が部活動が抱えている負の側面を呈しています。
部活動への全員加入制は文科省学習指導要領に違反する運用であるはずです。
SNS情報を総合していくつかの地域を特定しました。まだまだ少ないのですが紹介します。
 
都道府県
①岩手②山形③埼玉④福島⑤(静岡も?)
 
エリア
①愛知知多②愛媛南予③青森中弘南黒④青森西北五
⑤青森南部
⑥宮城大崎⑦福岡筑紫⑧茨城県南

市区町村
①愛知・一宮市②岐阜・多治見市③神奈川・川崎市③岐阜・下呂市④静岡・浜松市⑤和歌山・田辺市
⑥青森・平内町⑦青森・今別町⑧青森・蓬田村⑨青森・外ヶ浜町
⑩福岡・福岡市⑪茨城・八千代町

※川崎市の中学は任意加入が多いとの情報をいただきましたので抹消しました。

※青森県は県都青森市の1校だけ任意加入化されたばかりなのだとか、ほぼほぼ全員加入県。青森市以外の全市町村が網羅されるようにエリアや町村名を列記しました。

※多治見市は部活連動社会体育の類いの延長練習は任意加入ですが部活は全員加入制だそうです。もしかして全員加入県なのでしょうか?岐阜ケンミンの皆さん!

※浜松市全員加入情報入手後に静岡県全員加入県かも?情報があり、静岡県仮認定中。静岡ケンミンの皆さん、情報お待ちしています。

※北関東3県や千葉県、神奈川県も部活全員加入校が多いという情報もあり市町村や地域による面的定着があると見立てています。

 スポクラなどに加入している生徒は免除している「原則」全員加入なので「全員強制ではない」と言い張る学校や自治体もあるようですがそういう地域も含めて一覧にし実態をつまびらかにして世論に訴えていきたいと考えています。
 
これだけではないはずです。たくさんの情報をお待ちしています。市町村やエリアが特定できたら追加掲載していきます。
 
余計なことをするな!中学生は部活でスポーツするものだ!我が地域の中学校で部活全員加入なのは四半世紀~半世紀の歴史が有り地域に根付いているのだからこのままで良いんだ!生徒数減少で全員加入にしておかないと維持できなくなる部が続出するからこのままにしておけ!全国大会目指して頑張っている我が子の部が潰れたらどうしてくれるんだ!我が子がレギュラーになって活躍できれば部活いじめで何人自殺しても関係無ェ!そういうお考えの方々も多いだろうと思います。ご意見もお寄せください。

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2017年5月15日 (月)

中教審は部活全員加入制を問題視していた?文科省が何もしてこなかったのは…

 20年も前の中教審答申のようだが「学校が全ての子供に対して部活動への参加を義務づけ画一的に活動を強制したり、それぞれの部において、勝利至上主義的な考え方から休日もほとんどなく長時間にわたる活動を子供たちに強制するような一部の在り方は改善を図っていく必要がある。」と明確に方針を打ち出しているのを見つけた。
21世紀を展望した我が国の教育の在り方について(中央教育審議会 第一次答申)平成8年7月19日
第2部 学校・家庭・地域社会の役割と連携の在り方
さて、この20年間で改善に繋がるような具体的指示を文科省はしてきたのであろうか?
 今年(平成29年)3月に公表した学校教育法施行規則の一部を改正する省令(部活動指導員を制度化するもの)案に関するパブリックコメントの結果のなかで強制による全員加入はさせていないかのようなスポーツ庁・文化庁の見解が述べられているのは既に改善されていると彼らは認識しているのだろうか?
Q生徒に対して,入部する,入部しないの選択を自主的にさせる権利を保障すべきである。
A部活動は,学校教育の一環ではありますが,生徒の自主的,自発的な参加により行われるものです。
 ところが、少なくない公立学校で部活動全員加入制が残っていて、市町村・地域・県などで全員加入制の公立学校が軒並みになっている事例が覗える。近年、中学生部活絡みイジメ自殺があった青森県・岩手県・山形県、そして先日、5月3日に中3女子が亡くなったばかりの埼玉県などは全員加入県の様相である。
 このブログで、フェイスブックで、ツイッターで、何度も述べてきたが、部活が起因になったり助長したりしたイジメを苦に多くの少年少女が自ら命を絶ってきている。入部しなければならず退部して未加入になることが禁じられるルールの学校では、そうっと部活から抜けることはできない。被害を訴えたり不登校になることは親にバレ、学校にバレ、待っているのはお礼参りというさらなる地獄だ。死を選ぶ彼らの心中が分からないでもない。部活に入らないこと・部活をやめることが許されていたら、彼らは思いとどまれたかもしれないし、死ぬしか無いなんて思うことも、イジメが深刻になることも、もしかしたらいじめられることも、無かったかもしれない。
 20年も前に文科省が改善の方向性を打ち出していながら部活動全員加入制にメスが入らないで放置され人命まで犠牲され続けているのはナゼだ。中体連・全日中(校長会)・日教組・日Pあたりと文科省・自治体教委ラインが「方針は出したが具体的処置はしない」とでもウラで握っていたのだとすれば彼らの罪は大きいと思う。
 そしてまた部活動は理念はどうであれ「学校にやらされているもの」だ。生徒が総動員されるのであれば先生方の総動員と際限無い傾注を家族は求めるのだろうし、数十年にわたる全員加入制は複数世代を「部活動は全員ヤルもの」と認識させ地域社会からもそれを求められてしまっている。昨今問題になってきている先生方の無休日長時間労働の一因であることは否めまい。先生方の過酷な労働が何人もの命を奪い家庭を崩壊させてきている。部活動だけが原因では無いだろうが部活をしただけでも定時で帰れず盆暮れしか休めないのは事実だろう。
 中学生の自殺案件はあまりに多すぎて文科省が一人一人の死についていちいち対応していられない実態だろう。であればなおさら、緊急対応として部活動全員加入制維持をウラで握っていたメンバーで部活動全員加入制全廃を打ち出して実行して欲しい。それだけでも救われる生徒が数多くいるのであろうから…

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2017年4月12日 (水)

保護者に拒まれないPTAにするために

先月の朝日新聞紙上に掲載された識者投稿「私の視点」PTA拒む保護者へ 改革しよう、手を貸して
東京都内で区立小学校のPTA会長をなさっている弁護士さん:大塚嘉一氏によるものだ。
 恥ずかしながら私もPTA会長を経験したので共感することがあるかなぁと読み進めたのだが、共感どころか反感ばかりを覚えてしまったので、当該投稿文の構成をなぞって、私見をつづり朝日新聞に投稿したのだが、このほど、掲載しないとの連絡があったのでブログで紹介したい。
 PTAに加入したくない・脱退したい人たちが目立ってきているという。強制自動加入と言っても年間数千円の会費負担だけで目くじらを立てている人は少ないだろう。卒業するまでに最低○回は役員をするか委員会に入らなければならないとか、役員決め・委員決めの保護者会に欠席した人から選出するなんていうような不文律で、家庭事情・仕事事情・身体事情一切無視で役員・委員を押し付けられ、家庭や仕事がとんでもないことになってしまった人が回り回って「そもそも強制自動加入はおかしい」を叫び始めて広がりを見せているんだと思う。学校のことだけでも大変な思いをしながら役員・委員のことをやっているだけでなく、行政・地域・P連からのあて職・招請・動員の生贄にされるのはこういった役員・委員の皆さんでもある。かくいう私も、我が子が小学校時代にPTA会長を渋々引き受けてしまい、苦渋を味わってきた。我が子の中学在学中に私をPTA役員にしようとする打診を受けたら校長室に乗り込んで「PTA脱会届け」を叩き付けて役員就任を回避するつもりでいる。
 まずもって、役員・委員の人数をミニマムにすべきだろう。役員は本部・学年・地域(子供会)3役だけで良いと思う。委員会や〇〇係といったものは活動の都度ボランティア募集に転換しても十分やっていけそうなものである。学校行事やPTA校内行事には協力的な保護者さんたちが多い。学校によっては学年や地域の役員を再構成して全校委員会のメンバーにしているケースもあるようだが、委員会活動を募集ボラにして学年や地域の役員さんたちは親子行事程度に特化できるなら、なり手はなんとかなると思う。また、諸々のあて職・招請・動員があるから本部三役が忌み嫌われる実情もあるのだから、そういうことをやめていかないと本部三役もなり手がいなくなる。そしてそういったことで辛酸舐めてきた役員委員経験者たちが「そもそも強制自動加入はおかしい」を叫び始め、また呼応している(私も…)のだろう。役員数を大幅に削減すれば保護者間の押し付け合いにたよらず、職員室サイドで適任者を検討・打診する決め方に移行できそうに思う。入学式終了後の体育館に監禁されて手を挙げさせる役員選出の空気はいたたまれなかった。
 PTA会長などが招請される学校外の会議と言っても、これまでは年間1~2回、顔を出して情報交換・意見交換してくれば良いようなものばかりだったかもしれない。だが「協働のまちづくり」というものが始まると、学校PTAの代表が地域協働体のメンバーに組み込まれ、毎月のように会議招請され、実働メンバーをPTAから動員することも求められる。PTA役員は時間の融通が利くような職業なのだろし、そういう人はほかの保護者さんたちから信頼されてもいるだろうし、その人の考えはほかの保護者さんたちのコンセンサスを得られるものだろうし…というのは過去の幻想だと思う。行政や地域はPTA役員が青壮年層のリーダーだと思っているのかもしれないが、声の大きい保護者たちに押し付けられたり先生方から泣き落とされた都合の良い人でしかない場合もある。そんな人を諸々の検討会やら協議会に招請しても、そこでの決定事項に保護者たちはついてこない。PTA活動が学校への支援と子どもたちへの支援程度に止めておかないと保護者さんたちはますます距離を持とうとするだろう。そしてPTA役員のなり手はますますいなくなってしまう。
 青壮年層の地域参画も協働のまちづくりもその必要性には反意は無い。でも学校PTAを組織に組み込むことで青壮年層が参画している体裁にして進めていく手法は学校PTAを疲弊させ崩壊させることになりかねないと思う。青壮年層の協働のまちづくり落とし込み、地域参画意識の醸成、地域の実働要員化は別なツールで実現することはできないのだろうか。
 学校PTAに求め続けざる得ないなら、自治体の協働のまちづくり担当部局と自治体教委が協議して各公立学校のPTA役員を自治体職員と学校教員とで占めさせてPTAを協働のまちづくりの実働要員化させるしかないのではないかと思う。一般市民の保護者役員には荷が重すぎる。協働のまちづくりへの傾倒が過ぎれば一般保護者はPTAそのものを忌み嫌いかねないのではあるが…。

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2017年3月31日 (金)

入学式を控えている皆さんへ

 今日は年度末、4月からお子さんが小学校や中学校に入学されるという方も多いだろう。
このブログで何度も述べたことばかりだが、私自身が経験してきたとんでもエピソードをいくつかご紹介したい。全ての学校に当てはまることでもないし、要領よく回避する人もやりこなす人もいるのだろうけど、何も知らずに巻き込まれるより心の準備になればとの思いからである。
1 入学式後の体育館で突如始まるPTA役員決め…
  小学校でも中学校でも入学式後、新入生保護者席にPTA会長や教頭先生がやって来て「学年役員と委員会委員を決めます。どなたか立候補を」「決め終わらないとお子さんと帰宅できませんよ~」だった。誰も好きこのんでやる人なんかいないのだから兄姉がいる新入生の親に事前に打診して決めといてくれれば良いことだと思うんだけどなぁ…
2 役員選考委員を依頼されて…
  子どもが小学校2年生になるときに転居して転校したのだが、転校先の学校はPTA本部役員を子ども会で選出するシステムだった。3年生の時に役員選考委員を頼まれたが本部役員を買って出る人などいないので、結局、自爆立候補するしかなかった。本部役員になってみたら「役員選考委員=一年後は本部役員」という図式で自爆立候補した人が多かった。そういう人たちが集まって三役を互選するんだから長時間のお通夜みたいなことを毎年繰り返すのだし…役員選考委員を引き受けるんじゃなかったなぁ…
3 協働のまちづくりにはめ込まれるPTA…
  本部役員になった年度、私の住む岩手県一関市では協働のまちづくりっていうのが始まって、公立幼保小中のPTAを組み込むことがその組織作りのセオリーだった。私はヒラ役員だったがコンスタントに会議に出席できない三役陣が私に代行出席を押し付けてきた。青壮年層が地域に参画する必要性は認めるけどPTAを組み込んでも一般の保護者さんたちが地域の思惑どおり動いてくれるわけないじゃん!市役所の担当部長とかと意見交換する機会があったが、「PTA会長が呼びかけて参加させて欲しい」だってサ!PTAにそこまでやって欲しいのなら各学校PTAの本部役員選出システムを変えさせて市職員で固めさせれば良いじゃん、市職員てたいてい実家住まいなんだから同級生やら親戚やらが保護者にいるだろうし。
4 教育振興運動って…
  コレ、岩手県だけらしいんだけど、地域全体で地域の子どもたちを育てましょうっていう運動らしい…で、平成の大合併前の市町村エリアごとに実践事例発表会とか教育講演会をすることが目的化してて、発表の当番になったPTAが普段は教育振興運動なんて何にも意識せずにやっている活動を教育振興運動にアテコミして発表させられる、発表会や講演会の運営も聴講も現役保護者を動員して体裁を作っている。我々保護者には何にもレクチャーされなくて、こういった発表会や講演会に動員されないと知らされず関わらず子育てを終えてしまう。歴史的役割を終えている運動なんだと思う。岩手県教委も県内市町村教委も啓発に努めようとしてるらしいけど、県職員・市町村職員・学校教員ですらちゃんと分かってる人なんかいなさそうなんだけどな。どうしても継続させたいのなら、協働のまちづくりのこともあるし、とりあえず、各学校のPTA役員をそういう人たちで固めて取り組ませるしかないんじゃなイカ!
5 中学校の部活動は全員強制加入しかもあれも無しこれも無しのうえ社会体育っぽいのまで…
  自分が中学生だったD地域D中学もそうだったが子どもが入学したI地域HG中学も部活動全員加入だった。いろいろ見聞きしたところ、岩手県内の市町村立中学と県立高校附属中学は全校全員加入であった。要は岩手県ではそれがアタリマエだったということだ。我が子が入部したのは総合文化部といってどう考えても「やりたい部が無いとかそもそも部活なんかやりたくない生徒たちが籍を置くための部」、放課後の部活が毎日有るのことまではともかく、夏休み・冬休み・春休みにも毎日2時間集まらせられてる。こういうことまで全生徒イコールにしなきゃならないのだろうか?でもまだ総合文化部が有るだけ良いのかもしれない、文化部が一つも無い学校、文化部は吹奏楽部だけという学校とかも少なからずある。生徒数が少なくなってきているからだろうが運動部も一般的な部がひととおり有る学校というのは珍しいはず。それでいて、岩手県一関市・平泉町・奥州市はほとんどの中学校のほとんどの運動部に中学生スポ少とか育成会活動とか保護者会練習とかって様々な呼称の社会体育っぽいのがあって、平日の延長練習・夜間練習、土日祝の練習・練習試合・中体連以外の大会参加を親掛かりでやっている。子どもにそこまでやらせたくない、親もそこまでつきあえないっていう人もいそうなモンだがねぇ、実際、どうなんだろうか?

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