2017年12月30日 (土)

学校評価アンケートにA4表裏びっちりの意見文…

 今月初め、長男が通うJunior high school HGから学校評価アンケートの提出を求められ、アンケートの項目について意見の有る場合は余白に記入くださいとのことだったが、とても書き切れなさそうだったのでPC打込でA4表裏びっちりの意見文を作って同封して長男に持たせた。律儀なことにアンケート集計だけでなくこのような意見に対する学校側の考え方を書き添えて保護者全員に配布されるようだ。だが、誰かが長ったらしい意見文なんか添えたものだから2学期末には間に合わなかったらしい。(打込み直すだけでもご苦労をおかけしただろうとは思うが匿名提出なのでデータ提供を申し出ることもできず…。副校長先生には恨みは無いんですが、ゴメンね、副校長先生。)
 部活動の全員加入制撤廃と部活闇練習ツールでしかないスポーツ少年団への委託・移管を求めたことをツィッターで紹介したところRTやGJをたくさんいただいたので、私が提出した意見文をご紹介しておきたい。
○部活動について
先生方の過重労働が社会問題になりまして、部活指導をしているだけで退勤時間は過ぎ去ってしまい時間外になってからしか授業準備も校務分掌もできないばかりか俗に言う残業手当が一切無い特殊な給与体系で長時間残業と休日出勤をされているとも聞き及びました。そのような中、本校の先生方もお忙しいにも関わらず部活動に積極的になられていることには感謝すべきなのでしょうが、多くの生徒たちは小学生の頃からスポーツ少年団で活動して同じ競技の部に所属しますし、運動部の生徒はほぼほぼ全員が部活動の育成会活動として中学生スポ少にも参加して平日の夜間や部活休養日の日曜日にまで練習しています。このような状況であるならば、練習の一切を中学生スポ少に委ね、先生方は中総体と同新人戦に同行するだけになさって、日常的には授業や校務に専念しつつ週末には十分な休養をとって英気を養っていただくことが生徒たちにとっても望ましいのではないでしょうか。
 合唱連盟のコンクールに参加するために合唱部を特設しているのも県内他校に倣ったものとは思いますが、常設の合唱部で参加している学校とはとても勝負になってないとも感じます。運動部を引退した生徒たちを泣き落とすかのようにかき集めている実情も覗えますし高校受験を控えた3年生諸君を秋口のコンクールだけではなく市内音楽発表会や萩中祭、まちづくり協議会の萩荘まつりまで引っ張ってしまうもいかがなものかと思います。運動部の練習をスポーツ少年団に委ねてしまえれば放課後に毎日ではなくとも通年的に練習させることが可能ではないでしょうか。どうしても合唱連盟やNコン等の合唱コンクールに参加し続けなければならない御事情がお有りになるというのであれば、そのような態勢をおとりになって継続的な声づくり・レパートリーづくりをなさってはいかがでしょうか。また3年生は市内音楽発表会には学年合唱で参加するのだとしても特設合唱部は秋口のコンクールで引退させ、特設合唱部としては1~2年生だけで市内音楽発表会・萩中祭・まち協の萩荘まつりで歌わせるようにしていただきたいと思います。
 また、一関市で校外でスポーツ活動に取り組まれている中高生の活躍が報道されるようにもなっており、学校の部活動との両立を求めることが個々人の芽を摘んできていたのではないかと懸念を感じています。本校の人数規模では3年生ほぼ全員がレギュラーになって最後の中総体に出場できるとは言っても誰しもに中総体を経験させることに拘る必要は無いでしょう。岩手県内全ての市町村立中学が各学校の方針で生徒全員に部活動加入を強いている状況であることは存じ上げていますが、校外活動をしている生徒の部活加入を免除したり彼らが籍を置くための「校外活動部」という部を作り事実上部活加入を免除している学校が県内の市町村立中学でいくつか実在していると聞き及んでいます。同様にすべきとは言いません、全国ルールに則って新入生・転入生の未加入や在校生の退部未加入を認めるべき時機なのではないでしょうか。
 先月末に開かれた中教審働き方改革部会で「公立高校一般入試では部活動経験の有無で内申点に差異がある都道府県は一県も無く大会成績で加点するのも群馬県・埼玉県だけである」との文科省調査結果が資料として提示されました(文科省のホームページで公開されていて拝見しました)。入試への好影響を第一目的に部活動を推奨・推進されているわけでは無いのでしょうけど、騙されていたような気分がフツフツと沸いてきています。推薦入試や私立高入試では部活動に関する評価が反映されるのでしょうが、入試制度全体を勘案してみると全生徒に部活動を強いる必要性としてはあまりにも貧弱すぎると思います。
○地域社会について
「青少年健全育成協議会」や「まちづくり協議会」は一般の地域住民には全く縁が無いもので理解も認識もされていません。われわれ現役の子育て世代は尚更です。本校ではまだ取り組まれていない「地域学校協働」もいずれは関わってくるものと思いますが、一般の保護者や生徒たちがほとんど理解も認識もしないままPTA役員を生贄に出しているだけでは学校とPTAが地域と連携して地域づくりと青少年健全育成に取り組んでいるとはとても言えないのではないでしょうか。教育振興運動も我々保護者は理念や必要性をレクチャーされることもなく子育てを終えていきます。必ずしも学校や学校PTAがすべきことでは無いとも思いますが、これらについて我々保護者へのレクチャーや参画意識醸成に繋がるような取り組みを市教委や市役所が傘下のどこかにさせるべきなのではないでしょうか。PTAとして取り組むのであれば、役員を市役所職員と他校の先生方で固めて推進役になってもらわなければ、実行すら困難で実効など上げられないと思われますが。
○鶏舞について
ほとんどの生徒が小学校高学年時に経験があるとは言っても「まねごとレベル」の生徒が多いように見えますし、中学生になってまで運動会で保護者が特殊な衣装の着付けに翻弄されるのは厳しく感じます。住まいを求めたり仕事などの事情で転居してきたような家庭にとっては奇異に感じられると思います。中学入学時に転居してきた家庭や中学入学後に転居してきた家庭にとっては尚更でしょうし、そういう家庭のお子さんが踊りを短期間でマスターすることは困難極まりないはずです。HG二中の生徒が岩手国体開会式で披露して絶賛を浴びてから半世紀近く経過しています。伝統芸能委員会や市野々地区在住生徒を中心とした中学生鶏舞チームが定期的に練習して地域の行事などで披露し続けることなら賛同しますが、学校統廃合という経緯もあって継続して生徒全員で取り組まれてきたことは歴史的使命であったとしても、その役割はすでに終えているのではないかと思います。
「解説」
鶏舞とは…神楽の一種で岩手県南・宮城県北地域で広く伝承されている。集落によって踊り方・演奏・衣装に違いが見られる。Junior high school HGはHG一中とHG二中が40年ほど前に統合した中学校で学区は東西方向に長く広い。統合前の昭和40年代、HG二中の全校生徒が学区地域で伝承されてきた鶏舞を岩手県で開催された国体開会式で披露し喝采を浴びたという歴史的成果を上げている。統合後のJunior high school HGでも全校生徒に体得させて運動会で演舞してきた歴史的経緯が有るが前述のように長く広い学区全体の伝統芸能とは言えない側面もある模様。なお、10年ほど前には旧HG一中と同一学区であったElementarySchoolHGと旧HG二中と同一学区であったElementarySchoolINNも統合し同名ではあるが統合新設校としてElementarySchoolHGが開校しJunior high school HGと同様に鶏舞を高学年児童に運動会で演舞させている。

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2017年12月27日 (水)

岩手日日(岩手県南ローカル紙)に投稿「学校活動とILC」

12/25㈪、岩手県南のローカル新聞:岩手日日に私の投稿が掲載されました。テーマ「学校活動とILC」は新聞社がつけた題名で、伝統芸能と部活とPTAをひとくくりにして学校活動というのはちょっと違うのだけど、文面をご覧いただいて私の意図するところをお酌み取りいただければ嬉しいです。おのおの、普段からツィッターなどで意見している学校関係の懸念事項をILCにからめてまとめてみたものです。

 ILCの誘致活動が盛んに展開されている。本体工事・関連工事が地域経済のカンフル剤になるであろうし、そういった工事関係やILC稼働後の機器や設備の保守関連業者、そしてもちろんILCそのものに勤務する研究者や技術者が来県し中長期的に滞在・居住することが想定され日用品や食料品の購買力も高まるという大きな期待が持たれているていることは言うまでも無い。日本人は国内でさえ単身赴任をする人々が多いがILCの研究者・技術者は家族を連れてやってくるものだそうである。一関市・奥州市両市が青少年への英語教育に力を入れていることや近年のインバウンド観光客増加への対処として公共サービスや観光地での外国語対応なども進められてきていることは支持したい。一方で研究者・技術者・関連業者が外国や他県から家族を伴って来県し生活をしていくにあたって岩手の特異な学校教育のままで良いのだろうかと懸念をしている。
 ILCが本格稼働して外国人研究者・技術者とその家族が大量に来県する段階では外国人研究者・技術者の子どもたちはメインキャンパス周辺に建てられるインターナショナルスクールで教育を受けることになるだろうという想定もされているようだが、スイス・セルンの研究者・技術者の子どもたちは周辺に居住する子どもたちと同じ学校で勉強しているそうだ。一関・奥州両市の小中学校で彼らの子どもたちが席を並べともに学ぶようになる可能性も高い。そうなるのであれば求められるのは日本のオーソドックスな教育ではないだろうか。岩手県や一関市・奥州市の学校で特異な部分が許容されるのかどうか甚だ不安を感じる。特に伝統芸能と部活動、そしてPTAである。
 一関・奥州両市では伝統芸能継承活動と呼ばれ児童生徒たちに鶏舞や鹿踊りを体得させて学校内外の行事で披露させている学校が多い。学校統廃合が進んでおり学区全体の伝承とは言い難いケースが増えていると思われ、今後益々増えてくるであろうということも問題なのだが、学校教育の中だけで体得させるものとしては難易度が髙過ぎるものが多いのではないかと思う。幼少期から学区で生まれ育った児童生徒にとっては慣れ親しんでいてたやすいものなのかもしれないが、衣装も特殊なものが多く行事のたびに着付けを手伝う保護者自身に経験が無いと非常に困難な模様だ。他県他市町村から転居してきた家庭は苦労されていると思われる。外国ルーツの家庭にはなおさらだろう。学習の狙いが日本の文化に慣れ親しむ機会を提供しようというものであるなら学区全体の伝承で誰でもできるような平易なものであれば続けても良いだろうが、そうでないならば過去の経緯にこだわらずよさこいソーランや創作太鼓に類するものにしていくべきではないだろうか。
 ほとんどの生徒が加入してほとんど休みも無く週末にまで活動する日本の部活動は外国の方々からクレイジーだといわれる。外国でもスクールクラブが有ったり地域の中学生世代を集めたスポーツクラブが有ったりするそうだが日本の部活のように全員がするものでもないし週末にまで連日するものでもない模様だ。岩手県では半世紀以上にわたって市町村立中学で全生徒に部活動を強いてきており、それが全国ルールだろうとお考えの県民の皆さんが多いかもしれないが、実際にはローカルルールだ。岩手県教委や一関市教委に問い合わせてみると、両教委とも各中学校にそのような指示をした記録も記憶も無いが、各学校の教育課程とそれに準じる教育活動は学習指導要領に基づきながら校長が定めることとしており部活動に必ず所属させることとするかどうかは教育委員会で一律に定めることではなく校長に委ねて具体に対応することだといわれる。県外にも全生徒に部活加入を強いている公立中学校は少なくないが、だからといって部活動の加入が強制のままではILCの外国人研究者・技術者家庭とその子どもたちにとってはあまりにもクレイジーだろう。せめて部活動の加入は任意化すべきだ。
 日本のPTAも諸外国から見て特異な面が多いそうなのだが、特に役員や委員の押し付け合いにILCでやって来られる研究者夫妻・技術者夫妻に有無を言わさず巻き込むことはいかがかと思う。彼らが保護者の一定割合を占めるようになればPTA役員の一角を担っていただく必要性があるとしても、せめて入学式が終わった後の体育館で学年役員や委員会の委員を募って「決まらなければお帰りになれませんからどなたか…」というのはやめてほしい。国内でもPTAは入会しないことや脱会することができると広く知られ始めている。ILC関係者の大量未入会・大量脱会という事態は避けたいのではないだろうか。

 これまでも外国ルーツの家庭や青少年がともに暮らしともに学んできているのだから「郷に入れば郷に従え」で伝統芸能も部活動も今までどおりやってもらう、PTAだって入学式で役員を決めてきたから関わる人を増やしてきたのだ…などなど、私と相容れないお考えの皆さんも多いでしょうし、
ネガティブ志向の投稿なんかしやがって、ILCが来なかったらオマエのせいだ!
と、お怒りになってる方も多いかもしれません。
コメントでもメールでもツィートでもFBでも遠慮なくご意見をお寄せください。

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2017年12月10日 (日)

部活動は一般入試で評価ゼロ!知らなかったのはアタイだけ?

 先生方の無休日長時間労働を改善するべく審議が続けられている「中央教育審議会学校における働き方改革特別部会」、11/28の会議で配布された資料2「高等学校入学者選抜における部活動の評価」に目を疑った。(文科省がネット公開しているものです。いくら何でもアタイなんざが審議委員になるわけないじゃん!)

 「いずれの(全都道府県の)公立高校においても単に部活動に加入していることをもって入学者選抜おいて加点している例はない」しかも「顕著な成績等がある場合は加点」してるのは群馬と埼玉だけなのだという。公立高校でも選抜方法の多様化が推奨されていて推薦入試や推薦入試に類する特殊な選考制度で入学定員の2~5割を決めてしまうようになっている。「部活動に参加していたか」「顕著な大会成績だったか」が推薦基準になっている高校が多いようだし、私立高校スポーツ特待・スポーツ推薦が

数十年来定着してもいるから、一概に部活なんかしてないで勉強した方が良いんだぜ!とは言えない。だが、少なくとも公立高校の一般入試では部活動をやっていたことだけでは全47都道府県とも内申加点はゼロだし、大会成績で内申加点をするのは群馬と埼玉だけで残りの45都道府県では加点しないというのだ。部活をやらないよりはやっていたほうがいくらかでも加点されるんだろう、都道府県大会に進めなくても地区大会で上位入賞ぐらいすればさらに加点されるんだろう、都道府県大会や地方大会に進めれば大きく加点されるんだろう…って思ってませんでしたか?皆さん!
 中学校の先生にとっても何が加点対象なのかはブラックボックスらしいし、高校の先生方は守秘義務が有るためか多くを語られてこなかったようだ。内申点の元データになる調査書には参加した部活動や部での役職(部長とかキャプテンとか)、大会成績などを書き込むことになっているから加点対象じゃないかなぁと思っている中学校の先生も多いかもしれない。生徒や親の間では期待感も相乗してまことしやかに語り継がれてきたのではないだろうか。ハッキリ言って騙されていたような気分がフツフツと沸いてきている。
 ホントにその競技や文化活動を中学生活の中で取り組みたいという生徒たちが部活でそれをすることには邪魔立てしたくないし良い成果が出せて推薦入試で評価されて高校に合格できたら喜ばしいことだろう。それに近年の高校入試には面接試験も有ったりするので面接試験の評価の中で何らかの操作めいたものが有るかもしれないと思われる事例も表沙汰に(千葉県の幕張総合高校…)なったりしたので一概に無関係とは言い切れない。だけれども、この資料を見れば見るほどやりたくない生徒たちにまでさせなくてはならないものだとは思えなくなってしまう。岩手県の中学校は数十年来の部活全員加入制だ。県全体で全員加入制なのは岩手だけでは無いし、全員加入制の中学は全47都道府県に存在しているとも聞く。まさか全員加入にしておかないと多様な部活を維持することができなくなって活動したい生徒たちから活動の場を奪ってしまうから全員加入にしておこうということなのか。それに岩手県だけではないらしいが多くの中学校で運動部に入ってしまうと育成会活動や中学生スポ少と称して学校や自治体で設定した部活休養日、平日部活の単純延長、部活終了後の夜間に別の施設に移動して…と、様々な練習機会を捻出し中総体や新人戦だけでなく様々な大会に出場するコジツケにもなっている組織まであるらしい。勝つためには近隣の学校と同等以上の練習量が必要だという考えから発足しているものだろうが、他の皆さんと同じようにやらなければならないだろうというだけではなく内申加点が有るのだろうからと我慢して参加している生徒さん、保護者さんがおられることと思う。
 運動部で本格的なスポーツを始めようとすれば初期投資は10万~20万だろう。強豪校で有れば有るほど、合宿や遠征の費用もかさむものだ。相対的貧困の問題も顕在化している。生活保護家庭や就学援助家庭は少なくない。生徒本人が望むのであれば工面のしようがあるかもしれないが、本人が望まない活動のために家計を圧迫させるのは如何なものか。また、中学生の中にはスポーツなどを校外活動で続けている生徒もいる。より高いレベルを目指している生徒もいる。部活動との両立を迫られ、断念させられた人も多いのではないだろうか。教室に通い音楽系の高校、さらには大学を目指したいのに部活動のために専念できないというのは本末転倒ではないだろうか。
 繰り返し述べたい。単に部活動に加入していただけでは俗に言う内申点は加算されないし部活で好成績を上げても加算されるのは群馬県と埼玉県だけなのである。知らなかったのはアタイだけ?みんな知ってて部活の全員加入制に従ってきたの?騙されていたような気分がフツフツと沸いてくるのはアタイだけなんだろうか…。
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2017年11月18日 (土)

休養日設定・全員加入制・育成会活動など部活アレコレ

 今年の初頭、こんなニュースをご覧になった人も多いと思う。3学期から、遅くとも新年度からは、部活に休みができる、部活の休みが増える、と期待された人もいるだろうし、部活は無休日長時間練習であるべきだ、そんな余計なことをされては困ると思われた人もいるだろう。
 実際にはどうだったのか。学校現場には何もおりてこなかったという先生方も多いらしい。
通知の指示内容でニュースになったのは「一週間の中で休養日を設定していない学校や一箇月の中で土曜日や日曜日の休養日を設定していない学校においては学校の決まりとして休養日を設定すること」という部分なのだが、通知の名称は「平成28年度全国体力・運動能力,運動習慣等調査の結果の取扱い及び活用について」。毎年、当該調査の結果を受けて児童生徒の運動能力と体力の向上施策を指示する定例的なもので、県教委等の担当部署はともかく学校現場ではとても「部活の休養日設定」が指示されているものだとは想起できなかったんじゃないだろうか。最近になって県教委や政令指定都市教委で休養日の設定などが打ち出されたというニュースをチラホラ聞くようになったが「毎週平日1日と土日どちらか1日」という程度のもの。新年度になってから検討会などを立ちあげて審議してきたのだろう。それにしても20年前に文科省が打ち出したにもかかわらずて学校現場では無視され自治体教委もそれを黙認してきたガイドラインとほとんど同じものを今さら打ち出すしかないというのは嘆かわしい。とりあえず平成28年度ナンチャラカンチャラの通知で指示されたとおり平日週1・休日月1の休養日をとっとと徹底させることに労力をつぎ込むべきじゃなかったかと思う。まさかとは思うが、中体連・校長会ラインからの非公式要望で中総体新人戦の都道府県大会や駅伝大会が終わるまでは現場で手を付けなくても済むように形ばかりの検討会・審議会を立ちあげて棚上げして時間稼ぎをしてたかのようだ。
 部活動がある限り、先生方には平日だろうと土日祝であろうと指導はしなくても立ち会うことが求められている。朝練があれば先生方にとっても出勤時刻前であり、放課後の部活をやっている間に退勤時刻は過ぎ去っていく。分掌校務も授業準備も部活後に追いやられている。もはや勤務時間はとっくに終わっている時間帯だ。地方に多い部活動連動の社会体育的なもの(中学生スポ少・育成会活動・保護者会練習など呼称は様々)は
学校が主導して立ちあげたところや転勤した顧問の先生が立ち上げて指導監督までしていたところもあるらしく、その時間にまで顧問の先生がいることを保護者や外部コーチが当然視されている学校もあるという。こういった活動には保護者による助力が必然とされており、週5・週6で働き家事・介護・育児を抱えながらも親の義務であろうからと駆けつけている保護者の皆さんからすれば先生だって来るのが当然だとお考えになるものかもしれないが、あまりにエスカレートしてはいないだろうか。全員加入制であるために生徒本人が望んでもいないのに部活に参加して社会体育的なものにまで親子で振り回されているケースもあるのだ。
 文科省スポ庁では休養日の設定などについて新たなガイドラインを検討している。科学的根拠を示して学校現場が理解して適切な休養日を設定できるものにするということだから、おそらく「毎週平日1日と土日どちらか1日」なんてレベルのものではなく、もっと大ナタを振るわれるだろうと思うし、そうであって欲しい。あわせて諸悪の根源である全員加入制の禁止も打ち出していただきたいことはもちろん、部活動連動の社会体育的組織が休養日を補って余りある練習時間と大会参加をしているなら、いっそのこと、朝や放課後の練習を取りやめて活動の一切を委ねる方策を示すものであることを期待する。
 

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2017年11月13日 (月)

ガラガラの岩手県P連の家庭教育セミナー、やめようよ、コレ!

先日、11/11㈯、岩手県P連の家庭教育セミナーという教育講演会を聴講してきた。
 我が子の中学から周知ペーパーが配られて聴講者を募っていたので申し込んでいたのだが、こういうものにつきものの聴講動員めいた2次案内・3次案内のようなものがなく、会場の一関市文化センター大ホールが7~8割は埋まる目途がついたのだろうかなぁ、講演をするベテラン声優の佐久間レイさんがいろいろな役をやってるので集まっているんだろうか、一関文化センターの駐車場で全国餅サミットやってるので、ついでに聞こうかという保護者が多いのかも…などと思っていたのだが行ってみたらスキスキガラガラ…半分ぐらいしか席は埋まっていなかったのではないか?
 同席したある保護者の方によれば、その方のお子さんが通う中学でも2次案内・3次案内のようなものは無かったが小学校ではペーパーが配られたりメール配信システムが流れたりしていたそうである。各学校にはPTA会員数に応じて動員ノルマが示されたと思うのだが、中学校は部活連動の保護者会練習・育成会活動・中学生スポ少に保護者さんたちが没入してしまうため、事務局も各中学の幹部教員・P役員とも自然体で対応したのだろうけど、小学校はそこまでのことはないだろうとガリガリと動員かけたのではないだろうか。でも、小学生もスポーツ少年団に入っている児童が大半で、土日に優先できるのは学校行事と学年親子レクぐらいというのが実情なんだよな、この地域。
 そもそも一般の保護者さんたちに「県P連の家庭教育セミナー」ってお知らせしたって、「家庭教育セミナー」ってナンだべ?いぐごどねぇんだべ(行かなくても良いんでしょ)としか思われないんですよ。声優佐久間レイのファンだというアニオタ保護者がいれば、ナンだがわがんねぇけど佐久間レイに会えるから行ぐベェになるんだろうけど…
 以前にも岩手県P連の家庭教育セミナーについてこのブログで述べたことがある。
誰からも認知されていない岩手の家庭教育セミナーと教育振興運動
 岩手県P連の家庭教育セミナーっていうのは県P連が開催する教育講演会なのだが、広~い岩手県なので、開催地を県内各地をローテーションして毎年2カ所ずつ開催しているものだ。まずもって、そういう説明を小学校でも中学校でも聞いたことが一切無い。昔々は兄弟が多くて3世代同居している家庭も多かったろうから、ペーパー一枚配られれば家庭での口伝えで補えたのかもしれないけど今は何も知らない家庭が増えているという前提で周知して欲しいものだ。
 11月という時期の選定にも問題がありそうだ。毎週のように文化講演会だ、地域の文化祭だ、芸能大会だというシーズンである。そちらに関わる保護者たちも多いはずだ。それに中学の運動部で三送会をやるシーズン、これにも保護者たちの世話が欠かせないのだそうだ。オモテで餅サミットをやっているホールでやるのも如何なものだったのか。文化センターの駐車場は停められない、隣接する図書館駐車場も満車だろう、近隣の有料駐車場も混むだろうしお金を払ってまで行かなくても…、餅サミット用にシャトルバスが出るから市役所に停めてと言われても面倒だし…そんな思いが動員に応じにくくさせてたのではないだろうか。
 最後に講演会の中身に触れよう。佐久間さんが声優を務めた経歴をアテレコを交えて自己紹介したりしながらメインは「魔法のカバン」という朗読劇、最後に手遊び歌を会場全員でやって楽しく終了というものだった。幼女から老婆まで演じわけるプロの技量に感嘆させられた。最近では今日の料理ビギナーズの初江おばあちゃんが有名どころだが、お若い頃はどれみふぁどーなっつのミドとかムーミンのミーとかをなさっていて(もちろん生アテレコあり)、オイラなんかより若いパパママたちにはリアルタイムで見ていたかもしれない。歌の伴奏をしたり朗読劇の生BGMをしていたピアニストさんもきていたのだが、なんと、さだまさしの娘さん、佐田詠夢さんなのだとか。佐田詠夢さんという人がピアノをひいてくれる講演会だとは知らされていたけど、さだまさしの娘さんだったとは。そのことまで周知していたら少しは動員にプラスだったのではないかとも思いますなぁ。
 最後の最後に、佐久間レイ出演作品で個人的に思い入れがあるのは「トップをねらえ!」のアマノカズミ役、というよりもストーリーは良く分からんのに彼女がタカヤノリコ役の日高のり子とデュエットしてた挿入歌のFly Highが好きなMr.Peki-chanでした。
https://www.youtube.com/watch?v=2ewf7WPelQc

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2017年9月29日 (金)

学テの調査で中学生の部活加入率は9割ってホント?

 F友さん、フォロワーさんにはお子さんが中高運動部で活躍されてきた方々が多いようだから不快に思われるかもしれない。岩手県で部活動をやっていない中学生はほぼほぼいないことは良いことだとお感じの人が多いだろうとも思う、それが強制によるものだったとしても…。
 部活に参加する中学生は6割程度というデータを見たことがあったので今年の学テによる中学3年生全員調査で部活参加率87.6%には驚かされた。過去の統計資料は抽出的なものだったのかもだが加入強制性の強まりと全員加入制の広がりによって参加率が上がっているのだろう。あまりにも異様だ…
 全国をリードして半世紀以上前から文科省学習指導要領違反の中学生全員加入を強いてきた岩手県中体連と岩手県中学校長会、それを容認して先生方のワークライフバランス崩壊と生徒間の部活イジメを放置して犠牲者を出してきた岩手県教委と岩手県教職員組合はいかがお思いになるだろうか。4者のご見解をお伺いしたい。
 参加率2位の鳥取県は県教委のガイドラインの中で全員加入制を容認している。相当数の中学校が全員加入制と見られる。市町村単位・エリア単位で全中学校横並びが有るだろう。そのような市町村やエリアを教えていただいて

公立中学の部活が全員加入制の地域
に追記させていただきたい。鳥取ケンミンの皆さん!

中学生部活動参加率 [ 2017年第一位 岩手県 ]http://todo-ran.com/t/kiji/22293

2017年8月 2日 (水)

部活動問題について考える会(東北)のオフ会、ちんまりと開催…

7/22㈯に開催した今回のオフ会は教員・教育関係者・保護者など立場を越えて情報交換・意見交換などをしている「部活動問題について考える会(東北)」で呼びかけたものです。学習院大学の長沼教授にもお出でいただいたのですが参加人数は教授を含めて5名、ちんまりとしたオフ会になりました。考える会のメンバーはもっといるのですが、なかなか都合が合わず…
(主な発言)
・昔は先輩と後輩で指導が成り立っていたが、今は顧問もコーチも指導に関わらないといけない
・とある中学校の夏休み部活予定表を全員で見ています
・組合のなかにBDKがいるから問題が山積み
・PTA会費が東北は高いのでは…
・情報公開制度による諸経費、会費、などの学校の使い道の徴収資料を見ています、部活動への分配が多額になっている…
・毎学期の始めに集める雑巾、生徒から集める必要ありますか?古タオルで作ってくる家庭はほとんど無い、一括購入すべきでは?
・仙台市の児童館の館長は校長経験者しかなれない!?
・音楽課外活動が盛んな小学校が東北各県に点在、担当する先生は大変だろう
・岩手県の中学生部活動全員加入は約50年前の校長会で決まった
・仙台市のとある中学校は部活動に関しては「奨励制」らしい…決して「強制」ではない…
・宮城県でも全員加入制の中学校はある
(東北地方の市町村立中学校、岩手・山形・福島は全校で、青森は青森市の1校を除いた全校で、全員加入制。秋田・宮城は学校による模様、宮城県美里町など市町村単位の定着も見られる…)
・部活動でいいパフォーマンスが出来ないといじめの対象になり、転部を余儀なくされる…
・部活動全入だと小学校以前から続けている習い事を辞めざるを得ない。となるとその子の可能性が狭まる。
・学校の非常勤講師と学習塾の先生はコマ給でしか支払われない。これってどうなの!?学校のコマ給講師も部活顧問を割り振られてるし…
・顧問と副顧問、なぜ日替わりに担当を交代しない!?
・部活動において、保護者の送迎問題。
・出ました!!!新語!!!「BDH」(部活大好き保護者)そういう保護者ばかりではない…

運営会費、中体連、副顧問制、生徒の全員加入、保護者の関わり、送迎、遠征、夏休みの活動などなど、内容は多岐にわたりました。
オフ会、話題が尽きず終了しました。第2回目以降も開催したいと思います。本日お越しいただいた方々、誠にありがとうございました!
東北にも長沼先生が進められている部活動改革幕府の守護さん、地頭さんが数名いるはずなのですが、「考える会」でオープンにしているのは宮城県守護と一関市地頭の2人だけ。長沼先生がおいでになったので集まっていただきたかったけど、「考える会」にいてもナイショにしてるのか「考える会」にはいないのか…先生方の部活改革NWの東北在住メンバーさんたちが「考える会」に全員お入りになっているのかどうかもわかりません。次回は部活動守護さん、部活動地頭さん、そして部活改革NWの先生方、是非ご参集お願いします。
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2017年7月21日 (金)

教職員超勤・多忙化解消シンポジウム

日にちがたってしまったが備忘もかねて…

 7/9㈰岩手県盛岡市で「教職員の超勤・多忙化解消を考えるシンポジウム」を聴講してきた。連合岩手・岩教組・高教組などの労働組合系主催のものなので、あまりPRもされていないようだったが、両教組の組織動員で1000人規模の会場はほぼ埋め尽くされたようだ。基調講演が文科省OBの寺脇研氏であったことから、聞きつけて駆けつけた一般聴講者も少なからずいたようでもあった。氏がモリトモ学園、加計学園の件でワイドショーにひっぱりだこだったことも集客に一役買ったことと思う。
 寺脇氏の講演については感想などを発信する方もおられるだろうから、現役の先生や保護者、OB校長などによるパネルディスカッションについて、いくつか述べたい。
 中学校の先生からは、「部活動だけでなくスポーツ少年団(部活動と表裏一体の社会体育のことを呼称している地域がある)の指導までやらざるえない教員仲間もいる。」・「部活動は生徒の自主的活動であるべきだが生徒たちは教員の指導に頼っている。」などの発言が、高校の先生からは「部活動のために生徒たちは教員の出退勤時間を超えて在校している。生徒たちが在校している限り退勤できない。」・「顧問をしている部活動の日程を部員たちに呈示すると先生、コレではブラックですなどと言われてしまうこともある。・「学校外に活動の場を求めさせるには個人負担の問題があり、学校部活をやらざるえないのかなぁ。」などの発言があったが、他のパネラーさんからは部活動顧問用務への感謝や労いの言葉はあったが問題点の言及はほとんど無かったと思う。
 岩手県は中高ともに半世紀以上にわたり部活動加入を全生徒に強制してきた歴史があり、ほとんどのケンミンは「中高生は部活動が強制されるものだ」と思い込んでいる。それは教育行政関係者・現役教員にまで及んでいると思われてしまうほどだ。それだから「部活は学校でやらされるもの」という意識が岩手ケンミンには強いだろう。保護者パネラーの県P会長や電力労連県本部長もそうなのだろうと思う。部活連動の社会体育にしても起ちあげの経緯はどうあれ、先生方の管理監督下でやられるものだという感覚になっている地域も有るのだろうし、地域主体・保護者主体であっても顧問の先生が指導に来ないことを批判する向きもあるらしい、前任の先生が来られていたのであれば尚更だ。パネラーをつとめられた先生お二人も「何かがオカシイ」と思っているようなのだが、この岩手県の特殊性・特異性というポイントまでは言及が無かった。知らなかったのか、知っていて言えなかったのか、お二人の心の内まではわからないが知っていたとしてもギリギリの言及だったかもしれない。両教組組合員の中にも部活推進&現状肯定派の先生がおられるであろうからだ。校長OBの方も部活加入強制については一切語らなかった。中学生の部活全員加入の指示元が中体連・校長会であることをご存じであればなおのこと、ご存じで無いとしても県教委の方針だろうと誤認しているであろうから、仮に問題意識があっても言及できないのだろう。
 こういったパネルディスカッションでは会場からも意見を求めるのが一般的だと思うのだが、聴衆が1000人近いこともあり、あらかじめ配布した意見用紙をディスカッション中に集めてパネラーさんたちに呈示する手法がとられた。手法は良いとしてもコーディネーターが紹介した意見は2件だけ、しかも、「先生方はたくさん残業して残業代をたくさんもらえて良いですねぇ」という勘違いを紹介した程度。一般県民には給特法のエグゼンプション性が理解されてないことを話題にしたかったのかもしれないが、議論の本筋に切り込まないまま時間を浪費しただけだったと思う。実は紹介されることを期待して部活動加入強制やスポ少・育成会活動・保護者会練習などと呼称される部活連動型社会体育の問題を提起する意見を書き込んで託したのだが、取り上げられなかった。会場の意見を選別していたのは両教組の先生方、やはりなかなか同じ土俵に立てないものなのだろうか。ヤジでも飛ばしたほうが手っ取り早かったか…。
 パネラーになられた両先生のギリギリの発言はあったが、総じて消化不良というか掘り下げきれないディスカッションだったと思う。岩手県で部活に言及して先生方の長時間労働が議論されたことは評価しましょう、コレが第一歩ですな。
 さて、このシンポジウムには全国過労死等を考える会から公務災害担当の工藤祥子さんが招かれ、中学校教員であったご主人を過労死で失った体験を中心に、お話しを聞いた。彼女のエピソードについては割愛するが、教員であるかどうかを問わず聴衆の皆さんには切実な実態を実感してもらえたのではないかと思う。で、懇意にしている高校教員の方が工藤さんと以前から意見交換をされていて、シンポジウム終了後、お会いになるということだったので同席させてもらい先述した岩手の特異性などについてもご理解いただいた。今後も連携を深めて行きたい。

2017年7月13日 (木)

学校の全校懇談会で部活全員加入是正を求めてみたが…

先頃、我が子の中学校で、PTA行事「地区懇談会」が有った。地区懇なので学区内の行政区とか町内会ごとに保護者がそこの集会施設に集まって本部役員や先生方と意見交換するのが定番なのだろうが、ほとんど誰も集まらなくなってしまい、数年前から学校開催になり、全体で学校やPTA執行部との意見交換をして、それから地域ごとに今年度はどんな風に活動しようか(やることは前年踏襲なので段取り程度だけど…)相談しているのだそうだ。全体会で発言したのはアタイだけってのもどうかと思うけど。

で、アタイの質問
「今年、唯一の文化部である総合文化部の入部者が増えたそうだが、積極的な理由で入部した生徒はほとんどいないと思う。岩手県の中学校は全員を部活動に加入させているけれども、県や市が各学校に指示したことではないということは調べました。校外スポーツで活躍する生徒さんも増えてきている。総合文化部の活動日を半減させたり、生徒全員を部活動に加入させるのをやめたり、そういうことを検討する考えはありませんか?」

校長先生の回答
「そういうものだと思います。東京都内とかでは校外のスポーツ活動をするために活動日の少ない文化部に加入している生徒さんがいるそうですねぇ。本校でもフェンシングに取り組んでる生徒がいるが平日は運動部に体力作りなどをして週末にお家の方がフェンシングに連れて行っている。(全員を部活動に加入させるのをやめることは)受け皿になるような活動主体が周辺に増えて県全体がそういう方向性にならないとそうはできません…よろしいですか?」
 
いろいろ合点がいかないことばっかりなんだけど、論点がかみ合ってないみたいなので、食い下がるのはやめちゃった…圧倒的多数の運動部に入ってる生徒の保護者さんたちにはほとんど関係無い話だし。少しはジャブになったかなぁ…
 
校長先生の回答でかみ合わなかったポイント①
23区内の区立中学でも全員加入制の学校は実在してて校外活動のために活動日の少ない文化部に入部してる中学生もいるけれど都会では任意加入制の中学がアタリマエで校外の活動をしようがしまいがそもそも部活に加入していない中学生がたくさんいるんだけど…
 
校長先生の回答でかみ合わなかったポイント②
「部活動の代わりになる受け皿が周辺に増えたら…」校長先生の頭の片隅に「社会体育化」があるのかなぁ、そこまで求めてないんだけど。校長会は半世紀前に社会体育化を念頭に全員加入制を進めたっぽいのだけど、半世紀たってできあがっているのは運動部にほとんどの生徒を加入させて社会体育っぽいものも立ち上がったけど部活の闇延長ツールと化してて無休日長時間練習になって多くの先生方が社会体育っぽいものの指導にまであたっているという地獄絵図。
 
校長先生の回答でかみ合わなかったポイント③
「県全体がそういう方向性になったら…」県教委も市教委も全員加入制を求めてないってアタイが言ったじゃん!ウラではそういう指示になっているの?指示元が県教委だろうが中体連・校長会だろうが県全体がこうなっているからやめられないということなの?
 
やっぱり、県総合教育会議が大所高所に立った判断で県教委・中体連・校長会・岩教組の4者に是正を求めない限り、このローカルルールは終わらねぇものなのかなぁ、トホホ…

2017年6月 8日 (木)

公立中学の部活が全員加入制の地域

SNSで日本各地の方々と情報交換しています。
お住まいなどをオープンにしていない方やオブラートに包んでいる方が多いので
具体的な都道府県や市区町村までは分からないケースが多いのですが
部活全員加入制の公立中学校が東京23区内や政令指定都市を含めて多数存在し、
近隣市町村が軒並み全校全員加入制であるような面的定着をしている地域も有るようです。
岩手県のように県単位というところもチラホラ…
部活絡みいじめ自殺発生県ともほぼ一致する蓋然性が部活動が抱えている負の側面を呈しています。
部活動への全員加入制は文科省学習指導要領に違反する運用であるはずです。
SNS情報を総合していくつかの地域を特定しました。まだまだ少ないのですが紹介します。
 
都道府県
①岩手②山形③埼玉④福島⑤静岡?⑥鳥取? 

エリア
①愛知知多②愛媛南予③青森中弘南黒④青森西北五⑤青森南部
⑥宮城大崎⑦福岡筑紫⑧茨城県南⑨岐阜東濃(11/22New)⑩愛知東三河(1/12New)

市区町村
①愛知・一宮市②岐阜・多治見市(11/22岐阜東濃エリア全員加入情報が有り転載)③神奈川・川崎市②岐阜・下呂市
③静岡・浜松市④和歌山・田辺市
⑤青森・平内町⑥青森・今別町⑦青森・蓬田村⑧青森・外ヶ浜町
⑨福岡・福岡市
⑩茨城・八千代町⑪宮城・南三陸町⑫宮城・女川町⑬宮城・大衡村⑭宮城・大和町⑮宮城・大郷町⑯宮城・松島町
⑱宮城・七ヶ浜町⑲宮城・利府町⑳宮城・亘理町㉑宮城・山元町㉒宮城・川崎町㉓宮城・村田町㉔宮城・大河原町
㉕宮城・柴田町㉖宮城・丸森町㉗宮城・蔵王町㉘宮城・七ヶ宿町
(以下1/6New)

㉙愛知・岡崎市㉚愛知・碧南市㉛愛知・刈谷市
㉜愛知・豊田市㉝愛知・西尾市㉞愛知・知立市
㉟愛知・高浜市㊱愛知・みよし市㊲愛知・幸田町
静岡・湖西市

※青森県は県都青森市の1校だけ任意加入化されたばかりなのだとか、ほぼほぼ全員加入県。青森市以外の全市町村が網羅されるようにエリアや町村名を列記しました。

※浜松市全員加入情報入手後に静岡県全員加入県かも?情報があり、静岡県仮認定中。静岡ケンミンの皆さん、情報お待ちしています。

※鳥取県も中学生の部活参加率が高くアノ岩手県に次いで全国2位97%もの生徒が部活に参加しています。とても自然体とは思えません。鳥取県教委・鳥取市教委とも全員加入制を容認してもいます。全員加入県のニオイがします。ほとんど(もしかしたら全て)の中学校で全員加入制なのではありませんか?ということで仮認定しました。鳥取ケンミンの皆さんからも情報お待ちしてます。

※岐阜県多治見市のジュニアクラブ方式はヨソよりマシなだけ。平日毎日17時までの部活は全員加入制+全員顧問制です。17時からの延長練習を任意加入+地域指導者にしてるだけです。任意加入制にするとか部活の役割をジュニアクラブに委ねるとかできないものなのでしょうか?聞くところによると多治見市が含まれる東濃エリアが全校全員加入制なのだとか。多治見だけで任意加入化はできない非公式なシバリがあるんでしょう。エリア縛りがあるのは東濃地域だけでしたが下呂市も全員加入制。全員加入制の学校は岐阜県全域に多数存在しています。下呂市のような市町村縛りはありそうです。岐阜ケンミンの皆さん、情報をお寄せください!
※愛知県東三河地域情報を得ました。愛知県は知多地域を除く尾張地域と西三河の安城市以外は全員加入エリアの様相です。

※宮城県の町村部が全員加入制であると情報が有り追記しました。既出ですがエリア認定していました大崎地域の中心市:大崎市でも全員加入制ですので、県内他市も怪しいと睨んでいます。情報お待ちしています。

※川崎市の中学は任意加入が多いとの情報をいただきましたので抹消しました。

※安城市を除く愛知県西三河地域と静岡県湖西市が全員加入との情報をいただきました。西三河地域は安城市以外の自治体名を列挙しました。

※北関東3県や千葉県、神奈川県も部活全員加入校が多いという情報もあり市町村や地域による面的定着があると見立てています。

昨年、文科省が抽出ながら全都道府県に調査したところ3割の中学が全員加入制でしたが、
・スポクラなどに加入している生徒は免除している「原則全員加入」なので…、
・全員加入を規定しているのは生徒会則なので学校としては…、
・一年生全員が入部するように指導しているだけで校則などで規定してはいないし幽霊部員化することや正式に退部して他部に転部しないことも許容しているし…、
などと「全員加入制」ではないと言い張る学校や自治体も多いのだとか、調査対象になり全員加入制ではないと回答した学校なかにもそのようなスタンスの学校が相当数有るものと思われます。実態はイカホドなのやら…。そういう地域も含めて一覧にし実態をつまびらかにして世論に訴えていきたいと考えています。
 
これだけではないはずです。たくさんの情報をお待ちしています。
市町村やエリアが特定できたら追加掲載していきます。
 
余計なことをするな!中学生は部活でスポーツするものだ!我が地域の中学校で部活全員加入なのは四半世紀~半世紀の歴史が有り地域に根付いているのだからこのままで良いんだ!生徒数減少で全員加入にしておかないと維持できなくなる部が続出するからこのままにしておけ!全国大会目指して頑張っている我が子の部が潰れたらどうしてくれるんだ!我が子がレギュラーになって活躍できれば部活いじめで何人自殺しても関係無ェ!そういうお考えの方々も多いだろうと思います。ご意見もお寄せください。

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