2020年7月10日 (金)

一関小はリプレイスではなく桜町中校舎の転用を!

先日、一関市総合教育会議が開かれ、議題では無かったものの勝部一関市長から一関小校舎の建て替えに向けた検討に入りたいとの意向が表明されたという。昭和43年竣工ということだから半世紀ものの校舎であり老朽化・陳腐化が著しいのだろう。5年ほど前にプールをリプレイスしてしまったので本体の校舎は現地リプレイスありきで設計や予算確保だけの検討なのだろうが、あえて異論を述べたい。

桜町中学区を周辺校に分割して桜町中を閉校させ、校舎を長寿命化改修して一関小学校にすることを検討していただきたいのだ。桜町中OBの皆さんからは非難を受けるとは思うが…

一関小・桜町中とで小中一貫学区となっているが、近年の学年の人数は100人前後で推移しており現在は各学年とも3学級だ。ただ、小学校低学年は90人前後で、中学進学時に一関一高附属中や盛岡・仙台等の私立中学に行ったり、部活目的で他学区へ虚偽転居して越境通学(先月、市教委は市内の小学6年生全員に「部活目的の転居でもホントにそこに住んでそこから通学するんならオッゲー!」ってブリントを配ってたけど、ホントに引っ越す子なんかいなし、そんなプリント見せられたら「みんなやってるきたんだからボクもワタシも…」ってなるじゃん!)する生徒もいるので、桜町中に入学するのは80人を下回るかもしれない。35人学級制が拡大されていくとはいえ、近い将来に2学級の学年ばかりになりかねない。一関中も2クラ学年校になりつつあるし、マンモス校になるかと思われていた磐井中も今年度の1年生は4クラスしかない。両校とも空き教室が生じているはずだ。桜町中学区の南東側に隣接する一関東中も含めた4中学校の学区を磐井・一関・一関東の3学区に再編しても各校の教室は余るだろう。舞川中を桜町中に吸収統合する動きが有ることも承知しているが、舞川中に関しては東山・川崎との3校統合のほうが現実的なのではないか。前述の通り一関小は学年3学級、6学年で18学級である。桜町中は学年5~6学級だった年代も有ったろうから、桜町中校舎を一関小学校が使用することは可能だろう。一関小が桜町校舎に移転すると地主町などの児童は山目小を希望する可能性も有り、一関小で2学級学年が生じてくることも早晩あり得るとも思う。

学校の建設費用は国費で賄われる割合が大きいとはいえ、市の負担もゼロでは無いし、将来にわたって維持管理していく費用が必要なものだ。減らせるハコモノは減らすべきだろう。5年前に新しく作ったプールももったいないが、近くに使えるハコモノが有るのにリプレイスするのはもっともったいないことではないか?ユードームに隣接して作ったばかりの市営プールもあり、関小プールを市民開放用に温存するはムダだろうが、プールを残したまま校地を売却することもできよう、私学やスボーツスクールなどでニーズが有ることと思う。売れるものは売ろうではありませんか!

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2020年7月 7日 (火)

岩手県一関市大東地域中学校統合が決定、部活は強制やめて今から合同で!

2クラ学年校の大東中学校と1クラ学年校の大原中学校・興田中学校を統合することを一関市教育委員会で協議され了承されたそうだが、なんで令和6年なんだろう。早くやれば良いのに。

数年前、愛媛県八幡浜市に有った保内中と青石中を統合する際の説明資料が同市のホームページに公開されて物議を醸したことがある。その内容は…

 14 部活動
 (1) 部活動への加入 原則として、生徒全員部活動に加入して活動する。
 (2) 設置部活動(運動部10,文化部2 計12部活動)
    運動部男女共通(3):野球・サッカー・水泳
    運動部男子のみ(3):バレーボール・ソフトテニス・卓球
    運動部女子のみ(4):バレーボール・ソフトテニス・卓球・バスケットボール
    文化部男女共通(2):吹奏楽部・創造部
 (3) 入部方法について
    平成28年度新入生(現小学校6年生)は、上記の設置予定部活動に入部する。
    ただし、4月は仮入部期間として、正式入部は5月2日(入部状況によって変更の可能性あり)を予定している。

 (4) 統合に伴う転部について
    ア 平成28年度新2年生(現1年生)の中で、新規部活動への転部希望がある場合は、
     本人・保護者・学校が確認を行い、できるだけ今年度中に転部するかどうかを決定する。
     (保内中:水泳部 青石中:サッカー部、女子ソフトテニス部、男子バレーボール部、女子バスケットボール部)
    イ 平成28年度新3年生(現2年生)については、原則として転部は認めない。

最も非難を浴びたのは「生徒全員部活動に加入して活動する」である。愛媛県は岩手県や埼玉県のように県内全域の中学校が部活動全員加入制を取っているわけではないが、南予地域という八幡浜市を含めた広域市町村圏域だけは部活動全員加入制が一般的で、旧保内中・旧青石中とも部活動全員加入制であったから、統合後の新設中学校でも何の疑いもなく同様にしようとしていたらしい。結局、統合後の保内中でも部活動全員加入制は踏襲され、現在でも生徒全員がいずれかの部に入部させられている模様だ。

統合後の転部についても2年生には許容するが3年生には転部を許さず、各々の旧中学校で所属していた部を継続させるというもの。統合して部活の選択肢が増えるのだから望まない部活にやむをえず入部していたのなら3年生であろうが転部させてあげたいものである。

さて、大東地域の統合中学校だが、この八幡浜市の轍を踏んで欲しくないところだ。岩手県では部活動全員加入制は事実上、数十年来の「県是」であったが、スポーツ庁が制定した運動部ガイドラインを受けて制定した「岩手県における部活動の在り方に関する方針」では「校外のスポーツ文化活動に取り組む生徒に配慮する取組の推進」が盛り込まれて当該生徒に部活入部を強いないよう求め、文化庁の文化部ガイドライン制定を受けた同方針の改定では「参加を義務付けたり活動を強制しないよう留意すること」を追記して全員加入制の撤廃を求めたのであるから、「多様な部活の選択肢を維持するために、先生方が全員顧問をするために、生徒の入部を強制すべきだ」という小菅教育長先生のトンデモ持論はそろそろ引っ込めていただいて一関市も練習時間抑制&休養日拡大だけの市方針から脱却し全員加入制撤廃に舵を切るべきだろう。ちょうど、地区中総体(心の絆交流大会なる恩着せがましい名前の付いた代替大会だが…)が終わって、1・2年生チームが発足したところだろう。ほとんどの運動部は合同チームを組まないと新人戦に出場できないと思う、全員加入制で望まない競技の部でも仕方なく入部している生徒もいるのに。この機に統合予定の3校とも全員加入制を撤廃しつつ3校で合同部活動化して自校に無い部でも他校に有るなら転部することを許容されてはいかがか。今からこうしておけば、統合する年度当初に転部する生徒がいて混乱するようなことはなかろうし、統合時に維持される部活数をあらかじめ見通しておくことにもなる。

今年はコロナウィルスの流行で合唱連盟もNHKも合唱コンクールを中止したが、3校合同で特設ではなく通年合唱部の発足を試みても欲しい。岩手県だけかもしれないが両コンクール出場校の多くが運動部を引退した3年生中心の特設合唱部を占めてしまうのは嘆かわしい。この実態を運動部だけでなく文化面でも活躍させたと誇らしく語る校長先生方が多いのには閉口している。通年練習している常設音楽部の学校との実力差は歴然なのだ。勝ち負けにこだわるつもりはないが、やるんだったら勝負になるレベルで有って欲しい。常設部ができないなら特設部は要らない。3年生諸君には思い出作りにしかならない両コンクールに参加させることなく高校受験にギアチェンジさせて欲しいものである。

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2020年6月26日 (金)

部活動は任意加入制にするべし!岩手県「中学生スポーツ・文化活動に係る研究」に向けたアンケート結果に寄せて…

5月に開催された岩手県総合教育会議の資料や会議録が岩手県ホームページに掲載された。

そのなかで「中学生スポーツ・文化活動に係る研究」に向けたアンケート調査の結果が報告されている。

まず、中学生たちの入部の実態について。入部していない生徒が1パーセント程度いることがわかる。今年度の新入生から入部を強制しなくなった中学が少なからずあるとはいえ調査されたのは年末年始であり、ほぼほぼ全部の中学校が生徒全員に入部を強制していて若干の中学でクラブチームなどの校外スポーツ活動団体所属を条件として入部を免除していたのだ。入部したくないのに入部させられている中学生が相当数いることは想像に難くない。また、学校によってはサッカーのクラブチームやボーイズ・リトルシニアなどの硬式野球団体などに所属している生徒たちだけが籍を置くためだけの部:校外活動部を設置しており、統計上、彼らもまた学校の部活にも入部していることになっている。なお、今年度の新入生にも入部を強いた中学・高校が大半な模様だということは申し添えさせていただく。

校外活動に所属している生徒の割合、なんと35%(スポーツ25%+文化活動10%、両方やっている生徒もわずかだがいる…)にも上る。部活動休養日に〇〇中〇〇部とは名乗らずに公共施設を借り受けて部員たちを招集し事実上部活をさせる闇部活のことを生徒たちにも校外活動団体だと言い張らせている裏返しかもしれないし、もともと独立したスポーツ団体なのに中学の当該競技部と表裏一体となっていて部員全員がそのスポーツ団体にも所属しているケースも有るので、額面どおりには受け止められまい。大規模校より小規模校の方が校外活動参加者が多いということや小規模校では生徒が校外のスポーツ活動もしていると回答していても活動していないと回答した親が多いというのもはそういった要素によるものではないか。彼らを割り引いて純粋な校外活動団体に所属等しているのは10%程度ではないかと推量するが、実態はどうなのだろう。

週末の休養日が無いと回答している生徒や保護者が15%いることは大問題だろう。上述したとおり、部活としては休養日でも闇部活行為が横行していて実態上は部活をしているのである。経緯がわからない1年生親子には「土日両日とも部活だ。休みなんか無い。」としか理解されていないのではないか。闇部活をやめるか、部員全員退部させて校外団体化してはいかがか。全員加入制の撤廃とセットだが。

部活動は希望者だけ入部させるか全員に強制するかも問われている。生徒・教員・保護者で差異が有るものの、希望者のみが55~65%、全員強制が20~30%、どちらでも良いが2割前後である。昨年、岩手県における部活動の在り方に関する方針が改定され「部活動は参加を義務付けたり活動を強制することのないよう留意すること」と盛り込まれて全員加入制の撤廃を県内全市町村・全中学高校に求めたのであるが、頑なに全員加入制を維持しようとお考えな市町村教育長先生や校長会長先生、県中体連の理事長先生の抵抗で実装されていない市町村・中学・高校が大半なままだ。希望する生徒だけが部活に入部する任意加入制に転換することに大きな抵抗は受けないのではありませんか、そして抵抗しているのはあなた方なのではありませんか、一関市教委小菅教育長先生!岩手県中体連二階堂理事長先生!

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2020年6月25日 (木)

県教育庁がどんな施策に取り組んでも学校現場に発奮を促す文書を出しても『はいはい、また来ているよ』と右から左に受け流されて…

記事の内容、妹尾氏のコメントはそのとおりなんだけど、気になったのは県教育長の「校長にもそういう人がいたと思います。」という言葉。岩手県で部活動の在り方に関する方針が変わって全員加入制の撤廃を求めても、そしてそのことを県議会で佐々木努県議や斉藤信県議が清川課長と舌戦を繰り広げても、全てでは無いとはいえ大半の中学・高校では今年の新入生にも部活動入部を強いたままである。「はいはい、また来てるよ」でやり過ごすことを市町村の教育長や中学校長会長、中体連会長、ブロックの高校長会長、高体連会長などが各学校に公然と求めているのではないかと思えるほどである。

 

 沖縄、全国学力テスト「最下位脱出」の光と影

 

各学校に可能な限り多くの部を可能な限り維持していくために生徒全員に入部を強いざる得ないとか、生徒全員が部活動に入部していることが誇らしいとか、学校外の団体に所属して高いレベルのスポーツをするのならともかく何もやらないことは許せないとか、市町村教育長先生たちの強い御信念によるものかもしれないが、昭和44年以降の学習指導要領(市町村教育長は小中学校長OBが大半だろうけど、それ以前から教壇に立たれていた教育長はもうおられないはず…)や部活動ガイドラインなどの諸指針(文化部ガイドラインの「参加を義務付けたり活動を強制しないように留意すること」は運動部ガイドラインFAQのQ8「部活動は生徒全員が参加しないといけないのですか。」に対するA8「部活動への参加を強いることがないよう留意しなければなりません」を肉付けしたものであり、もともと生徒全員に入部を強制することはまかり成らないものだったということなのだ)、そして全員加入制の中学校が3割まで減っている全国調査結果という現実を受け入れるべきだと思う。

タダでさえ多忙な学校現場に文科省や県教委の指示を全てヤレというのはビルド&ビルドで心苦しいが、部活動の全員加入制を撤廃して生徒に学校のいずれかの部に入部を強制するのをやめることは数少ないスクラップ要素ではないのか?とっとと、撤廃して欲しい。

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2020年6月21日 (日)

部活目的の転居を誘発するに違いない一関市教委のトリガー書面

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こういう書面が一関市内の各小学校で6年生の家庭に配付されたという。子ども一人だけの転居を届け出て実際には居住せずに、越境通学をして希望する活動の部に入部する行為があまりにも横行していて、小規模校化に拍車を掛けている実態を看過できなくなったのだろう。文句を言わずにおとなしく生まれ育った学区の中学に入学して、不本意な競技や文化活動であろうと部活やれ!とでも言いたいのだろうか?今さら…

部活を回避したい生徒や保護者もいるだろう。多様な文化部が有ることを情報入手あるいは期待して街場の比較的生徒数の多い学区へ転居(虚偽を含めて)させてきた家庭もあったことと思う。

こんなことはほとんどの市民は知っていて、好ましいことでは無いのだからとこの手段を取らずにお子さんに我慢させた家庭も有っただろうが、この書面を見て「あー、ヤッパリみんなやってるんだ」と思ったに違いない、保護者だけでなくお子さんたちが。「〇〇部が有る✕✕中に行きたい」、「リトルシニアやボーイズに所属したら部活が免除される△△中に行きたい」…そんな子どもたちの思いを押し止めきれるだろうか。逆にこの書面を見て思いを強めたお子さん、保護者さんが多いのではないか。先生方や市職員さんたちにも我が子に虚偽事由越境通学をさせたり、自分自身がそうしてきたりした、身に覚えがある人がいるんじゃないか?どうなんですか、小菅教育長先生!

書面の後段に「住所変更の理由が希望する部活動加入を目的としたものであっても、基本的にそこに住み、実際の居住地が住所と一致していれば問題となるものではありません。」とまである。そうなのか、ホントに引っ越せば良いのか!って、みんな思ったんじゃないか、これ読んだ6年生諸君も保護者さんも先生方も。部活動のためにホントに引っ越してしまうお子さんやご家庭が続出するかもしれない。いずれにしても、生まれ育った学区から希望する部活動そのものや部活動を実質的に回避することを目的に、虚偽であれ実態であれ転居する小学六年生とその家庭を誘発するトリガーになってしまうと思う、この書面は。

地区中総体の代替大会が実施されているが、合同チームが少なくない。一関市教委の小菅教育長先生は合同チームで大会に参加することがスポーツ庁が制定した運動部ガイドラインや文化庁が制定した文化部ガイドラインで提唱されている合同部活動だとおっしゃっているようだが、求められているのは部の組成単位を学校ごとでなく複数校合同にするとか、自校に無い部活を希望するなら近隣校の部に入部できるようにするとかだ。そのようにして大概の部活を選択できるようにすることのほうが、部活目的の虚偽を含めた転居を抑制する方策にもなると思う。

ちなみに、岩手県の部活動の在り方に関する方針には
①校外のスポーツ・文化活動に取り組む生徒に配慮する取組の推進(一昨年の県方針制定時から存在)
②参加を義務付けず活動を強制しないよう留意すること(昨年の県方針改定時に追加)
と有るのに一関市や市立各中学校の同方針はこれらが割愛されたままになっている、ていうか、県方針が改定されたのに一昨年の年末に作ったA4ペーバーのまんまでしょ!市の方針。

部活目的転居を誘発するトリガー書面を配付するより、これらを具備してナゼだか各校生徒会則に有る全員入部規程を撤廃させる方が先ではないか。地区中総体の代替大会が終わったところだ。方針を転換するには好機だろう、3年生が引退して単独で大会に出られなくなる部が激増することだし。本来的な合同部活動はその先にあるものと思う。いかがだろうか?一関市教委小菅教育長先生!

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2020年6月10日 (水)

高校全校部活動方針改定済は事実ではない!一関二高だけか、それとも…

ちょうど3ヶ月前、3月10日の岩手県議会でこんな質疑が有ったことを当日のうちにブログ記事にしている。

岩手県の高校全校でガイドライン改定完了しているんだって?ホントかねぇ… そして、中学校はどうなってんのサ!

岩手県版部活動ガイドラインである「部活動の在り方に関する方針」が昨年8月に改定されていて、県立学校と各市町村教委には直接、市町村立中学・高校には市町村教委を通じて、同様に改定することを求めており、この3月10日の時点で全33市町村のうち16市町村と高等学校全校で改定を済ませていると県教委は答弁していたのだった。ということは、少なくとも高校は新年度から部活動全員加入制は撤廃されるのだろうかと半分期待しつつもアテにならないなぁとも感じていた。そして…

愚息が通学している一関二高でコロナ渦の中、PTA総会が書面総会となり、議案を承認するかどうかだけでなく議案についての質問や意見を募られた。部活動の遠征費用等をPTAの特別会計的なもので支弁している高校が多いことと思われるが一関二校でも同様で、その予算案も提案されていたから「学校における部活動の在り方に関する方針を生徒と保護者に示して入部の強制を撤廃し全学年とも中途退部して未入部になることを許容されたい」と意見を提出していたところ、先週、審議結果と合わせて個々の質問・意見に対する回答が配布された。私の意見への回答は「部活動にかかる活動の方針では昨年度まで全員加入が望ましいとなっておりました。現在、任意加入を含め検討中であります。もう少しお時間をいただきたいと思います。」というもの。つっこみどころ満載の回答である。
まず、3月10日の県議会で県教委の清川保健体育課長が答弁した「高校は全校で部活動の在り方に関する方針の改定を終えている」は謝りだったということになる。県教委が各教育事務所を通して全高校の状況を調査していたのだろうから、虚偽報告をしていたのは一関二高なのか県南教育事務所なのか。
また、もともとの「部活動に係る活動の方針」なるものは生徒にも保護者にも学校ホームページでも公開されていない。方針で謳われている「全員加入することが望ましい」という文言が昨年の新入生や保護者へ「強制ではないが強く推奨します」ぐらいならともかく「いずれかの部に入部しなければならない」と説明されたのもおかしい。今年の新入生及び保護者にも同様の説明であったらしい。
そもそも「各学校における部活動の在り方に関する方針を策定して生徒と保護者に示せ」と一昨年に指示されたのに一関二高では名称が「部活動にかかる活動の方針」というのは、そういう方針が従前から有って一昨年制定の県方針にあわせて修正したが昨年の県方針改定には対処していなかったというならマシだとしても、制定当時の県方針にすら従わずにいたから未公開だったのではないか?
それに「全員加入が望ましい」なんて文言が有ったのは昭和44年以前の学習指導要領だ。しかもそれでさえ、生徒が全員加入することが望ましいが個々の生徒が自主的自発的に入部することによってそのような常態になるよう働きかけましょうみたいな書きぶりであったはずだ。(岩手県のほとんどの中学高校で生徒会則に全員入部規程が盛り込ませられているのは「生徒会則なら生徒の自主的自発的総意で強制入部にできるだろう」と悪知恵を働かせた先人がおられ、中学校長会・高校校長会・中体連・高体連・高野連・岩教組・高教組が各学校に落とし込んだのだろうと私は睨んでいる。当時の県教委も非公式に賛同してたのではないかと思う。県教委は記録も記憶も無いそうだが…)まさか「全員加入が望ましい」という文言が温存されたままの「部活動に係る活動の方針」なるものは半世紀も前から手つかずのままで、今回のPTA書面総会で変な意見が出されたものだから、書棚の奥から引っ張り出してきたんじゃないでしょうねぇ。
こういう状況って一関二高だけなんだろうか?有る知人の話だと岩谷堂高校3年のお姉さんは中途退部させてもらえたというし水沢高校1年生の弟クンのほうは部活入部を求められなかったという。県方針改定に追随している学校も有るのだろうけど、高校は全校で部活動の在り方に関する方針を改定し終えているという県教委の見解は実態とは乖離していると想定すべきだろう。県教委や教育事務所から照会を受けた時点でまだ何もやっていなくても新年度までには対処できるだろうからと「改定しました」と回答しておいたがコロナの対応で手つかずのまま新年度を迎えてしまったような高校もお有りなのではないか。だから、これまでのことはもう良い、もしも一関二高のように改定していなかったりもともとの方針を作っていなかったりするなら、県方針をコピペして学校ホームページに掲載し、中途で退部したい生徒を容認してほしい。高校だけではなく、市町村や中学校も同様である。改定しておきながら「参加を義務付けたり活動を強制しないよう留意する」を割愛した市町村や学校が少なからず有り、当然のように全員加入制を継続している学校が大半な実状でもあるらしい。中総体・高総体の代替大会や何らかのイベントがあるようだが、それを終えてからでもよい。早期なタイミングで実現していただけることを願う。

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2020年5月25日 (月)

岩手県の教員採用試験に私見「熟考のうえチャレンジしてほしい」


中高の先生になろうとしている学生さんたちへ
生徒の部活加入強制性が一掃され、部活動指導員が大量投入されるか部活が地域移行されない限り、全員顧問制が続くものと思う。中学の部活に父母会練習や中学生スポ少が付帯するようになって何十年も経つが練習時間延長ツールでしかなくて皆さんが中学生だったときもそれらも含めてブカツだったと思う。部活動ガイドライン=部活動の在り方に関する方針で土日どちらかは休養日になったけど、皆さんが中学生だった頃、隔週日曜日が休養日だったのに毎週末土日とも練習試合だったように、父母会やスポ少がナンチャラスポーツクラブって言い張って公共の体育館やグラウンドに部員を招集して練習してるのもご存知のことと思う。部活動ガイドライン=在り方に関する方針で「参加を義務づけたり活動を強制しないよう留意すること」ってされたのに生徒の全員加入制をナカナカやめようとしない中学・高校が大半だ(今年の新入生から未入部を容認し始めた学校も少なからず有る模様だが…)。当面は部活動顧問を免れることは無いだろう。しかも、小学生のスポ少や中高大の部活でやってきた競技や吹部・音部を任されるとは限らない。運動部しかない学校も少なくないしメジャーな競技が揃っている学校なんてほとんど無い、音部が有る学校は珍しい存在だし、吹部が無い学校も少なくない。高校も吹部・音部どちらも維持できている学校ばかりではない。合唱連盟やNHKのコンクールに何十校も中学が参加してるがそのほとんどは運動部を引退した3年生中心の特設合唱部だ。母体になる常設の音楽部が有って、応援メンバーが加わるならともかく、全員掛け持ちの特設部を作らせてまで参加校を増やそうというヤリカタもどうかと思うところだ。
小中高大ずぅっとブラスやってきても運動部顧問、ずうっとコーラスやっててもブラスしかなければブラス顧問、それも無ければ運動部顧問で唱連コン・Nコンを前にした夏休み前後だけ特設合唱部「も」やらされる、メンバー集めの段階から任される、たまたまでも顧問をさせられてる運動部が東北大会や全中にコマを進めてしまっても両方やらなきゃない…
改革を進めようと活動されている先生方が少なからずおられるが、まだまだ、それらのことを覚悟していただかなければならない状況が続いている。今の状況があと何年で改善されるのか、正直言って分からない。皆さんが教壇を降りられる頃でもさほど変わらないでいるかもしれない。数年間我慢していれば変わってくれるだろうとは残念だが言えない。
未経験のスポーツでも運動部顧問を厭わないという気概が持てるのであれば採用試験にチャレンジしていただきたいが、そうでないならお薦めできかねる。熟考されたい。

2020年5月22日 (金)

部活動ガイドラインが制定・改定されても全員加入制をやめられない市町村や各学校ばかりなのか岩手県

最近、花巻市がホームページ掲載していたことを発見し、そのことをツイッターで紹介したら、フォロワーの皆さんから祝福の言葉をたくさんいただいたんだけど、この花巻市でわずか6市町村め。しかも、そのうち県方針どおり「参加を義務付けたり活動を強制しないよう留意する」という文言を盛り込んだのは宮古市、住田町そして花巻市だけだ。「こそばゆい」なんてものではなくハッキリ言って恥ずかしい!

3月10日(火)、岩手県議会での県教委答弁で、昨年8月に県方針が改定されて追随した市町村が16(県内14市15町4村計33市町村)に止まっていたことが答弁され、その改訂版をホームページに掲載した市町村は宮古・住田・釜石・大船渡・普代の5市町村に止まっていたことは以前に紹介したが、約半数の市町村が県方針改定に追随したとは言っても釜石市・大船渡市・普代村のように全員加入制撤廃の部分は割愛したところが多かろうと類推せざる得ないし、宮古市では市方針が県方針同様に全員加入制撤廃を盛り込んだのに今年の新入生にも全員が部活に入部するよう求めた中学が有るのだとも聞いていて住田町や花巻市でも同様だと思われる。

結局、県内全域的にほとんどの中学校では新入生を含めた全員加入制が継続されたものと思われるし、教育長が頑なに強制入部を続けさせると市議会で答弁していた一関市なんて市方針の改定を先送りし、花泉中学校が平成31年度新入生から「学校外のスポーツ文化活動に取り組む生徒に配慮する取組」で校外活動をしている生徒の部活入部免除(一関市の教育長先生が「当市にも任意入部制にしている中学が有る」と昨秋の市議会で豪語していたのはこのことっぽい、トホホ…)を継続しただけで全校全員加入のまま学校と部活が再開されたものと思う。

岩手県でも県中総体の中止が決定し、各地域で中学三年生の花道大会が模索されているようであるが、勝ち進むべきものが無く、大会の勝ち負けに関係無く、各学校の部活動は仕切り直しのシーズンを一斉に迎える。学校の部活動が再開されているのを横目に全国組織の指示で活動自粛を続けてきた硬式野球や女子野球、サッカーなどのクラブ団体も活動を再開され始めてきている。
今年度の部活動はコロナ感染対策で感染リスクが不安な生徒にまで参加を強制しないように県教委から通達されてスタートしたはずである。どれほどの実効があったのか定かではないし、各学校がちゃんと生徒や保護者に説明して活動不参加を許容したのか、甚だ怪しいと感じている。前述したように今年も新入生全員に入部を強制してしまった中学が大半だとは思われるが、ほとんどの校長先生方は国や県が全員加入制の撤廃を求めてきていると認識されていることと思う。特に県中体連幹部に名を連ねている校長先生なら尚更ご存知のはずだ。県中体連会長校が全員加入制を続けていようが、自治体教育長が全員加入制維持論者だろうが、まずは1~2年生の中途退部を許容して3年生引退後の部活動をリスタートさせてほしい。クラブ団体さんたちに中学生たちが集ってくれるためにも…

そう言えば、高校は部活動に関する方針は全校改定済だったよね?相変わらず生徒や保護者に何の説明も無いままの学校がほとんどっぽいんだけどなぁ…

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2020年5月 5日 (火)

緊急事態宣言下の岩手県中総体は地区大会をせずに合同チームで競わせたい

中総体は全中や東北大会の不開催が決まっていて県大会も不開催が決定した隣県も有る。岩手県中体連は5月1日(金)に県大会を出場校数を絞り無観客で開催することとしつつ新型コロナ肺炎感染拡大の状況を見定めて5月19日(火)に開催可否を決定することとしていた。
緊急事態宣言が5月31日(日)まで全都道府県を対象にしたまま延長されたところであるが、社会生活の自粛については各都道府県の判断で段階的に解除させることとなり、岩手県では県立学校と大半の市町村立学校が4月30日(木)と5月1日(金)を休校にし4月29日(祝)~5月6日(祝)の8日間部活動もオフにしてきたが5月7日(木)から学校も部活も再開させる運びとなった。
ちなみに内陸南部の7市町では4月30日(木)と5月1日(金)を休校にしなかっただけでなく4月29日(祝)や5月2日(土)~5月6日(祝)の5連休にも部活動を実施した市町もあるほどで、6月の地区大会と7月の県大会を見据えた通常モードのゴールデンウィークを過ごさせている。
学校だけでなく、女性がお酌してくれるスナックやらデパート・モールなどの大規模商店、映画館なども5月7日(木)から自粛要請を解くということであるから、無観客縮小開催とはいえ、例年の日程で地区大会も県大会も実施されることになるのだろう。

フツーに考えれば、県大会出場校を絞ることになるなら、各地区の代表校を少なくすることになる。例年にまして地区大会にかける生徒たちばかりでなく親たちの意気込みまでが過熱してしまうのではないだろうか。地区大会が実施される6月はコロナ感染のリスクがまだ高いかもしれない。そういう時季に地元の地区大会をすれば、いくら無観客なので観戦を控えて欲しいと呼びかけても多くの親たちが駆けつけてしまいかねないし、生徒たちだけでも「3密」と呼ばれる環境にさらされてしまうだろう。万が一にもそこで感染が広がったら県大会どころでは無くなってしまう。地区大会をしないで県大会に出場させる生徒をセレクトしてはいかがだろうか。

先述したが、今年は東北大会も全中も無い。今年の中総体は3年生の花道ゲームでしかなかろう。原則として単一中学校の生徒によるチームでなければ出場できないという参加規程は無視して、各地区で選抜チームを組んで県大会に参加させないか。同一地区で各学校のレギュラーメンバーを互いにご存知のことと思う。地区予選をせずに各校顧問の合議でチームを構成できるだろう。

3月の休校期間は部活も休止させられていた(闇部活スポクラを黙認していた学校が有るかもしれないが)し、4月に再開した部活は練習時間抑制が厳格化されたり、父母会スポ少や闇部活スポクラがほとんど練習できなかったりしたはずである。公共施設の利用停止や学校施設の開放停止でGW中も父母会スポ少も闇部活スポクラもできなかったはずだ。人数が足りないからと入学したばかりの1年生までレギュラーメンバーにするのは厳しいだろうし、2年生たちにしてもこの異常な環境下で大会に出さずとも良かろう。希望する3年生だけで地区内合同でチームを組んで県大会に臨ませてはいかがだろうか。

あえて「希望する」3年生だけでと書かせていただいた。全中に繋がらない県大会にモチベーションが持てない3年生もいるだろうし、部活動以外の活動にウェイトをシフトしまった3年生もいるかもしれない。そして、天下に名だたるほぼほぼ100バーセント全員加入制で、かつ、限られた運動部しか選択肢の無いような中小規模校の多い岩手県で、望まない部で嫌々渋々活動させられてきた3年生だっているに違いない。出なくて良いなら出たくないと思っている3年生がいるはずだ。地区や競技によっては彼らを除外する程度でメンバーが決まってしまうことも有りそうに思う。

何度も述べてきたが部活動の入部が強制だなんてことは全国的にはイレギュラーなことだ。岩手県も部活動の在り方に関する方針を昨年8月に改定した際に「参加を義務付けたり活動を強することのないよう留意すること」と盛り込んだのは全員加入制撤廃命令で有ることは明々白々、ご存知のはずである。3密を招きかねない地区予選を開催せずに県中総体へ最小限の生徒たちを送り込むためにも、しらばっくれるのはいい加減おやめいただけないか。一関市教育委員会K菅教育長先生!岩手県中体連N階堂理事長先生!

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2020年4月24日 (金)

ゴールデンウィークで休校&部活オフにはなるけれど…

岩手県でもゴールデンウィークに再休校+部活再休止することになったが、視点を中学生の部活サイドにして考えると順番が違う気がした。

だってさ…

3月から公共施設は中高生団体に利用させなくなった
→父母会スポ少としての練習は学校の体育館・グラウンドでの延長練習しかできなくなった
 闇部活スポクラとしての練習は活動場所を失って活動休止に追い込まれた

4月半ばから学校施設の地域開放が休止された
→学校施設でも父母会スボ少としての延長練習ができなくなり部活本体の練習だけで切り上げさせられた

GW中の4/30・5/1両日休校&4/29~5/6部活休止
→短期間とは言え部活本体も完全オフ

かと思ったら、一関市・平泉町・花巻市・遠野市は30日・1日も授業するんだってさ。まさか2日〜6日にも部活をするのだろうか?他の市町村はどうなのだろう…

4月から授業を再開したことは微妙だけど部活まで再開して良かったとは思わない。でもまぁ、結果的に外堀から埋められてきたようなもので、BDKや外部コーチ、父母会で顔が広くて声が大きい人なんかも諦めてくれるのかな。逆だったら第二・第三の闇部活ツールが編み出されて、例年どおり、強化練習で覆い尽くされるGWになったのかも。そうは言っても第二・第三の闇部活がとっくに始まってるのかもしれないが…

あとは、5/7から学校の授業も含めて再開できるような状況ではないと思われるので、それをGWの最終日5/6にバダバタと決めるのでは無く、4/28までに決定して周知されてほしい(たまたまだが内陸南部の諸市町は県の意向に反して4/30・5/1は登校日である、せめて4/30には発表して5/1に家庭連絡や関係者への周知を…)と願うばかりである。

そう言えば、中学校バレー部と表裏一体で活動しているE刺やKケ崎の両JVCはどうしてるんだろうねぇ?公共施設はJVCにも部活父母会にも貸してくれなくなり、学校体育館も部活父母会にもスポ少にも貸してくれず、中学校バレー部を隠れ蓑にしても部活休止にされて、八方ふさがりか?学校部活が足かせになって困ってんじゃねぇの?多くの学校外クラブもそれぞれの連盟や協会から自粛要請が出ていたり、施設利用が止められたりしていて、活動休止になっているということだし、部活と表裏一体だから何でも許されてきた異常な立ち位置を振り返ってみられてはいかがか。この機会に部活と縁を切れば(団員たちが部活を退部できるように学校や自治体教委と交渉する必要が有ろうけど)自由度が上がると思うぜ。

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